今回は第2病棟(男性開放病棟)で行っている園芸活動を紹介します。
患者様方と育てているナスが大きく育ち始めました。
ナスの栽培は今年初めての試みで、園芸に参加される患者様やスタッフも上手く育つか不安でしたが
想像以上に立派に大きくなる実の様子を見て、患者様も驚いている様子でした。
園芸活動の度に、どのように調理しようか話し合いをもった結果
焼きナスを作ることとなり、メンバーも楽しみにしています。
写真は育ち始めたナスの写真です。
今回は第2病棟(男性開放病棟)で行っている園芸活動を紹介します。
患者様方と育てているナスが大きく育ち始めました。
ナスの栽培は今年初めての試みで、園芸に参加される患者様やスタッフも上手く育つか不安でしたが
想像以上に立派に大きくなる実の様子を見て、患者様も驚いている様子でした。
園芸活動の度に、どのように調理しようか話し合いをもった結果
焼きナスを作ることとなり、メンバーも楽しみにしています。
写真は育ち始めたナスの写真です。
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本記事担当のリワークメンバーRです。 ここでは講座内容とリワークメンバーの体験談を紹介します。 |
(R近影) |
まずはスタッフに各講座のシラバスをお聴きしました。
「病気のセルフケア」は病気について正しい知識を知り、自分自身で体調管理や症状をコントロールし病気から自分の身の守り方を学び考えていきます。休職するにあたり、何らかのストレスが皆さんにかかっていたと思われます。知識や理解を深めることで困難な現状からの打開策を探しましょう。
「職場の人間関係」は、休職理由は様々だと思いますが、多くのきっかけは人間関係の問題であることが多いと言われています。この講座では自分の人間関係の取り方を考え、ロールプレイなどを通し、実際にやり取りをすることでコミュニケーションスキルを学んでいきます。
「職場復帰のための集団認知行動療法」は、自分を辛くする考え、行動を軽減・解決する、うつ病・双極性障害、パニック障害等に非常に有効と言われている心理療法の一つです。当リワークでは、主な4つの技法を学んでいきますが、学ぶだけでは効果が無く、練習し、使えるようになって、辛い考えや行動が減少します。難しい技法ですが、獲得すると長くにわたり皆さんの力になります。
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次に望まれる取り組み姿勢をスタッフにお聴きました。 |
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参加者皆さんが主役です。病気を経験した仲間とともに、ぜひ積極的に参加して下さい。また、学んだ技法は知識として持っているだけでは役に立たず、何回も体験や練習をして身についてこそ意味があります。皆さんの意志がそのまま力となります。
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私たちリワークメンバーの復職への意欲と、リワーク活動への積極的な参加が大切なんですね。スタッフのみなさんの熱い思いが伝わってきました!
活動クラスメンバーにも、これまでの体験・感想を聴いてみました。 |
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| Aさん: | 私は活動クラスの講座受講は2クール目になります。
真面目に取り組んでいたつもりですが忘れている部分もあるので、今回はせっかくの機会なので、もう一度しっかり学びたいと思います。各講座で好き嫌いはありません(笑) |
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| Bさん: | 「集団認知行動療法」講座の認知再構成法で、バランスの良い考え方を身に付けるのは難しいなと思いましたが、自主的に取り組んで会得したいと思いました。また講座以外でも集中力が高まったと感じています。人間関係講座のロールプレイも、いろいろな場面を試せていいなと感じています。 | ||
| Cさん: | 苦手意識はなかったのですが「職場の人間関係」を受講してみて、できていなかった部分もあるなぁと気づきました。導入クラスでは、まずはここに来る事を考えて、通っていましたが、活動クラスでは、今、どれくらい動けるのか、よりアグレッシブに自分を試しています。このクラスで他のメンバーと行動することで、一人では気づかなかった事も気づけるようになったし、スタッフからのアドバイスも、とても役立っています。 | ||
| Dさん: | 私は「職場の人間関係」講座が好きです。自分にとってためになるスキルだと思いますし、とても役立っています。導入クラスは少し時間を持て余すこともありましたが活動クラスは講座があるので時間にメリハリあって、いいクラスだと思います。講座は月水金の週3日なので休みも取れるし、講座の課題でグループワークもあって、課題が多いと聞いている復職準備クラスにも無理なく進めると思います。 | ||
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みなさん、積極的に取り組んでますね。復職への強い意欲が感じられました。 私自身の活動クラスを振り返ってみると、座学は知識を得ることや、深く考える面白さがあり、ロールプレイは、慣れてくると設定場面に合わせて、口調や表情や態度を使い分けて有意義な練習になりました。やはり積極的な取り組みが大切だと思いました。 |
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さて、活動クラスでは、講座以外の時間は、スポーツ、クラフトワーク、ヨガ、マインドフルネスなどに参加して、メンバー同士の親交を深めたり、自主テーマを決めて取り組んだりと、体調管理を行いながら計画的に通所しています。ここを修了すると、いよいよ次は復職準備クラスへステップアップです!
【このページは、リワークメンバーが作成しました。】
7月12日に戸田病院の納涼祭が行われました。
前日の夜に雨が降った関係で、今年は残念ながらコスモスホールでの開催となりました。
デイケアは、この日のために練習を行ってきた盆踊りに参加しました。

