2023-02-01

静養病棟 入院中の過ごし方

こんにちは、戸田病院ストレスケア病棟(静養病棟)です。

 当病棟では、うつ病と診断された患者様が治療を受けやすい療養環境を提供しております。うつ病と診断された患者様は、「まずは、ゆっくりと休みましょう」と言われて入院となることがあると思います。

 ゆっくり休むと言っても、具体的にはどのようにすることが、“休む”ことになるのでしょうか。病棟の看護師は、患者様とよく話をしながら、休むという事について、話をしています。入院前の生活では、どのような生活リズムだったのか、その生活では休むことができていたのかということ振り返っていただいています。その中で、患者様自身で辛かったことや、苦しかったこと、不安だったことなども話に出てきます。そのような思いも聞きながら、看護師と話をすることで、患者様なりの休むということが想像でき、入院生活中にゆっくりと休むことが出来ると思い、看護を提供しております。

2023-02-01

心理室 自分の病気を知る

今回は心理士が開放病棟にて行っている心理教育ミーティングというプログラムをご紹介いたします。このプログラムでは疾病理解、薬との付き合い方、ストレスへの対処といったテーマの他、患者さんがスムーズに地域生活に移行できるよう退院後の生活をより具体的にイメージできるような内容をお伝えしています。したがって特に退院前の患者さんには再発予防への意識を高めるため、積極的に参加して頂いています。患者さんの中にはご自身の病気についてあまりご存知なかったり、服薬の意味を十分に理解されていなかったりする方がいます。改めて情報を提供することでそれらの理解を深め、より積極的に治療に取り組むきっかけになることがあります。参加後には「薬の効果についてよくわかった」「ストレスを溜めない工夫をしたい」といった前向きな声が多く聞かれます。

2023-02-01

第5病棟 手作りのグリーティングカード

こんにちは。今回の作業療法室の活動は、第5病棟(女性閉鎖病棟)で昨年12月に行ったクリスマスカードづくりを紹介します。

第5病棟では季節に合わせたカードづくりを行っています。

今回のテーマはクリスマス。参加者も多く、みなさんとても集中して取り組まれ、個性豊かなカードが出来ました。家族や友人に贈ったり、お部屋に飾ったりしてみなさん様々な楽しみ方をされていたようです。「次は年賀状を作りたい!」との声もあがりました。

今後も季節を感じることが出来る作業療法を大切にしていきます。

2023-02-01

リワークデイケア 書初め

こんにちは、戸田病院リワークデイケアです。

新年ということで、1月初回のクラフトワークの時間では、皆さんで書初めを行いました。新年の抱負や目標など半紙に思い思いの言葉を集中して書かれていました。中には兎年にちなんで兎の絵を添える方もいらっしゃいました。出来上がった書初めをリワークのお部屋に飾ったのですが、お部屋の雰囲気が一気に変わり、それぞれの書初めに込められた思いが伝わって来るようでした。復職準備は引き続き続いていきますが、思いを新たに進んでいっていただけたらと思います。職員も皆さんの復職や再就職に向けサポートをしてまいります。

2023-02-01

デイケア 北館の冬景色

こんにちは、デイケアです

北風が強く寒さを感じる日もあれば、日が暖かく過ごしやすい陽気の日もあり、

寒暖差が激しいですが、いかがお過ごしでしょうか?

再発防止コースのメンバーさんが交流会で冬の景色の壁飾りを作成しました。

雪の結晶を眺める動物たちが可愛らしいですね。

雪の結晶はデイケアで古くなったチラシを使用しています。

メンバーの皆さんが熱心に作成し、素敵な飾りとなりました。

まだしばらく寒い日が続くとは思いますが、体を温かくしてお過ごしください。

2023-02-01

グループホーム グループホームってどんなところ?

