2023-02-01

第4病棟 可愛くできた!カレンダー

こんにちは、身体合併症病棟(第4病棟)です。

日ごとに寒さがましているこの頃です。時折、暖かい春の日差しのような日もあります。日差しが暖かい窓の射す病棟ホールで作業療法としてクラフトを実施しました。

病棟ホールに掲示する1月のカレンダーを患者様が手作りいたしました。

日付けの部分は色鉛筆で色付けし、可愛いカレンダーが完成しました。

第4病棟はご高齢の患者様が多いので、手先、指先の細かい作業は脳の活性化に繋がります。作品が出来上がると、満足感が伝わってきます。

作業中は患者様同士での会話も広がるため、それもまた刺激になり、患者様からも笑みがこぼれていました。

2023-02-01

第3病棟 健全なる精神は、健全なる肉体に宿る?

こんにちは。第3病棟です。

近年、健康が多くの方々の関心事となっていますが、運動不足は精神にも影響を与えると言われています。運動の効果として、「やせた」「高脂血症や高血圧が改善された」といった身体的な効果だけでなく、「気分がすっきりした」など精神的な効果を感じた経験をお持ちの方も増えています。

運動が精神に及ぼす効果ですが、運動後に脳や身体の中では体内ホルモンの「セロトニン」の値が上昇し「コルチゾール」が減少します

セロトニンは、精神の安定や安心感、ストレス耐性などの効果がある神経伝達物質です。不足すると、うつ病、睡眠障害、意欲低下、慢性疲労など様々な症状が見られます。

コルチゾールは、身体の炎症を抑える、糖質、たんぱく質や脂質の代謝に関わるなど、人体に不可欠なホルモンです。

ただ、ストレスを受けると分泌が増え、精神疾患(うつ病や不眠症など)や生活習慣病などの原因になると考えられています。

運動すると、気分を良くするセロトニンが増え、ストレスホルモンであるコルチゾールが減るため精神的にも良い影響があるのです。

おすすめは、ウォーキングやジョギングです。一定のリズムで継続して運動することが大切なので、手軽にできて毎日取り組める運動を日常の中に取り入れてみてください。

日常生活に無理なくリズム運動を取り入れることもおすすめです。

ウォーキングやジョギング、階段の登り降りなど手軽に始められる運動から、ヨガやストレッチ、筋肉トレーニングなどもおすすめです。運動の種類や強度については、運動後に良い気分になるか、気分の改善がみられたかを目安に無理のない範囲で行ってみてください。

2023-02-01

第2病棟 みんなで楽しむ映画鑑賞

第2病棟では、毎週月曜日に映画鑑賞会を行っています。事前に病棟スタッフへ、どんな映画なのか、どんな内容の映画なのか確認する患者様もおり、待ち遠しいと、ウキウキされている患者様もいます。映画を見ることでストレスの発散が出来るという利点があり、感性を磨くことが出来ると言われています。また、他の患者様とのコミュニケーションの話題にもなり、対人関係を作ることもできると考えます。

12月には、映画「ホームアローン」を鑑賞しました。また、1月は「明日のジョー」を鑑賞しました。患者様全員が、夢中になり、静かに見入っていました。患者様同士で、映画を話題にして、語りあっている場面がとても印象的でした。今度の映画鑑賞会は、「ジム・キャリーはMr.ダマー」を予定しております。限られた療養生活の中でのストレスを、笑いで飛ばし、ストレス発散に繋がればと思っております。今後も定期的に映画鑑賞を計画していきたいと考えております。

2023-02-01

第1病棟 個別看護の実践

こんにちは、急性期治療病棟(第1病棟)です。

2023年となり心機一転。スタッフ一同看護に力を入れていきたいと思います。

まずは、個別看護です。担当看護師によるアセスメント、一人一人患者様ごとに、どのような介助、援助、指導が必要なのか考え、患者様とも話し合い、共に退院に向け、どう生活していくべきなのか相談し、患者様の同意を得て、より良い方向へ向かうようにお手伝いしていきたいです。毎週カンファレンスを実施しているので、患者様の情報共有をしっかりと行い、医師、薬剤師、作業療法士、心理士などのコメディカルとも連携し患者様の入院生活が有意義な時間になるよう頑張っていきたいと思います。

2023-01-20

第4病棟 元気いっぱい!

