静養病棟(ストレスケア病棟)は20床のうつ病、ないしはうつ状態を対象とした専門病棟です。
静養病棟では、その名の通り、静かな療養環境を提供しております。
また、静養病棟には屋外のテラスがあり、陽光を浴びることができます。
陽光を浴びることは、気分を向上させる効果がありますし、体内リズム、睡眠にも良い影響があるとされております。
テラスには、季節の野菜やお花などの植物を栽培しており、患者さんとともに、その成長を楽しむなどの活動も行っております。
静養病棟(ストレスケア病棟)は20床のうつ病、ないしはうつ状態を対象とした専門病棟です。
静養病棟では、その名の通り、静かな療養環境を提供しております。
また、静養病棟には屋外のテラスがあり、陽光を浴びることができます。
陽光を浴びることは、気分を向上させる効果がありますし、体内リズム、睡眠にも良い影響があるとされております。
テラスには、季節の野菜やお花などの植物を栽培しており、患者さんとともに、その成長を楽しむなどの活動も行っております。
休職中の方の多くは、「復職後うまくいくだろうか?」「また再発したらどうしようか…」と不安を抱えていらっしゃると思います。またリワークに通うことが、ご自身にとってどのようなメリットがあるのか、よくわからないと感じている方も多いと思います。
そこで今回はリワークに通うメリットについて紹介させていただき、ご参考にしていただければと思います。
・体調管理ができる
再発を防止しながら働き続けるには、規則正しい生活を維持することがとても大切になります。リワークでは日々の生活リズムを視覚化し、スタッフと共有していきます。
また体調に合わせて段階的に通所回数を増やしていくので、無理なく復職後の生活に整えていくことが出来ます。
・自分の傾向がわかるようになる
交流分析や認知行動療法などの心理療法をグループワークで行います。自分の得意な事や不得意な事、考え方の癖などに気づき、見直す機会があります。自分を客観視できるよ
うになると、体調を崩した背景が捉えやすくなり、対策を検討することができるようになります。
・コミュニケーション能力・業務遂行能力が身につく
職場で健康的に働き続けるには、人間関係を良好に保つコミュニケーションスキルが大切だと思います。苦手意識がある人でも、コツをつかんで反復練習すれば身に付きやすくなります。人間関係の構築ができると、働きやすくなり、業務に負担感が強まった時でも周囲と調整しやすくなると思います。また、スケジュール管理や危機管理能力や活動と休息のバランスがとれることも大事なスキルです。リワークでは、グループワークで実際の職場を想定して、実践的に取り組んでいくことができます。
どのくらいの期間でどこまで進むかは個人差があります。当院のリワークでは、お一人ずつのペースに合わせながら支援をさせていただきます。ご質問などありましたら、お気軽にお問い合わせください。
夏の暑さも和らぎ、秋の匂いや気持ち良い風が感じられるようになった9月上旬。
第8病棟では病棟レクレーションでグラウンドへの散歩や病棟内での散歩を行いました。


今年の梅雨明けは例年より早かったため、厳しい暑さが続いていました。用意された麦わら帽子を被り、グラウンドへ散歩に行きます。「まだじめじめするけど、やっぱり外は気持ちがいいね」「きてよかったわ」という声も聞かれ、患者さん同士でのコミュニケーションも弾んでいる様子もみられました。
これから秋風も感じられる季節になるのでレクリエーションでグラウンド散歩やレクリエーションを行っていきたいと思います。
今月の作業療法室の活動は、第7病棟(療養病棟)で行った、カレンダー作りを紹介します。

