誤嚥性肺炎に対する取り組み

こんにちは。第10病棟です。

第10病棟には多くの高齢者の方が入院されています。

今回は、病棟で力を入れている誤嚥性肺炎に対する取り組みを、ご紹介させていただきます。高齢者の方々は、飲み込む力(嚥下機能)の低下や出す力(咳反射)の弱まり、口腔環境と免疫力の変化から誤嚥性肺炎にかかりやすいと言われています。そこで私たちは、誤嚥性肺炎の予防として毎日昼食前に患者様、看護師、ケアスタッフが集まり「かえるの歌」と「はとぽっぽ」を合唱する時間を設けています。

誤嚥予防に「パタカラ体操」が一般的にありますが、かえるの歌やはとぽっぽにも口や舌を動かすための重要な音が揃っています。また、合唱する事により肺活量のアップや、唾液の分泌が促され、喉の筋肉はウォーミングアップされるため、食事が飲み込みやすくなります。患者様からも「今日も歌うの楽しみだわ」とお声をいただいています。これからも患者様に楽しみながら参加していただけるような、取り組みを行っていきたいと思います。

鬼は~外~👹福は~内~ 

病棟では、作業療法の時間に、病棟内に飾る掲示物を制作しています。

2月は、節分で鬼の面を制作しました。それぞれが、好きな鬼を選び、色塗りをしました。怖そうな鬼、優しそうな鬼、子供の鬼など、個性あふれる鬼たちが集合し、にぎやかに病棟を飾ってくれました。

KODAK Digital Still Camera

入院中は、四季の移り変わりを肌で感じる機会があまりない為、季節行事は、患者さんにとって良い刺激となります。活動を通して、他者との交流も増え、お互いの作品を褒めたリ、おしゃべりをしながら掲示し、楽しく時間は過ぎていきました。

KODAK Digital Still Camera

3月はどんなテーマで制作をするのか楽しみですね🌸

第5病棟 

リワークコースのご紹介

デイケアリワークコースでは復職支援を行っています。段階に応じて導入クラス・活動クラス・復職準備クラスの3つのクラス制と復職後のフォローアップ制度を設けております。

個別担当制を実施し、定期的な面談もありますので、病気や生活、仕事の上での困り事や不安な事等もご相談いただき、復職をサポートいたします。復職後も必要に応じて面談を行い、再発・再休職予防にも取り組んでいます。

リワーク活動を通じ「生活リズムを整える」「体力をつける」「同じ体験をした仲間と分かち合う」「自己を受け入れる」「再発防止の手立てを学び考える」ことに目を向け復職準備性を高め、病気をコントロールしながら健康的で主体的な生活の維持を皆様と一緒に目指します。

復職支援の流れ 

当院のデイケアリワークコースは3つのクラスとフォローアップから成り立っています。

導入クラスより開始し活動クラス、復職準備クラスと段階を踏んで治療を行っていきます。個々の症状や体調、参加目的や復職の時期に合わせて通所日、通所期間を決めていきますのでご相談ください。

