2022-08-26

静養病棟ご紹介

静養病棟はうつ病専門のストレスケア病棟です。

この病棟では、臨床心理士による 認知行動療法(CBT)を治療プログラムに取り入れております。

認知行動療法とは、認知(事象の受け取り方や考え方)に働きかける精神療法の一つです。

精神疾患を患っている方や、ストレスに弱い方は、ストレスを感じる出来事が発生した時に、悲観的、被害的に捉えて、悪い方へ思考が行ってしまう事が多いです。

認知行動療法では、そのような考え方を変えていき、ストレスと上手な付き合い方を習得する方法と言えます。

2022-08-24

第4病棟 作業療法 体操

第4病棟は身体合併症病棟で、精神疾患を抱えた患者様が内科的治療を要した時に治療する病棟です。精神科医と内科医がカンファレンスしながら精神面において必要な治療と、内科的に必要な治療を行っていきます。

身体症状から作業療法に参加できない患者様もいらっしゃいますが、作業療法は日曜日以外毎日実施しています。

作業療法のプログラムは主に身体リハビリ目的の体操や、リラクゼーション目的の音楽鑑賞、脳を活性化するためのクラフトで構成されています。第4病棟の患者様は車イス使用の方もいらっしゃるので、座ったまま実施できる体操を行っています。

作業療法は身体機能を低下させないために欠かせない治療の一環です。患者様が日々楽しく作業療法に取り組んでいただけるよう、作業療法士を中心に取り組んで参ります。

2022-08-23

第7病棟

窓から見えるボートコースは桜並木の新緑が美しく、夏らしい光景が目に飛び込んできます。病棟内は空調が効いており適温が保たれた中で患者様と外を眺め夏を目で楽しんでいます。日当たりが良く窓際の席はとても日差しが強いため今年はホールの座席の配置を一部変えました。

例年見ごたえのあった花火大会はここ3年間新型コロナウィルス蔓延の影響で中止となっております。窓から恒例の花火が鑑賞できないさみしさを実感しています。

終わりの見えないウィルスとの闘いですがくじけずに共存の道を模索していきたいものです。今後も感染対策をはかりながら患者様の療養生活を支えていきたいと思っております。

2022-08-23

第1病棟の部署方針

今年度の第1病棟の部署方針は、下の2つを掲げています。

1.地域生活に向けた再発防止プログラムの提供
2.入院から外来への一貫した継続医療サービスの推進

精神科急性期治療病棟ということでクリニカルパスを活用し、入院から退院までの治療・看護を適正期間で行っていくのはもちろん、患者様の退院後の生活に焦点を当て精神科医療が滞ることなく調整し、継続できるようにしていくことを目標にしています。

患者様やご家族との関わりの時間をもっと意識して増やし、個別看護を展開していくことが必要となります。患者様、ご家族様一人ひとりのニードに沿った看護が提供していけるよう、職員全員で取り組んでいきたいと思います。

2022-08-18

映画鑑賞

第10病棟では、病棟レクとして病棟ホールにて、映画鑑賞を実施しました。映画は「男はつらいよ」を上映しました。

病棟ホールへスタッフが誘導しました。
中々足が進まない患者様もいらっしゃいましたが、同室の患者様が参加される患者様も見られました。

映画内容に関しては、女性患者様は「見た事あるけど覚えてない」「みたことないよ」と言っているのに対し、男性患者様は「おー懐かしい」「好きだった」と好意的な意見を述べる方が多い印象でした。
上映中は殆どの患者様が静かに鑑賞されていました。時折車椅子より立ち上がろうとする患者様もいましたが、OTスタッフ・看護師にて声かけ・付き添いを行い、転棟・転落防止に努めました。
また映画鑑賞をしながら、飲水の促しを行い、脱水を予防しています。

映画鑑賞後は「面白かった」「懐かしかった」と話されていましたが、中には「遠くてあまり見えなかった」「音が小さかった」と言われている方もいたので、OTスタッフと次回のOTレクの改善点として検討が必要だと思いました。

