2019年6月5日より毎週水曜日午後に「内科外来」を新設いたします。受付時間は12時45分~15時30分、診察時間は13時~16時となります。
ものわすれ外来を開始いたします
2019年6月3日より毎週月曜日午後と水曜日午後に「ものわすれ外来」を開始いたします。
受付時間は12時45分~15時30分、診察時間は13時~16時となります。
また今まで毎週木曜日午前に行なっていた認知症専門外来は「ものわすれ外来」として診察を継続いたします。
なお、初診の方の予約は必要ありません。お問い合わせについては☎048-442-3824(代表)までお願いいたします。
リワークデイケア「私のストレスコーピング」
皆さんごきげんよう、リワーク復職準備クラスのXです。
今回は私のストレス対策についてご紹介したいと思います。
以前の私は毎日反すうを繰り返し、発散の方法も知らず、ストレスを溜め込み苦しんでいました。
「反すう」とは、自分の欠点や過去の失敗等を何度もグルグルと考え続けることを意味しています。この状態が続くと、どんどん負のスパイラルに陥り、ネガティブ志向が強くなり、思考能力が下がってしまうなど、様々な問題を引き起こす、と言われています。
反すうへの対策として、活動クラスの「病気のセルフケア講座」において、ストレスコーピングについて学びました。
「ストレスコーピング」とは、心理学の用語で「ストレスへの意図的な対処」を意味します。
コーピングの目的はストレスとうまく付き合っていく事で、自分が何に対してストレスを感じているのかよく観察し、気づきを得てそれぞれのストレスに効果的なコーピングを行ない、ストレスに対処します。
講座では自分のストレスコーピングを、100個挙げ、その中から私が実践している、コーピングについてご紹介したいと思います。
(1)木刀の素振り
毎朝起床後、雨の日を除き、15~20分程度、黒檀の木刀を使って素振りをやっています。心を無にして剣に集中して素振りをしていますと気合が入り、清々しく1日が始まります。
(2)マインドフルネス
瞑想とヨガを基本とした心理療法の一つで、一瞬一瞬の呼吸や体感に意識を向けていきます。「思考は思考に過ぎず決して現実ではない。単なる心の中の出来事なのだ」とありのままに受け止めながら、「今に生きる」事のトレーニングを実践します。私は毎日就寝前、お香を焚き、静かな音楽を流しながら30~40分継続して行っています。始めてから2ヶ月程経過してから、反すうの回数が減ったことを確認できました。
(3)居合道の稽古
毎週土曜日、無外流の居合道場で稽古をしています。刀を鞘から抜いた瞬間に勝負が決まり、刀を抜く瞬間の動きこそが勝敗を決めるのが居合の理法です。他の武道と違い、相手がいて勝敗を競うのではなく、仮想敵を相手として克己心を養うことが出来ます。つまり、居合道の修業は「生死一如」「動静一貫」を目指す心身鍛錬の道であり、心が洗われる様です。
(4)刀剣鑑賞
私が居合で愛用している刀は、人間国宝の刀工の作で、無暇、無欠点の大変素晴らしい一振りです。刀剣を手入れしながら鑑賞するのは、私にとっては絵画や彫刻、陶磁器等の美術品を鑑賞する事と同じ感覚であり、刀剣博物館や刀剣美術館に出向いて、古代刀から現代刀に至るまで拝見していますと、時が経つのを忘れ、心も落ち着き、私の大切なストレスコーピングのひとつです。
(5)音楽鑑賞
主にクラシック音楽を聴く事が多いのですが、音楽は心を豊かにし、感性を高めてくれます。気分が落ちている時には、ヴェートーベンやブラームス、ラフマニノフの交響曲やピアノ協奏曲、ピアノソナタ等は重厚でテンポが良く、聴いていると気持に活力が湧いてきます。逆に高ぶった気持ちを落ち着けたい時には、流れるようなメロディラインが特徴であるシューマンの交響曲を聴いていると、心静かに落ち着きを取り戻します。
反すうはぼんやりしているとすぐに現れますが、行動をしている間は、自分の周囲で起こっていることに意識を向けるようにします。否定的な思考が浮かんできた時は「これは否定的な考えだ」と心の中で言葉で確認し、気付きを入れます。
以上に注意しながら意識的にストレスコーピングを継続して行った結果、反すうの回数が以前よりぐっと減ったことが自分でも実感できました。
今後も何に対してどのようなストレス反応を起こしているのかを観察し、ストレスコーピングの中から相性の良さそうなものを選択し、上手にストレスと付き合っていきたいと思います。
リワークデイケア「私の睡眠改善法」
みなさんこんにちは!