戸田病院リワークデイケアでは見学を随時募集しております。ぜひお気軽にお問合せください。

戸田病院(代表)048-442-3824

音声ダイアル4

部署:戸田病院デイケア

デイケアでの治療について

〈デイケアでの治療効果〉

①再発再燃予防:再発再入院を予防する

②集団参加技能の学習:他者との交流の幅を広げる・対人関係に必要な技能を身につける自己表現を養う

③生活リズムの調整:時間と日程の管理、食事や就寝時間等

④就労前準備:基本的な作業能力や職業習慣などを身につける

⑤社会参加の援助

〈コース別の治療〉

デイケアコスモスは5つのコースからなり症状に合わせて段階的に治療を行っています。5コースのうち1つを選択し所属していただきます。

1段階:再発防止コース

2段階:体力増強コース

3段階:マナー生活習慣改善コース

4段階:社会資源活用学習コース

5段階:就労準備コース

各コースの治療期間は6ヶ月間を1期としてコ-スやプログラムの終了又は更新を行います。3ヶ月ごとに各メンバーの回復度や習得度を評価してコースの更新や新コースへの移行を行っています。メンバーごとに個別の治療計画を作成し、個別面談を実施するなど集団治療だけでなく個別のサービスも提供しています。原則として2年間がコース所属の最長利用年限となっていますが、本人の希望や状態により延長及び再参加することもできます。デイケアプログラムはコースごとに組まれており必須プログラムと選択プログラムに分けられます。集中して治療するもの、楽しみながら治療するものとメリハリをつけています。また、絵画教室・スポーツ・音楽療法やイベント等も企画、実施しています。

戸田病院デイケアでは見学を随時募集しております。ぜひお気軽にお問合せください。

戸田病院(代表)048-442-3824 

音声ダイアル4 

部署:戸田病院デイケア

季節を感じていただく取り組みについて

こんにちは。男性閉鎖病棟です。統合失調症など精神疾患の方への治療や生活指導を中心に行っております。

入院中の患者様は長期入院されている方が多く、日々の生活の中で「今」を感じていただく事は見当識の保持の為にも大切です。見当識とは記憶や視覚の認知機能に関係しているもので、日付や時刻・場所や周りの状況・人の把握をしながら、自分の置かれている状況を理解する能力のことです。

その中の取り組みとして節分の病棟レクリエーションを行ったのでご紹介させていただきます。

今回は患者様と職員で協力し、鬼の的を作成いたしました。そしてその的に向かって

「鬼は外、福は内」の掛け声で、紙で作った球を投げて楽しんでいただきました。

患者様からは「楽しかった。」「毎年やって欲しい。」「上手く投げられなかったから来年はリベンジしたい。」等、様々なご意見をいただくことが出来ました。 これからも日々の関りや患者ミーティングで患者様の意見を取り入れて楽しんでいただきながら見当識の保持など、治療に繋がる関りを行ってまいります。

精神科療養病棟の取り組み

第7病棟は精神科急性期治療を経た後の、療養のための病棟です。

入院している患者様は認知症や統合失調症を患っていますが、それぞれ個別の関わりを意識して取り組んでいます。今回は認知症の患者様、Yさんとの関りについてお話させて頂きます。毎日病棟入口の扉のガラスを手でさすっているYさん。一見奇妙な行動に見えますが、私にはガラスを拭いているように見えました。また別の日は自身の部屋ではない部屋に入り、他患者様のベッドの布団を整えていました。他患者様が靴を脱ぎベッドで休んでいると、その靴を持ち出してきてしまうこともあるのですが、時には靴を揃えてその部屋から出てくることもあります。その行動はYさんの生きてきた、生活のシーンそのものだと感じます。きっとYさんはきれい好きで、毎日家の窓ガラスを磨き、布団を整え、靴を揃えて、そうやって生活してこられたのでしょう。そのことを病棟ミーティングで話し合い、Yさんに対するスタッフの意識が変わりました。時には手を握り「この手は毎日掃除を頑張ってやってきた手ですね」と声を掛けたり「靴を揃えてくださってありがとうございます」と感謝の言葉を伝えたり・・・

それまでは〈他患の部屋に入ってしまう困った患者さん〉でしたが、今は他患の部屋に入ってしまったらスタッフも一緒に入り、Yさんと布団を整えます。生きてきたこと、残されている機能を維持することを大切にして、これからも個別の関わりを行っていきます。

退院支援指導の内服薬自己管理について

こんにちは、女子開放病棟です。

今回は当病棟内で取り組んでいる退院支援指導の一つである「内服薬自己管理」についてご紹介致します。

開放病棟に入院されている患者様は比較的症状が安定しています。患者様一人一人が内服薬自己管理をきちんと行える事で、内服する必要性を理解し自ら病気を治そうという意識づけにつながります。

