静養病棟 季節を感じよう!

静養病棟での病棟レクリエーション活動を今回はご紹介いたします。
寒い時期は、患者さんは個々お部屋で静かに過ごされていますが、毎週土曜日に、病棟スタッフが計画した季節毎の取り組みをご紹介いたします。


12月 クリスマス会
* 1週目はツリーづくり
医師含め、病棟スタッフ一同全員で患者さんと毛糸でボンボンづくり
* 2週目はツリーにボンボン貼り付け。個々の好みで色彩やキャラクターを貼り付けみんなで飾り付けも協力され、完成させました。
 「可愛いね」「楽しいね」との言葉もいただきました。

1月 かるた大会
* お正月は、ほぼ全員の患者さんがかるた大会に参加し盛り上がり、楽しんでいました。
詠み手は、主治医・スタッフが順番で行い、患者さん全員が集中し、日頃静かに過ごしている患者さんもかるた取りで笑顔をみせてくださいました。

2月 豆まき会
* 1週目は折り紙にて鬼作り。個々の好みに合わせ、色・顔づくり、それぞれの特徴が出ていました。

* 2週目はペットボトルに折り紙を貼り、鬼づくり。その後は、テーブルに置いた鬼をボールで倒し、点数をつけ盛り上がりました。

終了後はお茶会を楽しみ、それぞれが作った鬼を自室に飾り季節を感じて頂きました。

3月 ひな祭り会

 *ひな人形を折り紙で折り、個々の好みのお内裏様、お雛様づくりを実施しました。

 病棟レクリエーションにて季節毎の取り組みを計画しております。

開放病棟レクリエーション紹介

こんにちは、女子開放病棟です。

今回は毎週木曜日に行っている病棟レクレーションについてご報告致します。

最近気候も良く暖かくなり体も動かしやすくなってきたので、運動を兼ねた患者様全員で楽しめるレクレーションを企画しました。第1週は風船バレー、第3週はわなげ大会を企画しました。患者様の個別性を考え、車椅子使用されている患者様も参加できるように座った姿勢で行います。座って行うゲームですが、時々難易度を少し上げ出来た時の達成感を感じて頂けるように工夫しました。参加される患者様はレクレーション中にお互いに応援したり、上手く出来たら拍手をしたりと楽しまれますが、体を動かすレクレーションを好まない、静かに過ごしたいと考える患者様も少数います。このような患者様の個別性を考え、第2週と第4週は静かに落ち着いて参加出来る映画鑑賞を行い、どの年齢層の患者様でも楽しめるよう患者様達のご意見を基にディズニー映画鑑賞を企画しました。

このように当病棟では病棟レクレーションを患者様全員が楽しんで頂けるように病棟スタッフ全員で考え取り組んでおります。

豆まきゲーム

 今回の病棟レクレーションでは、節分にちなんだ豆まきゲームを実施しました。段ボールに描いた鬼の顔に、豆に見立てたボールを投げ、目や鼻、口、角などの各パーツごとに設定した得点を競う形式で行いました。

 参加者の皆様は掛け声を出しながら積極的に取り組まれ、狙いを定めて高得点を目指す姿が印象的でした。また、他の方の投球に対して拍手や応援の声が上がるなど、自然な交流が生まれ、病棟全体が明るい雰囲気に包まれました。普段はあまり感情表出の少ない方にも笑顔が見られ、季節行事の持つ力を改めて実感しました。

 ゲームを通して上肢を動かす機会となり、楽しみながら身体機能の維持にも繋がったと感じています。競争形式にしたことで集中力や意欲の向上もみられ、短時間ながら充実した時間となりました。ゲーム終了後は映画鑑賞でトトロを上映し、ゆっくりとした時間を過ごしていただきました。 今後も、参加者それぞれの身体機能に応じた距離やルール設定を工夫し、より多くの方が無理なく楽しめるレクリエーションを企画していきたいと思います。

第1病棟

第4病棟 干支の切り絵

こんにちは第4病棟です。

第4病棟では、治療や療養生活の中でも、患者さんが少しでも季節を感じながら安心して過ごせるよう、病棟レクリエーションの時間を大切にしています。

今回のレクリエーションでは、2026年の干支である「馬」をテーマに患者さん同士が声を掛け合いながら貼り絵作成に取り組みました。

馬と富士、そして2026の文字が描かれた作品は、1人ひとりの手作業によって完成した病棟ならではのあたたかい共同作品です。

制作中は自然と笑顔が見られ、会話も生まれ、病棟内が明るい雰囲気に包まれました。完成した貼り絵は現在病棟に飾られており、患者さんや職員の心を和ませる存在となっています。

誤嚥性肺炎に対する取り組み

こんにちは。第10病棟です。

第10病棟には多くの高齢者の方が入院されています。

今回は、病棟で力を入れている誤嚥性肺炎に対する取り組みを、ご紹介させていただきます。高齢者の方々は、飲み込む力(嚥下機能)の低下や出す力(咳反射)の弱まり、口腔環境と免疫力の変化から誤嚥性肺炎にかかりやすいと言われています。そこで私たちは、誤嚥性肺炎の予防として毎日昼食前に患者様、看護師、ケアスタッフが集まり「かえるの歌」と「はとぽっぽ」を合唱する時間を設けています。

誤嚥予防に「パタカラ体操」が一般的にありますが、かえるの歌やはとぽっぽにも口や舌を動かすための重要な音が揃っています。また、合唱する事により肺活量のアップや、唾液の分泌が促され、喉の筋肉はウォーミングアップされるため、食事が飲み込みやすくなります。患者様からも「今日も歌うの楽しみだわ」とお声をいただいています。これからも患者様に楽しみながら参加していただけるような、取り組みを行っていきたいと思います。

