11月になり、冬の寒さが訪れ始めておりますが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。
第10病棟では、11月に行われた、第48回髙仁会学会において「行動制限の最小化」「業務改善への取り組み」というテーマに対して、銅賞にて表彰されました。患者さん・スタッフが一体となり、テーマの解決に向けて、取り組むことが出来た結果だと考えております。
今後も、スタッフ一同、患者さんが楽しく入院生活を過ごせるよう努めていきたいと思います。
11月になり、冬の寒さが訪れ始めておりますが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。
第10病棟では、11月に行われた、第48回髙仁会学会において「行動制限の最小化」「業務改善への取り組み」というテーマに対して、銅賞にて表彰されました。患者さん・スタッフが一体となり、テーマの解決に向けて、取り組むことが出来た結果だと考えております。
今後も、スタッフ一同、患者さんが楽しく入院生活を過ごせるよう努めていきたいと思います。
第10病棟は認知症濃厚治療病棟です。
新館4階に位置し、広い空間の中でゆっくり過ごしていただいています。第10病棟では患者様との対話を大切にし患者職員双方で毎週1回ミーティングを行っています。ミーティングでは毎回患者様より活発な意見が出されます。私たちは患者様の意見に真摯に耳を傾け可能な範囲で患者様のご希望が叶えられるよう病棟ミーティングにて議論を交わし様々な改善案を検討しています。そのようにして出来た新たな改善案を患者様にフィードバックし試行錯誤を重ねながら患者様の療養環境の改善を図り患者様―職員の関係性の向上に努めています。穏やかな環境で認知症の方によりよい治療が提供できるよう今日も奮闘しています。
こんにちは!第3病棟です。今回は姿勢についてお話ししたいと思います。
さて、皆さんは気分が乗らなかったり、ぐだぐだしてしまい、いつまでも気持ちを持ち上げられないということはありませんか?
今回は、このような時におすすめのテクニックをお教えします。
・姿勢とメンタルの心理学実験
アメリカ、コロラド大学のトミー・ロバート氏は、大学生に対して、姿勢に関する実験を行いました。
彼は学生を2つのグループに分け、一方には「背筋を伸ばして胸を張り、首をまっすぐ上に持ち上げる」という指示をしました。
そしてもう一方のグループには何も指示をしませんでした。
すると、指示のように「ピンと張った姿勢」を取らせたグループの方が、何も指示しなかったグループに比べて「心理学的に強く自信を持ち」、そして「発言が前向きになった」というのです。
ここで、マイナス思考の方や、精神疾患を持っている方というのは全体的に姿勢が丸まっていることが多く見られます。
姿勢がピンと張っていて「うつです」という方は、やはりあまりいないんです。
他人に与える印象は、姿勢によって変わるとよく言われます。
そして実は、自分の内側である自信やメンタル的な部分も、姿勢と非常に合致しているのです。そのため、姿勢を良くするということはとても重要です。
多くても5~10分に一度、または1時間に1回といった時報程度で試していただくのが良いでしょう。
姿勢を正す機会を増やすことで、是非一日の多くを前向きに、活力的に過ごしていただけたらと思い日々の看護にも取り組んでいきます
第2病棟では作業療法として病院の中庭で園芸を行っています。個々の役割を持ち植えたブロッコリーが立派に育ち収穫できるよう畑の周りの草取りを行ったり外の空気に触れ珈琲を飲みながら季節感を楽しんで頂いています。ご本人様の達成感に繋がります。収穫できたらどんな料理が作れるのか「シチューかなあ、ゆでたサラダがいいかなあ~」みんなそれぞれに思いを話し、沢山の笑顔も見られ、和やかな時間となりました。
このような時間は夜の睡眠も質を整え、ストレスの解消にも繋がります。
自分たちで土を整え、種を撒き、水をやり、実が大きくなるのを実感できる喜びを
また次のステップに繋げられるよう取り組んで参りたいと思っています。
こんにちは第1病棟です。第1病棟は、急性期病棟なのですが、通院、内服を自己中断してしまい、状態が悪くなり入院になるケースも少なくありません。退院後きちんと通院し、内服し症状が安定して過ごせるように病棟では、服薬教室を毎週木曜日おこなっております。
薬の効果、副作用についてなど説明し、なぜ内服が必要なのか、振り返りや学びの場になっております。入院し、安定してきたら内服の自己管理も行い退院に向け内服の習慣、自信をつけて退院できるように関わりを持っております。