こんにちは、身体合併症病棟(第4病棟)です。

2023年1月4現在、62名の患者様が入院生活を送られています。

2023年1月1日は、天気が良く、1年の始まりにはとても素敵な日の出でした。

ここの所、朝の気温はとても低く、室温や患者様の体調管理を行いながら作業療法を実施しています。今月は臥床している患者様のレクリエーション第2弾として、風船バレーを実施致しました。ベッド上で看護師と患者様1対1で行いました。笑顔もこぼれ、今までに聞いた事がない声を上げて楽しんでいました。今後も、臥床している患者のレクリエーションが充実するように取り組んでいきます。

2023-01-20

第10病棟 みんなで手洗い体操

こんにちは、認知症濃厚治療病棟(第10病棟)です。

第10病棟では、毎週月曜日に職員と患者様合同のミーティングを行っています。

患者様の多くは、認知症と診断された方で、ADLは介助を必要とする患者様から自立した患者様まで様々ですが、ミ―ティングの時間では患者様は、いつも真剣に私たちのメッセージを聞いて下さいます。

時には貴重なご意見を頂き、病棟運営に役立てております。

先日のミーティングでは、感染予防の目的で手洗い体操を実施しました。指の隙間や爪の先まで、洗い残しが起きないようにリズムに合わせて、手洗いのデモンストレーションを行いました。「1・2・3・4・・・」と、みんなで掛け声をかけながら、職員と認知症患者様の全員で楽しく手洗いについて学びました。

2023-01-17

栄養課 彩りを楽しみ、季節を味わう

栄養課より新年のご挨拶を申し上げます。本年もよろしくお願い致します。

さて、お正月も過ぎてしまいましたが、新年に栄養課で提供したお正月の行事食をご紹介いたします。メニューは、お正月に適した「赤飯」「お節」「祝いなます」「雑煮風」を提供致し増しました。患者様からの声として、

・彩りの綺麗なお節料理だった。・かまぼこと伊達巻が正月らしくて良い。

・人参の飾りつけが綺麗だった。・箸袋がつき、豪華だった。

・見た目が凄く良くて、正月感があった。

と栄養課として、喜ばしい反応を頂くことができました。年末年始を病院で過ごした患者様に少しでもお正月気分を見た目でも、食事としても楽しんで頂けたのではないかと思います。今後も患者様に楽しみにして頂けるようにしたいと思います。

2023-01-04

薬局 お薬手帳はお持ちですか?

皆様はお薬手帳をお持ちでしょうか。お持ちでしたら、ぜひ中を開いてみて下さい。お薬手帳はもらったお薬の内容を記載するだけのものではないことがお分かりいただけるかと思います。過去のアレルギー歴や副作用歴、医師や薬剤師に聞きたいこと、残薬の状況等 記載する欄が設けてあります。これらを有効にご活用いただければ、ご自身の日々の体調管理や、医師・薬剤師とより良いコミュニケーションをとるのに役立つのは間違いありません。

診察時には医師に、お薬をもらう際には薬剤師に、ぜひお薬手帳をご提示ください。

お薬手帳をまだお持ちでない方は、薬局でお声をかけてくだれば、すぐにお渡しできます。

それ以外でも、お薬で気になること、確認したいこと等ございましたら、薬剤師にご相談いただければと思います。いつでもお待ちしております。

2023-01-04

グループホーム 行政手続きに対する支援

退院後の地域生活に対する不安。退院後の不安。利用者様1人1人毎の『その人らしい』地域生活を送る為、服薬・金銭管理や行政関係の手続きなど戸田病院GHでは日々支援をしています。支援の一場面をご紹介させて頂きます。

誰でも日々の生活の中で、期限を過ぎずに期限内に行政手続きをすることは必要ですが、他のやるべきことに追われてしまい、期限がギリギリになってしまう事もあるかと思います。また一度手続きをすると次回の期間まで多少時間が空いてしまうため、行政の手続きは難しいという印象を持つ方もいらっしゃるかもしれません。

事前に役所窓口でのやり取りをスタッフとロールプレイする練習や、実際に役所へ同行する事もあります。既に自身で手続きをされている方もいらっしゃいますが、当院GHでは全ての利用者様がいずれ一人でも手続きが出来るように日々支援をしております。

2023-01-04

心理室 心理プログラム紹介:認知行動療法(CBGT)

こんにちは、心理室です。

今回は、静養病棟(ストレスケア病棟)で行っている認知行動療法のプログラムの様子をお伝えさせていただきます。

認知行動療法の手法の一つ、“行動活性”について学ぶ回では、患者様ご自身の体験を交えながら、気分と行動の繋がりについて学んでいただきました。

その中で、患者様皆さんが実際に行って、少しでも気分が上がる行動について共有しました。

「散歩すること」「日記をつけること」「好きなキャラクターのぬいぐるみを作ること」「絵を描くこと」「お菓子を食べること」等々たくさんの意見が上がりました。時々「自分はちゃんとした趣味がないから、生活に楽しみを持てずダメなんですよね」というお声を聞くことがあります。そのようにおっしゃる患者様もセッション後には、「特別な趣味を作らなくても、自分の気分を上げるやり方って意外とあるんだなって気づきました」と感想をいただきます。

ちょっとした振り返りが、自分の強みを知るきっかけ作りになることもあります。