こんにちは、戸田病院グループホームです。

退院後の地域生活に対する不安、退院後の不安、利用者様1人1人の『その人らしい』地域生活を送る為、服薬・金銭管理や行政関係の手続きなど戸田病院グループホームでは、日々、利用者様の支援をしています。支援の一場面をご紹介させて頂きます。

皆様は『グループホーム』と聞いて、どのようなイメージをお持ちでしょうか。単語やサービス自体の名前は聞いた事がある…と言う方もいらっしゃるかもしれませんが、実際、どのような場所で生活をしているのか、一例ではありますが、今回ご紹介させていただきます。

老人ホームのような大きな施設ではなく、当院グループホームでは、一般的なマンションの一室を最大3名。おひとりに対して、1部屋を利用し、共同生活を送っております。退院直後から1人だと…と不安を感じる方もいらっしゃるかと思いますが、当院グループホーム世話人が利用者様の『その人らしい生活』を目指し寄り添えるように支援しております。

2023-02-01

第10病棟 鏡開きで美味しいおしるこ

こんにちは、認知症濃厚治療病棟(第10病棟)です。

自宅や施設での生活が困難になってしまった方々に、その人らしさを損なわず、自宅や施設に戻れるように治療を行っています。認知症の治療を行う共に、月に1度は患者様の気分転換や作業療法・リハビリを目的とした病棟レクを実施しています。

病棟内での生活は、季節の移り変わりを感じにくいため、四季を感じやすい病棟レクを考えて実施しています。1月はお正月ということで、患者様にお汁粉と甘酒をお配りしました。甘酒はノンアルコールのもの、お汁粉はお餅が入っていないものを配り、なるべくたくさんの患者様が楽しめるように実施しました。患者様からは「おいしい」「1月らしいものを飲めて嬉しい」といった言葉がたくさん聞かれ、患者様に喜んでいただけたと思います。高齢者の患者様が多く、入院すると寝込む時間が多くなってしまいがちですが、日中なるべく楽しく起きて頂き、無理のない範囲で活動的に過ごせるよう今後も介入していきたいと思っています。

2023-02-01

第8病棟 寒さを吹き飛ばす

こんにちは、急性期認知症治療病棟(第8病棟)です。

厳しい寒さが続く今日この頃、第8病棟では、院内にあります大きな会場(コスモスホール)へ移動して、カラオケ大会を行いました。歌が好きで得意な方もいらっしゃり、みなさんで「この歌懐かしいわね。」「なに歌いますか。」等、患者様同士で仲良くお話ししている様子も伺えました。歌うのが苦手な方も「聴くのは好きだから。」とカラオケを楽しんでいました。まだまだ寒い日が続きますが、防寒対策もしっかり行い、グラウンドへの散歩も行っていきたいと思います。

2023-02-01

第7病棟 寒さに負けず

こんにちは、精神療養病棟(第7病棟)です。

寒さが厳しい時期ですが、患者様は作業療法のプログラムとして、音楽体操をして身体を温めています。好きな曲を聞きながら張り切って踊っていました。

作業療法士さんが車椅子の患者さんの事も考え振り付けを工夫したことで皆さん参加してくれました。

~音楽体操のねらい~

体操をすることで、生活リズムを整える事や廃用症候群の予防になります。音楽をかけることで患者様が集団で取り組む良いきっかけになっています。また筋力UPすることで転倒の危険性も低くなることから病棟全体で進んで取り組んでいます。

2023-02-01

第6病棟 ひとりひとり、患者様に合わせた支援

こんにちは、女子開放病棟(第6病棟)です。

当病棟では、地域での生活を目指している患者様のため、退院支援として個別性を取り入れた活動を行っています。

その1つに、季節に合わせた病棟レクリエーションを担当月の職員が企画し活動しています。企画の準備から患者様と一緒に取り組み、スタッフ・患者様同士とのコミュニケーションの場となっています。また、日常生活支援として、患者様の身の回りの整理整頓を促しています。整理整頓が得意な患者様、苦手な患者様がおり、個人差はありますが、担当看護師が中心となって個別指導を行っています。一緒に行うことで現状を自覚することができます。

こういった病棟活動を通して社会生活技能の向上を目指しています。

より多くの患者様が地域生活に繋がるよう、今後もより良い看護の提供を行えるよう努めていきたいと思います。