皆さん浴衣がとても似合っていますね。

太鼓を叩く方もいらっしゃり、曲に合わせて力強く叩かれていました。

盆踊りが終わった後には、焼きそばが振る舞われ皆さんで美味しくいただきました。
まだまだ暑い日が続きますが、夏バテなどに気をつけて過ごしていきましょう。
毎日暑い日が続いていますね。
暑中お見舞い申し上げます。
7月13日、20日の2週にわたりクラフトワークで「うちわ作り」を行いました。
デスクワークやグループワークなど職場を想定した活動が多い中、クラフトワークは皆様のリフレッシュの一助となっている様です。
金魚や花火、スイカをモチーフに…
おっ‼涼しい風が吹いてきそうですね。
Myうちわを片手に机に向かう皆様の姿に「頑張り過ぎずに頑張って!」と陰ながらエールを送っております。
7月12日
毎年恒例の戸田病院納涼祭が開催されました。
前日の夜の大雨が中庭に残ってしまい、残念ながら今年は中庭ではなく院内の大ホールで開催
しかし浴衣やハッピを選ぶ患者様は本当に嬉しそうで、皆が明るい気持ちに
ホールに到着すると大きな太鼓が3台、これは患者様も叩くことができ
鉢を手に取り、力強く太鼓を叩く姿が病棟内で見る患者様とはまた違うイメージ
環になっての盆踊りも皆さん最初から最後まで笑顔で踊り続け本当に有意義な時間で
このような行事は患者様のみならず、スタッフにも良い刺激になり
また患者様のために頑張ろうという気持ちになるものです。
来年の納涼祭は空の下で行えたらよいなと思いました。
ところで、皆さんは『バリデーション』をご存知ですか?
アメリカのナオミ・ファイル氏が高齢者の尊厳を回復し
引きこもりに陥らないように援助する方法として構築した認知症高齢者とコミュニケーションを行うための
方法の一つです。現在認知症病棟では『バリデーション』について学び、取り組んでいます。
今後のホームページでも少しずつその内容についてご紹介していきたいと思っています。

これから3回に分けて、3つのクラスの紹介をしていきます。ここで紹介するのは、導入クラスです。
・導入クラスとは
通所まもない方が、リワークデイケアの目的や流れを確認しながら、通うことに心身を慣らしていくクラスです。
通所日 : 火・木 (通所日は目安です。通所前の面談で、一人一人のご都合に合わせて計画を立てられます。)
プログラム: 交流会、リラクゼーション、個別面談 など
【プログラムの紹介】
火曜日
・交流会(9:45~11:00)
人と話すのに慣れたり、気持ちをほぐしたりすることを目的としたプログラムです。
ゲーム・創作・ピアサポート・イベント などを行います。
6月12日は交流会でゲームをしました。
①自己紹介ゲーム
くじを引いて紙に書いてあるお題に答えます。「好きな食べ物は何ですか?」「好きなスポーツは?」などの質問に答えていくだけで自然に自己紹介になります

②ダーツ

楽しかったです。交流出来てよかったです。
・スポーツ(13:00~14:00)
ホールで卓球やバドミントン、風船バレー、ゲーム、体操などをしながら身体を動かします。
6月12日は、バドミントン・サッカーボールを使ったゲーム・卓球をしました。
月に1度のお散歩は、運動になるとともに、春には桜のお花見など、季節の移り変わりを体感できます。