第7病棟の作業療法では、毎月季節に合ったカレンダー作りを行っています。
普段は昼間寝てしまったり、テレビを見ることが多い患者さんも、誰かが作り始めると興味を持って見学しに来たり、「やりたい!!」と自ら作成に参加する様子も見られます。また、季節に応じた装飾を行うことで季節感を感じてもらえるようにしています。
病棟のカレンダーは日めくり方式にしており、絵の得意な患者さんに月ごとに描いてもらっています。
9月になり、早くも半ばになりましたね。まだ蒸し暑い日もあれば、秋の風を感じる日も出てきました。
病棟でも患者様に四季を感じられる病棟レクリエーションを行いたいと思っておりますが、コロナの関係もあり、人気のあった、調理するレクリエーションは、難しく、映画鑑賞が多くなってしまっているのが現状ですが、工夫をし、楽しんでいただけるように頑張っております。
中庭の開放時間も人気があるので次回は、秋を感じられるよう中庭で何かやれたらなと思います。
猛暑が続く8月上旬、私たち第10病棟はコスモスホールにて、病棟レクリエーションを行いました。

皆さんに体を動かす機会や気分転換の時間をより提供できるよう、この8月から、コスモスホールで行う病棟レクリエーションの回数を、これまでよりも増やす試みをしています。
この日は映画鑑賞の時間となりました。
病棟内のテレビよりも、大きなスクリーンで観る映像と音は、患者さんたちのいつもより少し穏やかな表情や真剣な顔を引き出してくれたように思います。
こんにちは第3病棟です。夏の暑さが厳しい中新型コロナウィルスの感染状況も増加傾向が続いています。今年は行動制限のない初めての夏ですが皆さんはどのように過ごされましたか?
第3病棟は8月の病棟レクとしてカラオケ大会を行いました。感染が広まる中懸念されるプログラムではありますが感染対策を十分に行い実施しております。
患者さんが思い思いに歌い終わった後はみな笑顔が見られています。大きな声を出すといった行動は新型コロナウイルスが流行してからあまり目にしない光景になりましたがストレス発散には効果てきめんです。
今後も患者さんが楽しく入院生活が送れるように努力していきたいと考えております。
こんにちは、第6病棟です。
第6病棟は、慢性期女子開放病棟です。社会復帰を目標に必要なスキルを身に着けるため個別性に合わせて看護を行っています。比較的病状が安定してきている患者さまがほとんどですが、ときに病状が悪化してしまう患者さまもいらっしゃいます。
疾患のほとんどが統合失調症です。統合失調症の原因はまだはっきりとわかっていませんが、大きなストレスも関係のひとつと言われています。
必要なスキルを身に着けるためには、ときに大きなストレスとなる恐れがあります。
日々の関わりを通して患者さんにとって何がストレスとなるっているのかを知り、患者さんが気持ちよく楽しんで目標に向かって歩めるようスタッフ一同一丸となって頑張っていきたいと思います。
第4病棟は身体合併症病棟で、精神疾患を抱えた患者様が内科的治療を要した時に治療する病棟です。
高齢の患者様が多いため、内科的な治療が中心になっている患者様が多く、病棟ホールに出て作業療法に参加できる患者様は少ないですが、参加できない患者様にはベッド上でも行える音楽療法等(好きな音楽や歌を選んで頂き、鑑賞し気分転換を図る又は記憶を呼び起こす目的でやっています)日曜日以外、毎日実施しています。
クラフトでは9月十五夜のお月見のカレンダーを何人かで作り上げていきます。細かい作業がですが、折り紙を貼ったり色を塗ったりすることで脳の活性化に繋がり、コミュニケーションの場となっています。
また、個別で計算の学習療法に取り組んでいる患者様もおり、一生懸命、計算しています。答え合わせで合っている時、笑顔がこぼれています。
患者様が日々楽しく作業療法に取り組んでいただけるよう、今後も作業療法士を中心に取り組んで参りたいと思います。
今回は心理士が行っている静養病棟の集団プログラム「療養教室」をご紹介します。
このプログラムはうつ病の理解を深めることで再発予防へとつなげていくことを目的としています。
具体的には症状の特徴、療養生活のポイント、薬やストレスとの付合い方、自己理解、退院後の生活など多岐にわたる内容を扱います。当院薬剤師やデイケアスタッフからの講義もあります。参加者同士のコミュニケーションも大切にしており、互いに参考になる意見や体験談が出ることもあります。
参加者の方から「うつのきっかけとなったストレス因を探っていきたい」や「自己理解が大切と知った」という意見があり、前向きに療養に取り組むきっかけになっている様子がうかがえます。