鬼は~外~👹福は~内~ 

病棟では、作業療法の時間に、病棟内に飾る掲示物を制作しています。

2月は、節分で鬼の面を制作しました。それぞれが、好きな鬼を選び、色塗りをしました。怖そうな鬼、優しそうな鬼、子供の鬼など、個性あふれる鬼たちが集合し、にぎやかに病棟を飾ってくれました。

KODAK Digital Still Camera

入院中は、四季の移り変わりを肌で感じる機会があまりない為、季節行事は、患者さんにとって良い刺激となります。活動を通して、他者との交流も増え、お互いの作品を褒めたリ、おしゃべりをしながら掲示し、楽しく時間は過ぎていきました。

KODAK Digital Still Camera

3月はどんなテーマで制作をするのか楽しみですね🌸

第5病棟 

季節を感じていただく取り組みについて

こんにちは。男性閉鎖病棟です。統合失調症など精神疾患の方への治療や生活指導を中心に行っております。

入院中の患者様は長期入院されている方が多く、日々の生活の中で「今」を感じていただく事は見当識の保持の為にも大切です。見当識とは記憶や視覚の認知機能に関係しているもので、日付や時刻・場所や周りの状況・人の把握をしながら、自分の置かれている状況を理解する能力のことです。

その中の取り組みとして節分の病棟レクリエーションを行ったのでご紹介させていただきます。

今回は患者様と職員で協力し、鬼の的を作成いたしました。そしてその的に向かって

「鬼は外、福は内」の掛け声で、紙で作った球を投げて楽しんでいただきました。

患者様からは「楽しかった。」「毎年やって欲しい。」「上手く投げられなかったから来年はリベンジしたい。」等、様々なご意見をいただくことが出来ました。 これからも日々の関りや患者ミーティングで患者様の意見を取り入れて楽しんでいただきながら見当識の保持など、治療に繋がる関りを行ってまいります。

精神科療養病棟の取り組み

第7病棟は精神科急性期治療を経た後の、療養のための病棟です。

入院している患者様は認知症や統合失調症を患っていますが、それぞれ個別の関わりを意識して取り組んでいます。今回は認知症の患者様、Yさんとの関りについてお話させて頂きます。毎日病棟入口の扉のガラスを手でさすっているYさん。一見奇妙な行動に見えますが、私にはガラスを拭いているように見えました。また別の日は自身の部屋ではない部屋に入り、他患者様のベッドの布団を整えていました。他患者様が靴を脱ぎベッドで休んでいると、その靴を持ち出してきてしまうこともあるのですが、時には靴を揃えてその部屋から出てくることもあります。その行動はYさんの生きてきた、生活のシーンそのものだと感じます。きっとYさんはきれい好きで、毎日家の窓ガラスを磨き、布団を整え、靴を揃えて、そうやって生活してこられたのでしょう。そのことを病棟ミーティングで話し合い、Yさんに対するスタッフの意識が変わりました。時には手を握り「この手は毎日掃除を頑張ってやってきた手ですね」と声を掛けたり「靴を揃えてくださってありがとうございます」と感謝の言葉を伝えたり・・・

それまでは〈他患の部屋に入ってしまう困った患者さん〉でしたが、今は他患の部屋に入ってしまったらスタッフも一緒に入り、Yさんと布団を整えます。生きてきたこと、残されている機能を維持することを大切にして、これからも個別の関わりを行っていきます。

退院支援指導の内服薬自己管理について

こんにちは、女子開放病棟です。

今回は当病棟内で取り組んでいる退院支援指導の一つである「内服薬自己管理」についてご紹介致します。

開放病棟に入院されている患者様は比較的症状が安定しています。患者様一人一人が内服薬自己管理をきちんと行える事で、内服する必要性を理解し自ら病気を治そうという意識づけにつながります。

当病棟では主治医の指示の下、内服薬を1日分の自己管理からスタートし慣れてきたら1週間を3日と4日に分けた3・4日分の自己管理へ進み、日付や内服する時間の間違えなく行えるようになったら最後に1週間分の自己管理となります。基本的にこのような順序で進めていますが、患者様によっては1日分の自己管理から3・4日分の自己管理に進んだ際、戸惑ってしまう方もいます。このような時は個別に対応し、1週間を2日・2日・2日・1日に分け、複数日分を徐々に自己管理できるように変更し、無理なく続けられるように援助しています。地域への退院を目標としている患者様にとって、内服薬自己管理が出来るという成功体験が患者様の自信にもつながります。

当病棟では入院されている患者様が一人でも多く内服薬自己管理を出来るよう目指し取り組んでおります。

「自尊心を育む取り組みについて」

こんにちは男性開放病棟です。

当病棟は急性期を乗り越え、退院に向けて生活の安定を支える場としての役割を持っています。退院に向けて様々な課題がある中で、「できないこと」よりも「できること」に焦点を当てた関わりを行うことで患者様の自尊心を育む支援が大切です。例えば、ラジオ体操を行えた、作業療法に参加出来た、散歩に行けたといった日常の小さな達成をスタッフが言葉にして評価することで、患者様は自分の存在や行動が認められていると感じやすくなります。また、スタッフと患者様の信頼関係が全ての支援の土台となるため、日々の挨拶や普段の何気ない会話、患者様のニーズに向き合う姿勢等の積み重ねが患者様との信頼関係を築きます。信頼のあるスタッフからの肯定的な言葉掛けは、患者様の自尊心を育み、退院への意欲を支えていくと考えています。