第7病棟

第7病棟は精神療養病棟です。患者様が毎日の療養生活を安心安全、穏やかに過ごせるよう日々ミーティングを重ね奮闘しております。入院患者様の疾患は混在していますが近年認知症患者様が増え半数以上を占めています。長く療養されている方も年々歳を重ねADLの低下が見られるため職員は転倒、転落の事故予防には細心の注意をはらい取り組んでいます。

先日5月19日には病棟レクとして映画鑑賞を楽しみました。おやつとしてお出ししたフルーチェを頂きながら皆さんで楽しいひと時を過ごす事が出来ました。

2021年5月1日より外来担当表が変更になります

第1病棟

こんにちは。第1病棟は、ご入院されたばかりの患者様が多く、日々のストレスや気持ちに落ち着きを取り戻してもらうために、様々な関りをしています。

今回の病棟レクはホールにて映画鑑賞会を実施しました。41名の患者さんが参加してくださりました。普段OTに積極的でない患者さんも鑑賞してくれており、皆さん笑顔でした。車椅子の患者さんや他患との交流が苦手な患者さんも、映画鑑賞であれば参加しやすいと感じたので、また映画鑑賞会を実施したいと思います。

デイケア「展覧会に向けて~その①~」

 

五月晴れの日が続き、今が一年でもっとも快適な季節ではないでしょうか。
こんにちは、デイケアです♪

当院デイケアでは、今年度の展覧会に向けて『希望の星』をテーマに、メンバー全体で作品作りに取り組んでいます。今回は、その中の作品3つについて簡単に紹介したいと思います。

作品その1は、会場門です★
お花紙を丸めて作った一つ一つのパーツを組み合わせて、それを地球の模様として活用します。言葉だけでは完成イメージが付きにくいと思うので、完成するまでは、途中経過の写真を見て色々と想像して完成した門をイメージしてみて下さい♩

 

作品その2は、星のカーテンです★★
これは、色画用紙を用いて一つ一つ丁寧に折り、立体的な小さな星を作ります。それを沢山紐に吊るし、壁に飾ると星のカーテンとなるわけです♩私達は作っている星のことを『ラッキースター』と呼び、メンバー皆さんで毎日たくさんラッキースターを作っています!

 

作品その3は、壁に飾る惑星です★★★
これは、段ボールで惑星の型取りを行い、そこに絵の具などで色付けをしていきます。

 

今回は、メンバー全体で取り組んでいる作品3つについて紹介しました。コロナ禍ということもあり、展覧会がいつ開催されるか時期は未定ですが、今後も作品の制作経過を投稿していこうと思います。

完成品が投稿できる日が来るまで、お楽しみに♪♪

第3病棟

第3病棟です。当病棟では4月に花見や誕生会を実施させて頂きました。中庭で花見をしながらみんなで体を動かし、患者さん皆さんに笑顔が見られていました。

また、誕生会では誕生日の患者様に普段病院食では出すことができない食べ物を提供するなど皆さん喜んでいらっしゃいました。今後も患者さんに喜んでいただけるよう病棟として取り組みたいと考えています。

第2病棟

こんにちは。第2病棟です。

風薫る5月となりました。私たちの病棟は男子の開放病棟ですが、本来であればこの季節外出指導などで病院近隣へちょっとした散歩や外出などの際、新緑があふれる中、生活訓練への大きな弾みになるところですが、あいにく新型コロナウイルス感染症の終息に目処が立たないまま2年目となり院外への外出にも色々制限が伴う状況が続いています。もちろん作業療法などに中庭で外の空気や季節感を感じ、病棟の窓からも景色を堪能することはできますが、患者様にとっても支援していく職員にとっても歯がゆい思いを感じています。ただ、今はとにかく患者様の安全をお守りすることを第一に考え、感染対策などで加わっている入院生活のストレスを軽減できるよう引き続き取り組んで行こうと思っています。

リワークデイケアについて

リワークとは、returntowokeを略した言葉で復職を意味しています。

うつ病などが原因で休職されている方や退職されている方の復職、再就職を支援しています。

治療と自宅療養を経て復職しても急激なストレス負荷が高まることにより再発を招くことがあります。気分に波があるものの、ある程度睡眠や生活リズムが整った段階になった頃がリワークデイケアの開始時期です。

当リワークデイケアでは段階に応じて導入クラス、活動クラス、復職準備クラスの3つのクラス制と復職後はフォローアップクラスを設けております。

導入クラスで生活リズムを整えることを目標にしており、活動クラスでは講座(病気のセルフケア講座、職場の人間関係づくり講座、職場復帰のための集団認知行動療法講座)を受講し、自身の傾向や疾病対策などを学んでいきます。復職準備クラスでは職場を想定した、より実践的なプログラムで学んでいただいております。

