グループホーム ~個別支援計画から生まれた「楽しみ」~

 グループホームでは、利用者様1人1人の希望や生活状況に合わせて、「個別支援計画」を作成しています。個別支援計画とは、利用者様が「どのような生活を送りたいか」「どんなことを大切にしたいのか」といった思いや希望をもとに、必要な支援を一緒に考えていきます。

 今回は、その一例を紹介します。

 Uさんは、地域生活を楽しみたいという思いがある一方で、「何をしたら楽しいのかわからない」という悩みがあります。そこで、職員と一緒に普段の会話の中から興味のあることや、やってみたいことについて話し合い、より地域生活が楽しめるように個別支援計画に「休日の楽しみを見つける」ことを目標として設定しました。まずは職員が一方的に提案するのでなく、本人からの「やってみたいこと」、「興味のあること」を伺いながら一緒に楽しめそうなことを探しました。

 その中で近隣の施設でコンサートが開催されることを知り、「行ってみたい」という思いに繋がりました。残念ながら人気のコンサートだったためチケットを取ることができませんでした。しかし、「自分の身近な地域にこういう楽しめるものがある」というお話があり、これまでよりも地域での生活を前向きにとらえるきっかけとなりました。

 今回のように個別支援計画は目標を達成することだけが目的ではありません。ご本人の「やってみたい」、「興味がある」という思いを一緒に探し、見つけていくことも大切な支援です。

 楽しみながら目標を達成する体験は暮らし全体へのモチベーションを高め、次の一歩を踏み出す力になります。私たちはそんな利用者様のいきいきした毎日をこれからも一緒に支えていきます。

暑い夏こそ生活リズムを整える

 厳しい暑さが続いています。夏は気温や湿度の上昇により体力を消耗しやすく、睡眠や食事のリズムが乱れたり、熱中症のリスクが高まったりする時期でもあります。そのため、こまめな水分補給や適切な室温管理、十分な休息を心掛けることが大切です。

 男性開放病棟(第2病棟)では、患者さんが規則正しい生活を送りながら、自ら健康管理を行う力を身につけられるよう日々の声掛けや、外出時に患者さんの様子を確認し外出時の注意事項を確認する等支援しています。特にグループホームへの退院を目指されている方にとって、生活リズムを整え、体調の変化に気付きながら日々を過ごすことは、地域で安心して生活するための大切な土台となります。

 暑さ対策を実践しながら、「自分でできること」を一つずつ増やし、それぞれの目標に向かって歩みを進めています。今後も患者さん一人ひとりが自分らしい地域生活を実現できるよう支援を続けてまいります。

パ・タ・カ・ラ体操でお口の健康!

 第8病棟では、食事の前にパタカラ体操を実施しています。

 パタカラ体操は、唇や舌、口の周りの筋肉をしっかり動かすことで、食べる・飲み込といったお口の健康を維持・向上することを目的としています。

 年齢と共に、口の周りの筋肉や舌の動きは少しずつ衰えていきます。

 毎日の習慣でパタカラ体操を取り入れ、健康なお口づくりを意識してもらう取り組みを行っています。

「パ」・・・唇の力

「タ」・・・舌前方の力

「カ」・・・舌の奥の力

「ラ」・・・舌を動かす力

 毎日の「パタカラ」で、いつまでも元気で健康なお口を目指しましょう!

認知症の患者様ついて

 こんにちは。第10病棟です。

 第10病棟は亜急性期から慢性期の認知症の患者様をお引き受けする病棟です。認知症の患者様は、不安や混乱、環境の変化などをきっかけに、興奮や徘徊、拒否、昼夜逆転などの行動・心理症状(BPSD)がみられることがあります。

 当病棟では、こうした症状を単なる「問題行動」と捉えるのではなく、その背景にある思いや身体の不調、生活環境などの要因を丁寧に考えながらケアを行っています。患者さん一人ひとりの生活歴や性格、習慣を知り、その方に合った声かけや環境調整を行うことで、不安の軽減や安心感につながるよう努めています。

 また、スタッフ間で日々の様子や対応方法を共有し、多職種と連携しながら非薬物療法を中心とした支援を実践しています。医師の指示のもと、必要に応じて薬物療法も適切に取り入れながら、患者さんの尊厳を守り、その人らしい生活を支えられるよう取り組んでいます。これからも安心できる療養環境づくりを大切にし、一人ひとりに寄り添った認知症ケアを実践してまいります。

