『2019年6月行事食献立』

『2019年6月行事食献立』

今月の行事食は、患者様に人気の高いパスタをテーマに企画しました。
メインの魚介のトマトソースパスタは、イカ、エビなどの魚介類がたっぷりのバターを加えたソースに

ニンニクを加えてソテーした魚介類:えび、いか、あさりを上からトッピングしたことできれいな盛りつけを意識しました。

魚介類には、豊富なたんぱく質が多く含まれていて、筋肉など体の組織を作るのに欠かせない栄養素です。イカに含まれるタウリンは肝臓機能を高め、生活習慣病(高血圧や糖尿病など)の予防効果も報告されています。サラダは、彩野菜のイタリアン風。

デザートのレアチーズムース(ブルーベリーソースがけ)は、チーズと生クリームの濃厚なムースにさっぱりと少し酸味のきいたブルーベリーソースをかけました。

ぜひお楽しみ献立を楽しみに元気にお過ごしください。

(戸田病院栄養課)

「ひなまつり」の献立

『平成31年3月ひなまつり献立』
ひなまつり献立として
ちらし寿司、ふんわり豆富の煮物、桜餅風カップデザートの提供を行いました。

形のかわいい花形、カニかま、錦糸卵、絹さや、紅生姜などの鮮やかな食材を多く取り入れています。
春らしい気分を感じていただければ幸いです。

ミキサー食のアートも暖かくなった季節にあわせ、やさしい二色使いで仕上げました。

平成31年2月バレンタイン献立

『平成31年2月バレンタイン献立』

バレンタイン前夜におたのしみ献立の提供を行いました。
シュリンプサラダに卵たっぷりのスープ。
ほっくり甘いかぼちゃグラタンにもハートを飾っています。

チョコムースがけで2層の手作りミルクプリン。
好評でした!!

 

 

ミキサー食はお粥にハートを描いています。

『れんこんについて』

『れんこんについて』
れんこんとは、ハスの地下茎が肥大したものです。
原産はインドと言われ、日本では先が見通せるなどのことから縁起物としても食べられてきました。
油と相性が良いため、天ぷら、金平、油炒めなどにすると、れんこんの持つ特徴を生かせます。
れんこんの主成分はデンプンで食物繊維を多く含んでいます。100mg中のビタミンCがレモンと同等に含まれているほかに、ムチン、タンニンといった特殊成分も含まれているのが特徴です。
れんこんを切ると糸を引きますがあの粘り気のもとがムチンです。これは納豆のねばねば成分と同じもので、整腸効果を発揮します。
また、タンニンには血管を収縮させる作用があるため、血管を丈夫にし、血行をよくし皮膚の新陳代謝を活性化させてくれます。
戸田病院でも変わり金平や炒め物などでれんこんを使用しています。

この季節に負けないようにれんこんを食べて元気にお過ごしください!!
戸田病院栄養課

 

たいやきについて

たいやきは1909年に作られたのが始めとされています。なぜ鯛の形なのかというと、最初は今川焼を作ったが売れず、次にカメの形で作ったがそれも売れませんでした。しかし、めでたい鯛の形にすると飛ぶように売れ、広まっていったとされています。たい焼きを食べる際に「どこから食べるか」と一度は話題になると思いますが、その意見は様々で巷では「頭から食べると頭がよくなる。しっぽから食べると足が速くなる。胴体からだと体が丈夫になる。」という迷信もあるそうです。

たいやきの中に詰まっているあんこの原材料は小豆ですが、この小豆にはたんぱく質やビタミンB群、さらに日常生活で不足しやすい鉄分が豊富に含まれています。ダイエット中のおやつとして、洋菓子よりも和菓子の方がおすすめされる理由もわかりますよね。小豆はあんこの他にもお赤飯やおしるこなど応用がきく食材なので日々の食生活にうまくとりいれて、毎日の健康に役立てたいものです。このようにたい焼きは食べ方だけでもいろいろな意味を持つ面白い食べ物なので、食べる際はぜひ意味を思い出しながら楽しんで食べてみて下さいね!(戸田病院栄養課)