私はリワーク復職準備クラスのAです。
唐突ですが皆さんよく眠れていますか?
厚生労働省の平成29年国民健康・栄養調査における睡眠については
1日の平均睡眠時間は6時間以上7時間未満の割合が最も高く、男性 35.0%、女性 33.4%、
1日の平均睡眠時間が6時間未満の割合は、男女とも40歳代で最も高く、それぞれ48.5%、52.4%との報告があります。
一カ月前の私は夜中に何度も目が覚め、睡眠時間も長くて2時間程を繰り返している状況でした。これでは治る病気も治らないし、日中も眠気に襲われ眠くて仕方ない。では改善するにはどうすればいいか、私がリワークで学び、取組んだ睡眠改善についてこのHPをご覧の皆様に紹介させて頂きます。
1.マインドフルネス夜の瞑想
自然な呼吸に意識を向けることで、副交感神経が優位になり、良質な眠りに繋がるといった方法です。私は寝る前に毎日10分間これを行なうことにより睡眠の入りは少しずつ改善しました。
- 2. 目覚まし時計アラーム時間
明け方は20分前後でレム睡眠とノンレム睡眠が切り替るので、起きる20分前に1回目をセットし、レム睡眠中なら小さな音でもスッキリ起きれますが、ノンレム睡眠中ならスッキリと起きれません。
二回目のアラームではレム睡眠に切り替っている確率が高いと思われる為、スッキリ起きられることが多いです。私は目覚ましをセットする場合はこのセット方法でスッキリ目覚めることができました。
3.カーテンを開けて朝日を浴びる
朝目が覚めたら朝日を浴びる事により体内時計をスタートさせることで朝気持ちよく活動できるようになりました。
4.寝る90分前の入浴
人の体温は「深部体温」(体の内部の体温)と「皮膚体温」(手足の体温)があり、日中、深部体温は皮膚体温より約2℃高く、その差が縮まる程眠りやすい状態になるそうで、入浴して直ぐに布団に入ると深部体温が十分に下がらず眠気を遠ざけます。
そこで、寝る90分前に入浴を済ませておけば深部体温が下がり、スムーズに眠りに入り良質な睡眠得やすく長めの睡眠が取れるようになりました。
この4項目を1ヶ月間実施した結果、夜中に起きることが無くなり平均睡眠時間は2時間から6時間に改善しました。日中の眠気も少なくなり活動が気持ちよいものになりました。
ご覧の皆様も睡眠でお悩みなら一度入浴時間を見直したり、目覚ましの時間を変えたりしてみてはいかがでしょうか?
最後まで読んで頂きありがとうございました。
デイケア 『展覧会のお知らせ』
本年度もデイケア展覧会の時期が迫ってまいりました。
毎年メンバーさんが作成した絵画など、様々な作品の展示を行っております。
今年はテーマを「あおぞら」とし、趣向を凝らした作品が揃いつつあります。
現在6/10に迫った展覧会に向けて着々と準備が進行中です。
是非多くの皆様にお越しいただき、ご覧になっていただければ幸いです。
メンバー、スタッフ共々皆様のお越しを心よりお待ちしております。
リワークデイケア『コミュニケーショントレーニング企画』
皆さま、こんにちは。
令和の時代が始まり気分新たにされている方も多いのではないでしょうか。
また、大型連休も終わり疲れが多少残っている方もいらっしゃるかと思いますが体調にお変わりありませんか?