当病棟では主治医の指示の下、内服薬を1日分の自己管理からスタートし慣れてきたら1週間を3日と4日に分けた3・4日分の自己管理へ進み、日付や内服する時間の間違えなく行えるようになったら最後に1週間分の自己管理となります。基本的にこのような順序で進めていますが、患者様によっては1日分の自己管理から3・4日分の自己管理に進んだ際、戸惑ってしまう方もいます。このような時は個別に対応し、1週間を2日・2日・2日・1日に分け、複数日分を徐々に自己管理できるように変更し、無理なく続けられるように援助しています。地域への退院を目標としている患者様にとって、内服薬自己管理が出来るという成功体験が患者様の自信にもつながります。

当病棟では入院されている患者様が一人でも多く内服薬自己管理を出来るよう目指し取り組んでおります。

「自尊心を育む取り組みについて」

こんにちは男性開放病棟です。

当病棟は急性期を乗り越え、退院に向けて生活の安定を支える場としての役割を持っています。退院に向けて様々な課題がある中で、「できないこと」よりも「できること」に焦点を当てた関わりを行うことで患者様の自尊心を育む支援が大切です。例えば、ラジオ体操を行えた、作業療法に参加出来た、散歩に行けたといった日常の小さな達成をスタッフが言葉にして評価することで、患者様は自分の存在や行動が認められていると感じやすくなります。また、スタッフと患者様の信頼関係が全ての支援の土台となるため、日々の挨拶や普段の何気ない会話、患者様のニーズに向き合う姿勢等の積み重ねが患者様との信頼関係を築きます。信頼のあるスタッフからの肯定的な言葉掛けは、患者様の自尊心を育み、退院への意欲を支えていくと考えています。

「精神科デイケア」とは

精神科デイケアとは、こころの病気を抱える方が、日常生活の安定や社会復帰を目指して通う通所型の施設です。

精神科デイケアに通う目的は一人ひとり異なりますが、主な目的は、

・居場所づくり ・対人関係スキルを学ぶ ・再発や再入院を予防する

・生活リズムをととのえる ・社会復帰への準備をする

決まった時間に通所することで、規則正しい生活習慣を取り戻すことができます。

また、グループ活動やプログラムを通じて、コミュニケーションスキルを高めることもできます。また日頃の悩みなどを相談できる場があることで、症状の再発や再入院の予防にもつながります。

 〈デイケアの種類〉

利用時間の長さや時間帯が異なっていて、利用者は体調治療目的やライフスタイルによって適したサービスを選んでいきます。

デイケアには4種類の通所方法がありますが当院は下記の2種類となります

精神科デイケア:日中の6時間

精神科デイナイトケア:日中~夜間の10時間

今後プログラムについて目的などを掲載していきます

お問い合わせは、戸田病院(代表)048-442-3824 音声ダイアル4番 までどうぞ。

見学も随時募集しております。

第3病棟の取り組み

第3病棟は男子慢性期閉鎖病棟です。精神疾患の方への治療や生活指導を中心に行っております。

今回は病棟レクリエーションの取り組みについてご紹介します。

毎週病棟レクリエーションではカラオケや体操などを行っており、カラオケでは参加患者さん皆さんに選曲、歌唱していただき他の患者さんや病棟職員で盛り上げて行っています。

参加した患者さんからは「大きい声を出す事で気分がすっきりする。」「人前で歌う事は苦手だが他の人が歌っているのを聞きながら口ずさんだりしているだけでも楽しい。」「青春時代の歌を歌ったり聞いたり出来ていろいろ思い出せて楽しい。」といった発言や「次は○○を歌います。」「次はいつですか。」等の発言が多く聞かれており好評です。

歌を歌うことで脳への刺激やストレス発散、喉を動かす事で飲み込みの為の筋への刺激となり、飲み込む力の低下予防にも繋がります。また、昼間の余暇活動の一環としても行っていただく事で日中覚醒を促し夜間睡眠の一助と考えております。

当病棟では今後も日々の関りから患者様への治療を行ってまいります。