10月10日現在、59名の患者様が入院生活を送られています。
寒暖の差が激しい時期になりました。
病棟ホールに掲示するカレンダーの花紙を手作りしているところの風景です。
第4病棟はご高齢の患者様が多いので、手先、指先の細かい作業は脳の活性化に繋がります。作業中は患者様同士での会話も広がるため、それもまた刺激になり、患者様からも笑みがこぼれていました。
入院生活の中であっても他者との交流をはかり、作業療法という時間があることで、楽しみを見つけることが出来ます。また、ホールに来られない患者様は部屋で音楽療法を提供しています。音楽がかかると、口ずさむ一緒に歌っている姿も見られます。
患者様に日々楽しい有意義な時間を提供できるよう努めてまいります。
皆様こんにちは。前回に引き続き、リワークを修了された方の声を紹介させていただきます。
間もなくリワークプログラムを修了し、復職に向けた準備を行っているYと申します。
私がうつ病の診断を受け、休職を決断した時には「1~2ヶ月くらい休めば復職出来るだろう」と考えていました。ところが、休み始めると、みんなに迷惑を掛けることになってしまった罪悪感や、本当に復職出来るだろうかという不安感が日増しに強くなり、症状があまり改善しないまま半年以上が過ぎてしまいました。
主治医の先生からは「半年以上仕事から離れてしまうと、戻るためには誰かの手助けが必要ですよ」と言われ、また産業医の先生からは「リワークという復職支援の制度を活用してはいかがですか」と助言されました。
いくつか候補となる施設・機関を挙げていただきましたが、初めに見学した戸田病院のリワークプログラムに参加させていただくことにしました。
3段階のクラス分けがされていて、各段階に応じたプログラムが用意されている事、また座学だけでなくグループワークを通じて自分自身の性格や行動パターンを分析することで、有効な再発防止策を自ら見つけ出すことが出来ました。
また、復職準備クラスでは実際の職場で起こり得る状況を想定して、より実践的な活動を経験することが出来たと思います。
リワークでの活動を振り返ってみると、プログラムの時間中はもちろん、それ以外の余暇時間もリワークに通う仲間たちと一緒に過ごしたことが私自身にとってはとても有意義なものでした。ひとりで考えていても分からなかったであろう多くの事を、クラス・グループのみなさんのお陰で気付くことが出来ました。
もし、リワークへの参加を検討されている方がいらっしゃったら、多少の不安があっても思い切って参加してみてください。そこには同じような悩みを抱えながら一緒に学び考えていくことが出来る仲間が必ずいると思います。
(担当スタッフからのコメント)
症状が強く苦しい時期から回復され復職に至るまで、たくさんの苦悩がありましたが、その中でも目的を見失うことなく、努力を重ねておられておられました。復職された今も、体調管理をしっかりと行いながら、仕事に励まれていることと思います。今後のご活躍をお祈り申し上げます。また、この記事を読んでいる同じような境遇の方がいらっしゃれば、参考になればと思います。ご本人の了解のもと、投稿させて頂きました。
第8病棟では、各病室や病棟ホールなど、病棟の南側から荒川を臨むことができます。暑さも和らぎ過ごしやすい気候に恵まれるようになった10月。まだまだ日差しも感じられるため、麦わら帽子を被り天気の良い日は院内グラウンドに散歩へ行っています。季節の変わり目で、雨風ふく日はコスモスホールでレクリエーションを行っています。これからも穏やかな空間もレクリエーションで楽しむ時間も提供できるようにしていきたいと思います。
こんにちは。急に寒くなりましたね。
患者さまとのあいさつも「今日は寒いね」といった会話が多く聞かれるようになりました。
第6病棟では、日々のレクリエーションとは別に、毎週木曜日に病棟レクリエーションを行っています。今回は秋の運動会として玉入れを行いました。体を動かした後の水分補給も温かいココアを皆さんにお配りしました。皆さん「温かくておいしい」と笑顔で喜んでいただき、ほっこり温かい気持ちになりました。笑顔は人を幸せにしますね。寒さに負けず今日も笑顔で行きましょう。
11月となり肌寒い季節となり体調管理に気を付けたい時期となりました。今月のレクリエーションはカラオケを行わせて頂きました。病棟には若い方から高齢の方までいらっしゃるので色んな年代の曲を思い思い歌われていました。皆さん自身が好きな歌を歌われていたので楽しそうに過ごされていました。
慢性期病棟ですので入院期間が長い方がいらっしゃいますが、院をめざして少しでも多くのサポートできるように関わらせて頂きたいと思います。