デイケアブログ
こんにちは。
残暑が厳しい日々が続いていましたが、10月に入って一気に気温が下がり、
秋の訪れを感じさせる時期になりました。
運動の秋ということで、
北館デイケアでは10月10日からメンバーのウォーキングが開始します。
お昼過ぎの時間帯に戸田病院周辺を1~2周歩きます。
北館前の金木製も香っていて、秋を感じながら散歩を楽しんでいただきたいです。

メンバーへのアナウンスのポスターは就労準備コースのメンバーが
「イベントクラブ」というプログラムで作成したものを掲示しています。
各コース分手書きで作成して掲示しています。
メンバーの個性が出ているポスターですね。


ウォーキング初日は社会資源活用学習コース・就労準備コースのメンバーが歩きました。
あいにくの天気で、秋の風が冷たい中でしたが、皆さん一生懸命歩いていました。

そして10月29日には北館デイケアのイベントの運動会が開催予定です。
今年もたくさんの競技・種目をスタッフが用意しています。
スタッフが作成中の道具。これを使ってどんな競技をするのでしょうか・・・?
ウォーキングで体力をつけて運動会を楽しんで頂きたいと思います。

第4病棟 作業療法 体操
第4病棟は身体合併症病棟で、精神疾患を抱えた患者様が内科的治療を要した時に治療する病棟です。精神科医と内科医がカンファレンスしながら精神面において必要な治療と、内科的に必要な治療を行っていきます。
作業療法のプログラムは主に身体リハビリ目的の体操や、リラクゼーション目的の音楽鑑賞、脳を活性化するためのクラフトで構成されています。