さらに専門職員(医師・看護師・臨床心理士・作業療法士)による個別担当制を実施し、個々の症状、体調、目的に合わせて治療を行っております。定期的な個別面談で疾患や生活、仕事の上での困り事や不安事等ご相談いただき、復職をサポートしております。

復職、再就職されたあとも職場での悩みや消化しきれない事をピアサポート、個別面談を通して整理していきます。「生活リズムを整える」「体力をつける」「同じ体験をした仲間と分かち合う」「再発・再休職防止の手立てを学び考える」の4つの軸を重視する事で再発を防ぎ、病気のコントロールをしながら健康的で自主的な生活を維持していけることを皆さんと目指しております。

見学については外来通院中や入院中より可能です。対象患者様がいらっしゃいましたら是非リワークデイケアまでご相談してください。

第8病棟について

戸田病院、第8病棟は、ストレスケア病棟であり、病床数50床。専従の心理士1名、精神保健福祉士1名が配属しております。第8病棟はうつ病圏の患者様を対象にした病棟であり、精神療法、心理療法、作業療法、看護面接などを個別的に実施しております。

全国的に高齢化社会となった今は、認知症の患者様が多くなり、軽度の認知症の患者様の入院を積極的にお受けしております。発達段階的にも、老年期は孤独で抑うつ、空虚感などの様々な精神への支障をきたす時期であり、その心の障害をケアすることを日々スタッフ一同心がけております。

今後、高齢患者様の意欲の向上にもつながるようなプログラムをチーム一丸となり取り組んでおります。

入院電話相談

戸田病院入院受付は、戸田病院の入院に関しての窓口として、迅速・誠実に真摯な対応を心掛けています。

医療機関様やご家族様に「精神科疾患で困ったら戸田病院に相談しよう」と思って頂けるように日々業務に励んでおります。

入院電話相談係の業務内容

入院電話相談係では、お急ぎで入院を希望される方へ、可能な限り早くご入院いただけるよう、手続きをおこなっています。

当日入院受け入れ

入院相談で本日受け入れ希望も可能ですので、詳しくは下記のフリーコール宛にご相談ください。

入院のご相談 0120-901-116(通話料無料)

※入院については下記のリンクもご参照いただけます。

入院案内 | 戸田病院 (toda-hp.jp)

心理室について

心理室は、外来診療および入院治療、社会復帰、再発予防に至るあらゆる場面で心理学的なサポートを行っています。

スタッフは臨床心理士・公認心理師の資格を持ち、常に高度で専門的な知識と技術の提供と研鑽を心掛けています。そして他職種との協働や連携を図りながらチーム医療を日々実践しています。

患者様が心の健康を取り戻し、自己実現できるよう、様々な心理プログラムを提供しています。

 

<主な活動内容>

☆カウンセリング(個人心理療法)

心理的な問題や課題を抱えるさまざまな精神症状で悩んでいる方を対象に、その方の状態の改善や問題・課題の解決力を伸ばすために、主に対話による面接を行っています。

☆心理検査

診断・治療の見立てや効果測定に役立てるため、また患者様への病態の説明や自己理解を促進するためなどに、知能・発達検査、人格検査、認知機能検査など、様々な心理検査を実施しています。結果は治療スタッフと共有するだけではなく、ご本人へのフィードバックを行います。

☆心理教育プログラム

患者様が治療を受けるにあたり、疾患への理解を深め、正しく治療に取り組み、回復することができるよう、疾患の説明や治療方法、社会復帰に関する情報提供を、主治医や他のコメディカルスタッフと連携しながら行っています。

☆SST(Social Skills Training)

退院後の社会生活を円滑に送ることができるよう、コミュニケーションスキルの獲得と向上を目的としたプログラムです。個々の患者様の課題を明らかにし、スタッフを含めた参加者全員で課題をクリアするためのテーマ、ゴールを話し合い、ロールプレイと実践、振り返りを行い、スキルアップを図ります。

☆集団心理療法(主に静養病棟とストレスケア病棟で実施)

集団での対話を中心として、自己洞察を促進したり、認知機能の維持・促進を目指す小集団による心理療法です。病棟ごとの患者様の疾患や状態に応じて、対話だけでなく、芸術療法や回想法などを取り入れて実施しています。

☆実習生指導

社会貢献の一つとして、臨床心理士や公認心理師を目指す大学院生を実習生として受け入れ、指導にあたっています。