4月26日、リワークでは復職準備クラスの皆さんによる『コミュニケーショントレーニング企画』のイベントが開催されました。
クラスの枠を超え、コミュニケーションを取りながらトランプやカードゲーム、かるたを使ってチーム対抗で得点を競い合いました。
こちらの写真は、開催前のメンバー。円陣を組み「えい、えい、オー✊」
チーム対抗トランプゲームは神経衰弱、ババ抜きを、カードゲームは「ノイ」を行いました。復職準備クラスのメンバーがゲームマスターとなり、ゲームマスターに勝てばさらに得点が加算されます。
ゲームマスターが必ず強いとも限らず…負けてしまいました。
最後は全員でリワークかるたをやり盛り上がっていました。
開催まで少ない日数の中、主催の復職準備クラスの皆さんはチームワークを上手に取り、当日を迎え、会は大盛況となりました。皆さん、お疲れ様でした☺
第6病棟について
第6病棟は病状が安定し、食事や入浴など御自身で行える患者さんが社会復帰を目指し、入院治療を送られています。
病棟での支援として、内服薬の管理やロッカーの使用・小遣い管理といったことを、患者さんができるように取り組んでいます。また、病院の近くにあるスーパーマーケットや駅等へ付き添い、患者さんが一人で外出ができるよう支援を行っています。退院前には自宅や退院先の施設退院に向けた訪問、また必要な日用品を買い物に行くといった支援も行っています。患者さんが安心して退院後の生活が送れるように、今後も支援活動を行っていきます。
第3病棟について
第3病棟の機能は男子重度濃厚治療病棟です。
第3病棟に入院されている多くの患者様は急性期治療を終えるも、病状が不安定であり、入院治療が長期化した患者様の治療を行う病棟です。
その患者様は、日々病棟内で生活する時間が長いため、外気に触れる時間もなるべくとれるように取り組んでおり、定期的に戸田病院の敷地内にある中庭に出て、ボールを使ったレクリエーションや散歩の時間を作るといった取り組みを行い、患者様の気分転換や外気に触れることで精神症状を和らげる目的で活動を行っています。
特に今月4月は中庭にある綺麗に咲く桜がある為、患者様数名で中庭に行き「花見」を実施しました。桜の花びらが舞う中、桜にまつわる歌などスタッフと患者様と共に歌い和やかな雰囲気で過ごしますが、最終的には「花より団子」。食事ではないですが、飲み物を用意し、皆さまに配ると飲みものに集中する時間があり、誰も話さず静かになった時間がありました。しかし、また話をすると笑みが出るなど、終始楽しく過ごせた花見でした。
今後も季節に合わせたイベントを開催し、入院治療に少しでも手助けできるきっかけが出来たらと考え、これからも担当医初め、病棟看護師やケアアシスタント、他コメディカルと連携を密に行い一丸となって患者様の病状改善に努めていきます。
バリデーションについての続き
【バリデーションについての続き】
前回までバリデーションのテクニックについてお話をしてきました。
認知症の方と生活を共にされるご家族の苦悩は我々の想像を超えるものかもしれませんが、バリデーションを知ることでご家族の精神的負担を減らす手助けになります。認知症の方は自身の気持ちを整理して伝えることは困難になるので、バリデーションを活用できれば、認知症の方の気持ちを感じ取り、分かち合うことができるようになります。認知症病棟でもスタッフが日々、患者様の訴えや行動に対して迷うこともありますが、理解したい、分かち合いたいという思いでバリデーションを実践しています。実践を続ける中で、患者様と気持ちが繋がった時の喜びを活力に、これからも邁進していきます。
第2病棟レクリエーション
第2病棟レクリエーションとして、任天堂Wiiでのゲーム大会を開催しました。
今回はチャンバラ、アーチェリー、ボウリングの3種目を順に行います。
まずはチャンバラからスタート
2名での対戦形式なので、応援も盛り上がり、白熱した試合が繰り広げられました。
続いてはアーチェリー
Wiiゲーム大会は以前にも行っていますが、アーチェリーは初挑戦という方が多く
低スコアが続きます。「あぁ~」という溜め息も聞こえてきますが、その分、高得点のときは皆で大拍手の大盛り上がりです!
最後はボウリングの100本倒しゲーム
参加者が多くいる中、ただ1人だけ100本倒しのパーフェクト達成!アーチェリーの盛り上がりを超える拍手と賛辞が送られます。
楽しい雰囲気の中で、ゲーム大会は閉幕となりました♫