第4病棟の患者様は車イス使用の方もいらっしゃるので、座って椅子の方でも参加できる体操で、パンフレットの活用しながら、作業療法士が声を掛けながら進めていきます。
患者様からは「きついなー」という感想と共に笑みもこぼれていました。
患者様同士のコミュニケーションを図る場ともなっています。
第3病棟です
第3病棟です。皆さんは行動制限のない夏はどのように過ごせましたか?
新型コロナウイルスの感染状況に油断がならない中での行動制限のない初めての夏はどうでしたか
第3病棟は男子濃厚治療病棟ですが主にご入院されている患者様の多くが統合失調症です。
統合失調症という病気は今ではよく耳にするようになりましたがどんな病気かとはあまり知られていないと思います。
統合失調症は主に妄想や幻聴が代表的な症状ではありますが日常生活における判断能力やその行動が支障される病気でもあります。ただ漫然と過ごすだけでなくどうすれば社会生活に戻れるか病気と向き合いながら過ごすことが重要となります。
第3病棟ではそんな当たり前だと思われがちなことでも真剣に患者様とともに取り組んでおります。
第2病棟
戸田病院は看護学生の実習の受け入れをしています。
第2病棟にもいくつかの看護学校から看護学生が実習のため来るので、患者様に了解が頂ければ、実習生の受持ち患者様になって頂いています。実習内容としては主に患者様とコミュニケーションをとる、作業療法に参加されている場面を見学する、一緒に外出するなどですが、密に関わることができるため、患者様は学生が来るのを楽しみに待ってくださっています。
学生は統合失調症など疾患について勉強してきて実習に臨むわけですが、例えば幻覚や妄想といった症状がある患者様にどう対応すればよいのかと、学生は身構えて来ます。でも実際に患者様と関わってみると、どの患者様も優しく、明るく関わってくださるので「精神科に対するイメージが変わった」と、どの学生も実習の最終日は必ずそう感想を述べてくれます。
私自身も日々勤務して患者様と関わる中で、患者様に勇気付けられたり励まされたりすることがあり、たくさん笑顔にさせて頂いています。そんな患者様に出来る限り快適な入院生活を送って頂きたいと思いながら、これからも様々な業務に取り組んで参ります。
心理室
心理室では、病棟でのグループ活動の一環として、患者様と毎月の暦を追ったり、テーマを決めて語り合ったり、季節に合わせた創作活動、レクリエーションなどを行っています。
先日は、芸術療法の一つである「なぐり描き法」を体験していただきました。芸術療法は、言葉ではなく創作活動を通して自己表現をすることで心の健康を回復することを目指しており、創作活動そのもののリラックス効果やリハビリテーション効果もあるとされています。なぐり描き法にはいくつか種類がありますが、今回は患者様同士でペアになっていただき、2人が交互になぐり描きと色づけを行う「スクイグル法」に取り組みました。
画用紙に描かれた線を見て、すぐに思いついて色をつけ始める方、一体何に見えるだろうとじっくり考える方、そもそもどのようななぐり描きをするのか悩む方などさまざまなご様子でした。最終的に皆様の思い思いの絵が完成し、他の方の発想やその違いを楽しんだり、自由に描くことの難しさを体感したりしておられました。
言葉で表現することが苦手な方でも、描線や色、形の中で気持ちを表現し、それを相手に渡すことができ、また作品の創作や振り返りの過程で気持ちを整理していくことができます。今後も、こうした活動を通して患者様がご自身への理解を深めたり、心身のバランスを保ったり、ひいては患者様同士のコミュニケーションに役立てたりしていただければと考えています。
第6病棟
こんにちは。風が冷たく感じすっかり秋めいてきましたね。
新型コロナウイルス感染症感染拡大に伴って看護学生の実習も受け入れができない状況が続いていましたが、受け入れが再開されました。
私自身看護学生だった頃の記憶がよみがえります。毎回緊張と不安を抱えながら挑んでいた実習も、今ではとても貴重な経験であったと感じます。そして今でも変わらず思うことは、いつでも相手に尊厳の気持ちを忘れずに持っていたいということ。目に見えているものだけが全てではないことを忘れずに看護に取り組んでいきたいと感じました。
こんにちは。第5病棟です。
秋となり過ごしやすい日々が続いておりますが、病棟では作業療法士によるレクリエーションを行わせていただいております。患者様は積極的に参加されおり、中でもカラオケはいつも以上に楽しまれているように感じます。
皆さん思い思いの曲を一生懸命に歌い患者様同士で楽しまれていますが、スタッフ一同も楽しんでいる姿を見てうれしい気持ちとなります。
そして患者様の退院をめざして少しでも多くのサポートできるように関わらせて頂きたいと思います。
第7病棟
こんにちは!
第7病棟では日々、作業療法や病棟レクリエーションを実施しています。
入院期間が少し長い患者さんが多く毎日楽しみにして下さっています。
8月は病棟レクリエーションとして「夏祭り」を開催しました。
カラオケを行い、おやつを頂くなど楽しい時間を過ごしました。
病棟レクリエーションを行うことで普段見られない表情などに気づくことができます。
楽しみながら治療的な関わりができればと思っています。
第2病棟
世の中のコロナ感染者数が増える一方の中、第2病棟で取り組んでいる感染予防対策についてお話させて頂きます。
第2病棟は開放病棟なので患者様が外出されることも多いため、まず外出時のマスク着用は勿論のこと、病棟内でもマスク着用をお願いしています。外出から戻られた際は手洗い、うがい、消毒を実施するよう声掛けをし、毎週の患者様を含めたミーティングでは世の中の感染状況、戸田病院での感染状況などお伝えし、どうしたら感染予防できるのか、万が一、一人でも感染者が出たら病棟がどのようになる可能性があるのかなど話をします。
そのような時間を共有し皆で考えることで、患者様同士でもマスク着用を忘れている人に声を掛ける姿など見られるようになりました。スタッフもN95マスクを着用し、患者様と接触する時間が長い時はフェイスシールド着用しています。休憩時間中も休憩場が密にならないよう心掛け、マスクなしでの会話はしないようにしています。患者様だけでなくスタッフも日々、気を緩めることなく感染予防対策に取り組んでいます。
生活しにくい世の中になってしまいましたが、嘆いていても何も変わりません。ウイルスに負けないようやるべきことを徹底し、前向きに過ごしていきましょう。