今、第10病棟(認知症濃厚治療病棟)では、患者様のQOL(quality of life)について真剣に考えるようになりました。先日のミーティングでは、QOLを考える前に、大前提として、①苦痛の軽減(身体面・精神面)②合併症の予防(転倒・肺炎・褥瘡・感染等)③環境整備(清潔で快適な環境・安全な環境)が大切であることを確認しました。その上で、第10病棟へ入院中の患者様にとって、「QOLを向上させるには、どのような取り組みが出来るのか」という事について、活発な意見交換がなされました。まずは、食事やプログラムの合間の空き時間をもっと有効活用し、余暇として楽しめる時間にしたいと考えております。
リワークデイケア 修了生の声
こんにちは。寒い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
2023年1月にリワークを修了された方のメッセージを紹介させていただきます。
当院リワークの利用を検討されている方、また復職準備をされている方々の参考になればと思います。
「卒業レポート」
戸田病院のリワークには2022年の7月から約7カ月をお世話になったTです。
この7ヶ月は人生においての回り道では無く、大きな財産になりました。
私は今回を含めて3度休職しました。過去2回の休職時は職場に迷惑を掛けてしまった罪悪感と早く復職しないとの焦りで、体調が少し良くなったらもう大丈夫と思い込み復職していました。
■3度目の再発
3度目は再発を繰り返すのは自分、会社にも良く無いので上司と相談し、リワークに通い再発しないようにしっかり治す事に決めました。しかし、納得はしたものの6ヶ月も休むことにも不安があり、そんなに長く仕事を離れる事で逆に復職できなくなるのではと焦りも感じながら通所していました。
■リワークって何するの?
当初はリワークにさえ通えば再発しなくなると簡単に考えていましたが実際は違いました。プログラムには主体的に参加し、マインドフルネス、集団認知行動療法、アサーション等のストレス対処を身に付ける必要がありました。
■仲間の支え
仲間とのコミュニケーションが支えになりました。リワークに通所して3ヶ月が過ぎた頃でも、理由も無く「リワークには行きたくない」気持ちになって動けない朝もありました。その時は「リワークに行って楽しい事はないの?」と自分自身に問いかけ、みんなと一緒にするカードゲームを楽しみに休む事なく通う事ができたのを覚えています。
■復職準備クラスは大変
復職準備クラスは想定していたよりもきつく、課題とレポート提出に追われ気持ちが揺れる事もありました。自分は気持ちを表現するのが苦手で、特に自分が感じたことを言語化するのには苦労をしました。その分、新しい気付きがあり、思考の幅を拡げる事もできました。
■復職を意識したら
週5日の通所にも慣れ、復職を意識し始めた頃、今の状態で復職はできたとしても仕事ができるのか漠然とした不安が襲って来ました。その頃にサッカーワールドカップが開催されていて、日本戦を観て感動と勇気とチームワーク力の大切を貰い、復職後は「自分がやらなきゃ」と思い込まないで、困ったらみんなを頼れば良い事に気持ちを切り替える事ができました。
■復職はゴールではない
復職はゴールではなく、新しい人生の再スタートとして、「無理してまで頑張りすぎない」を軸に自分に合う頑張らない生き方を焦らずに探して行こうと思います。その中で今後の私と今の私とにギャップを感じ、受け入れる事に葛藤も出てくると思います。その時は「急いで変えなくていい」と自分自身に言ってあげます。
■最後に
最後に、リワークスタッフの方々、共にリワークに通う仲間へ『ありがとう』の感謝を申し上げたいです。戸田病院のリワーク卒業生として胸を張って歩き出そうと思います。また、オフィストレーニングのチーム目標である『チームワークを大切に、コミュニケーションも大切に、体調管理が最優先!!』を忘れずに働いて行こうと思います。
~担当スタッフより~
約7ヶ月間のリワークプログラムお疲れさまでした。Tさんは通所当初から意欲的に活動に参加され、また気持ちの揺れや体調の変化に注目し内省されていたように思います。復職準備クラスは多くの方が苦労する所ではありますが、ご自分の課題にコツコツと取り組み見事に体現されていましたね。復職の準備は出来ていると思います。これからもご自分のペースを大切にしてゆっくりと進んでいただければと思います。また困った際にはいつでもご相談ください。応援しています。
デイケア 卓球大会
寒い日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
デイケアでは2月中旬に、卓球大会を行いました。初級、中級、上級と、3人一組の団体戦、勝ち負けにこだわらず参加できるチャレンジと、計5コースで事前に参加者を募集しましたところ、当日はたくさんの方が参加されました。
球を右や左に打ち返して対戦相手を大きく振る方や、ネットの際や卓球台の端を狙うテクニカルなプレイをする方、どんな球も打ち返す方がいました。普段のプログラム中でも卓球は行いますが、いつもよりデュースにまで持ち込んだ試合が多かったように思います。試合は接戦を繰り広げましたし、ホールには声援の代わりの拍手が湧きあがりました。
チャレンジを除く各コースの優勝者には、それぞれ賞状も送られました。
スタッフやメンバーの方々、皆様お疲れ様でした!
では、また次回の投稿をお楽しみに