今回の患者様の感想を次回に活かし、引き続き認知症病棟看護師として治療中の気分転換・日中の離床を図っていきたいと思います。

2022-08-18

体調管理

今年も35度を超える猛暑日が続き熱中症に気を付けなければならない日々です。

コロナ対策としてマスク着用もあるため、より体調管理には気を配らなければなりません。

病棟内に設置しているお茶機の水の減りも冬に比べて早くなりました。

環境調整はもちろんのこと、患者様自身もそれぞれに水分補給を行っていますが、第6病棟では、入浴日に冷たい麦茶の提供を始めました。
皆さん笑顔で「つめたくて美味しいね」と言っていただいておりとても好評です。今後も皆さんの体調管理に気を付け継続していきたいと思います。

2022-08-17

こんにちは。第5病棟です。

第5病棟は閉鎖病棟のため日頃のストレスをためやすい為、病棟レクリエーションを通して患者様が楽しむ時間を作っています。また看護スタッフ主催で毎月患者様の誕生日会を行っております。

今回のレクリエーションは映画鑑賞です。映画鑑賞後には患者様みんなでかき氷を食べられており、多くの笑顔が見られるひと時となりました。

今後も患者様への関りを強くしていき、患者様の入院生活のお手伝いをすることが出来ればと思います。

2022-08-11

第2病棟

今回は先日第2病棟から無事に退院された患者様のエピソードをご紹介させて頂きたいと思います。

戸田病院に約3年入院されていた患者様でした。入院当初より他患者様とのトラブルがよくありましたが、受持ち看護師を中心に、トラブルが起きるたびに「そんな時はどのように相手の患者様とお話すればよかったのか?伝え方がきつくなかったか?」「トラブルが起きそうになった時は看護師に助けを求めることも必要」「他患者様との距離の取り方はどうか?」など振り返りを繰り返し行いました。

その結果、他患者様とのトラブルは徐々に減っていき、安定した入院生活を送れるようになったことで自信も付き、自らグループホームに退院したいと退院を目指すようになりました。グループホームも共同生活です。

通所するDCにもたくさんの利用者様がいますが、入院生活で身に着けた「他者との関わり方」が役に立っていくことでしょう。毎日笑顔で「おはよう」と声を掛けてくれていた患者様が病棟からいなくなってしまうのは寂しい気持ちもありますが、無事に退院し、新しい生活に緊張している患者様に心からエールを贈りたいと思います。

頑張りすぎず、ゆっくりと自分のペースで、新しい生活に慣れて行ってください。

2022-08-03

こんにちは第3病棟です。

こんにちは第3病棟です。梅雨がもうじき明け人々の動きも増えてきましたがコロナウィルスの罹患者が急激に上昇しています。

日々の感染対策も再度見直さなければなりません。第3病棟は男子濃厚治療病棟であり治療上様々な制限が必要となります。日々のストレスも高まる一方かと感じます。

その中で7月は病棟レクとして七夕を行いました。一人ひとり短冊に願いを書いてもらいました。皆さん思い思いの願いが書いてありましたが「早く退院したい」といった願い事をみて改めて今患者さんが地域に戻れるために何をしなければならないかと考えさせられる毎日です。少しずつでも一歩ずつ患者さんとともに進めていきたいと思います。

2022-08-02

作業療法室 集団創作

今月の作業療法室は急性期病棟にて実施した「集団創作」についてお伝えします。

7月に合わせて、「七夕」をテーマに各々の願いを星に書き込み、天の川に見立てて並べています。

星の型を作る、小さい星を散りばめて貼る、織姫と彦星を作るなどの役割を参加者同士で相談して役割を分けていました。自分や家族の体調の心配や目標、やりたいことなどを思い思いに書き込んでおり、それぞれ個性が出ている内容でした。

貼り終えた後は書いたことを見て、楽し気に話し合っており、交流の場ともなっていました。