スポーツを通して仲間と交流を深めることができました。リフレッシュできて、とても楽しかったです。復職後に必要な体力作りにもつながります。
木曜日
・リラクゼーション(9:45~11:00)
ヨガやマインドフルネス、自律訓練法などの手法を実践し、心身の緊張をほぐしていきます。
スタッフが丁寧に教えてくれます。
リラックスでき、頭もスッキリします。病気の再発予防に非常に効果的です。
・個別活動(13:00~14:30)
集中力や思考力の回復、体調に合わせたペース配分等の改善が目的です。課題には読書や書写、 パソコン操作、自己啓発学習などがあり、担当スタッフと話し合いながら目標を設定します。
特に不安が多い導入クラスの時期には、スタッフと個別面談をすることによって、現在の心身の状態を客観的に把握し、最終的なゴールはもちろん復職ですが、まずはスタッフと一緒に目標を立てて、一歩 一歩焦らずに階段を上るように課題をクリアしていくことで、復職する自信をつけていきます。
【このページはリワークメンバーが作成しました。】
連日厳しい暑さが続いておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
7月16日(月)の海の日に夏の茶話会を行いました。
大変暑い日でしたが、32名とリワークの部屋いっぱいに懐かしい顔が溢れました。

初めはお互いのチームを一生懸命声掛けしていましたが、
途中から他チームへの妨害も!?
左右から違う指示が出て混乱している方もいましたが、
負けずとスイカをめがけて棒を振り下ろしていました。
結果はBチームの勝ち!
妨害にも負けず、検討されました!
スイカは勝敗関係なく、みんなで仲良く分け合いました♪
暑い日でしたので、とてもみずみずしく、甘くて美味しかったです。
次回の茶話会は9月24日になります。
暑い日が続きますが、心身ともにご自愛ください。
また涼しくなってきました頃にお会いしましょう!
7月に入り本格的に夏らしい陽気が続いていますね。
いよいよ明日は戸田病院の納涼大会です。
デイケアでは、納涼大会に向けて毎日お昼休みに盆踊りの練習を行っています。

皆さん毎年踊っているだけあって、踊りが体に染みついており、感覚が戻るのも早いようです。
明日、納涼大会へ参加される方は夏を満喫しましょう!
開放病棟では男女合同で心理教育ミーティング(全5回1クール)を行っています。
退院準備に向けた一環として、疾病理解、薬のメリット・デメリット、生活リズムやストレス対処などに関する情報提供と意見交換の機会を持っています。
今回は薬の副作用について、その対処法を参加者全員で考えました。
特に「眠気」は参加者ほぼ全員が訴える副作用でした。
対処法についていくつかあげてもらいましたが、初めのうち「特に何もしていない」と答えていた男性メンバーはこれまでもひどいと午後2,3時まで臥床がちだったと言います。
でも他メンバーの話を聴いているうちに「ひどすぎるときは我慢しないで薬を変えたり、先生に相談すればいい」という意見にたどり着きました。また「手足のむずむず」を訴えていた女性メンバーも、初めは「我慢する」と特に何も対処していない様子でしたが、他メンバーの意見を聞きながら「我慢しないでいいんですね、相談してみます」と少しほっとしたような表情を浮かべられていました。
薬の副作用は、継続して服薬していく中で壁となりやすい問題の1つですが、症状緩和と日常生活を維持していくために必要な薬ですので、どう副作用と付き合っていくか大切になってきます。今回の意見交換を通して「みんなも同じように悩んでいるんですね」という気づきを得た方もいらっしゃいました。
今後もこうした機会を大切に、一人で抱え込まないような工夫ができればと思います。

風鈴の音色が心地よい季節になりました。皆さんいかがお過ごしでしょうか。
リワークデイケアでは先日復職準備クラスのプログラム、研究発表会が行われました。
今回のグループは当リワークデイケアのホームページの記事制作に取り組まれ、1ヶ月間グループメンバーで話し合い、修正を重ね、素敵な記事が出来ました。
その成果は研究発表会で紹介されています。
次週より、皆さんが制作した記事が順次掲載する予定です。お楽しみに~。