グループホーム 届かない高い場所でもお手伝いいたします。
退院後の地域生活に対する不安、利用者様1人1人の『その人らしい』地域生活を送る為、服薬・金銭管理や行政関係の手続きなどを戸田病院グループホームでは日々支援をしています。支援の一場面をご紹介させて頂きます。
少しずつ暖かい日も増えてきておりますが、室温が低く暖房やホットカーペット、ホッカイロ等の暖房器具はまだまだ手放せない日が続きそうですね。
日常的に使用する暖房ですが、内部のフィルターを定期的に掃除しなければ埃が溜まり効き目が変わってしまう事があるようです。本体は部屋の高い場所に設置してある事が多く、脚立や椅子などの足場を準備し、フィルターを取り外して掃除をする…というのも中々骨が折れる作業になってしまうのではないでしょうか。
『1人だとフィルターを取り外すのも危なくて掃除する気が起きなかったが、スタッフと一緒だと手伝ってもらえるので安心して掃除が出来た。夏にも冷房として使用するし、今の内に掃除が出来て良かった。』と利用者様にも喜んでもらえました。
第10病棟 2月といえば…
外を歩けば肌寒く、道行く人皆防寒着が必須となっている今日この頃。冬の寒さを感じつつ、患者39名参加となりました。
2月といえばバレンタイン。という事で、病棟ホールにてバレンタインパーティーを開催いたしました。参加者皆に、カフェラテを配り、和気あいあいと活気のあるパーティーになったと感じております。また、サプライズで、チョコレートをお配りしたのですが、普段あまり口にしない物の為か、患者様から大人気であり、スタッフ一同とても喜ばしく感じられました。
今後も、月毎のイベントに特化したレクリエーションを考察し、喜んで頂きたいなと思います。


第8病棟 癒しの空間
第8病棟(急性期認知症病棟)では回想法や音楽療法、運動療法を行っており、その患者様にあったものを取り入れています。
レクリエーションの中では、特に音楽関連のものが好まれており、みなさんの希望もあって病棟内で消灯時間や作業療法の時間以外はオルゴール等の音楽を流すことになりました。
患者様からはもちろん職員からも好評で病棟内はいつも穏やかな時間が流れています。今後はなにかリクエストを募って、好きな歌を聞いて過ごしていただけるような空間を作っていきたいと思います。

第6病棟 個々の「できる」を支えたい
こんにちは、第6病棟です。
寒さも和らぎ、温かい陽気を感じられる日々となってきましたね。ぽかぽかと温かい日差しが部屋の奥まで差し込み、ウトウトと居眠りをしている患者様も見かけられます。第6病棟では、天気の良い日は患者さま自身で洗濯を行い、スタッフと一緒に中庭まで洗濯物を干しに行きます。病棟内にある洗濯機は2台のため、他の患者さまと被らないように朝早くから起きて洗濯する患者様もいらっしゃいます。
自分自身のできることが増えていくと、患者様の活力がより沸いているように感じられます。今後も患者様が1日でも早く退院できるよう個々の「できる」を支えていきたいと思います。
第4病棟 バレンタインデーはハートの模様♡
寒さが毎日続いています。2月には初雪がふりました。窓から眺める雪景色は何か神秘的ですね。
クラフトでは2月のハートのバレンタインのカレンダーを作成しています。とても繊細に仕上がりました。細かい作業がですが、折り紙を貼ったり色を塗ったりすることで脳の活性化に繋がり、コミュニケーションの場となっています。患者様が日々楽しく作業療法に取り組んでいただけるよう、今後も作業療法士を中心に取り組んで参りたいと思います。

第3病棟 音楽療法がもたらす効果
皆さんは「音楽療法」という言葉を聞いたことはあるでしょうか?
音楽療法とは、音楽の特性を生かしたプログラムによる治療方法の1つです。メンタルケアや認知症の進行抑制など、様々な場面で取り入れられています。
音楽には、心身に与える効果(ストレス軽減・不安の緩和)や、人間関係に与える効果(コミュニケーションの促進など)があると言われています。皆さんの中にも、音楽を聴いてリフレッシュしたり、嫌なことが忘れられる経験をした方も多いのではないでしょうか。当病棟でも、隔週でピアノの演奏を、患者さんのリクエストに合わせて実施して頂いたり、カラオケや音楽鑑賞など、音楽を取り入れた作業療法プログラムがあります。
患者さんの多くが、積極的に参加する人気のプログラムでもあります。コロナ禍ということもあり、遠慮されがちなプログラムではありますが、音楽の力が偉大であると、日々感じています。行動が制限されがちな社会ではありますが、様々なプログラムでこれからも患者さんが笑顔になれる取り組みを行っていきます。
静養病棟 睡眠の質を高める
こんにちは。戸田病院静養病棟(ストレスケア病棟)です。
睡眠時間は個人差があると思いますが、生理的に必要とされる睡眠時間は5時間程度と言われています。一般的には、起床後に「よく寝た、気持ちよく目覚めることができた」と自覚ができる睡眠時間が適した睡眠時間だと考えられます。
睡眠の質を高めるために。就寝前のカフェイン摂取や喫煙は避ける。睡眠薬代わりに寝酒はしない。お風呂は38℃程度のぬるま湯で血行を良くし、自律神経のバランスを整える。就寝1~2時間前はリラックスした状態にするため、スマートフォンやゲームなどの液晶画面は使用せずに、ストレッチや落ち着いた音楽を聴く。
こころの安定を図るためには、活動と休息のバランスが重要です。まずは、しっかりとした睡眠を得ることで、活力ある生活が送れると思います。