療養病棟の夏 ~暑い季節を快適に過ごしていただくために~ 

 こんにちは、療養病棟です。

 療養病棟では長期にわたり入院されている患者さんに対し、季節の移り変わりを感じていただけるように季節に合わせた病棟の飾り付けやレクリエーションを行っています。

 レクリエーションではひまわりや朝顔などの花や山や海など季節感を感じていただけるよう会話の中に取り入れながらコミュニケーションをとって工夫しています。

 また快適に過ごして頂けるよう水分補給の声かけや室温の管理など体調の変化にも注意しながら日々のケアを行っています。

 療養病棟では患者さん一人ひとりの体調や生活リズムを大切にしながら安心して穏やかな入院生活を送っていただけるようスタッフ一同取り組んでいます。

 これからも季節を感じられるよう取り組みを大切にし、患者さんの笑顔につながる時間を作っていきたいと思います。

月経前の不調を訴える患者さんへのアプローチ

 こんにちは。第5病棟です。

 月経前に生じる心身の不調は、月経前症候群(PMS)や、特に精神症状が重篤な月経前不快気分障害(PMDD)が疑われます。患者一人ひとりによって症状の出方や辛さのバランスが大きく異なるため、多角的な視点からアプローチが必要となります。

 当院では、PMDD外来で専門的な治療が行われていますが、女性病棟においても女性特有な症状でお困りの患者さんがいらっしゃいます。そのような患者さんに対して月経周期を把握し、月経前に生じる症状がその人に及ぼす影響をアセスメントし、症状悪化を予測した計画的な介入が出来るように取り組んでいます。 

ストレスケア病棟での疾患・治療理解

 こんにちは 戸田病院静養病棟(ストレスケア病棟)です。

 静養病棟ではうつ病・適応障害・神経症等のストレスを受け心身症となった患者様を対象とする専門病棟です。静養病棟ではその名の通り、静かな療養環境を提供しております。また、治療プログラムの一環として疾患理解のため集団認知行動療法を実施しております。

 一方で、医療や看護は日々変化し常に新たな治療法が更新されています。

 今年度より静養病棟では患者様だけでなくスタッフのための疾患理解・精神看護のためのOJT(職場内訓練・研修会)を開催しています。医師・看護師ともにより病気・治療について理解を深め、新たな知識を更新することで、より個別的な治療環境を作りたいと考えております。

 今後も精神科病院のスタッフとして専門性を持って患者さまとかかわり、医療・看護を提供致していきたいと思います。

夏の外出を楽しむために

 こんにちは。女性開放病棟です。

 6月下旬までは涼しい日が続いていましたが、7月の入り急に暑い日が続いています。気象庁からも今年の夏は平年より高温の日が多く見込まれ猛暑日が増える予想がされています。

 女子開放病棟では、毎日のようにお散歩や病院近隣へのお買い物を楽しまれている患者様がいます。暑さで体調を崩さないように、外出時に日傘やつばの広い帽子の使用の提案、外出前・外出中・外出後に、こまめに水分補給をして頂くなど声掛けをしています。

 また、高温になる時間帯を避け、出来るだけ涼しい時帯に外出をして頂くようお願いし、病棟に戻られた際は、手洗いうがい後にクーラーの効いた部屋で体を休めて頂いています。このように当病棟では患者様の体調管理を行ないながら、暑い夏の季節でも外出を楽しめるように取り組んでおります。

グループホーム ~夏場の食品管理~

 いよいよ夏本番。気温30度以上のムシムシとした日々が続きます。

 体調管理にいつも以上に気を使う季節ですが、高温多湿の環境においては食品の管理にも十分な注意が必要です。グループホームでは利用者様の体調管理の一環として食品の管理にも気を配っています。

 毎日の支援でお部屋に伺うと、要冷蔵の食品であっても室内に置きっぱなしになっていることがよくあります。逆に何でも冷蔵庫に入れて庫内がいっぱいになっていたり、冷凍保存を過信して、消費期限がかなり過ぎていたりすることもあります。

 利用者様はそれぞれこだわりをお持ちですが、この季節は特に食中毒や品質劣化のリスクが高まることを説明して、冷蔵庫・冷凍庫の適切な利用を理解していただくようにしています。

 また、食品の消費期限をしっかり確認して守ることを強くお願いしています。

 グループホームでは食品管理への意識を高めると共に日頃の手洗いや清掃等の衛生管理を継続して促しながら、利用者様が無事に猛暑をのりきることができるよう支援を続けていきます。

第8病棟 病棟アクティビティ

 入院生活をより充実したものにしていただけるよう、季節の行事や創作活動、レクリエーションなど様々なアクティビティを実施しており、患者さまの一人一人にあった体調や状況に合わせて、心身のリフレッシュや生活リズムを整えることができるよう取り組んでいます。

 現在第8病棟では、巧緻運動訓練(指先の運動)の一環として折鶴を折っています。

 一人が折り始めるとお話しを楽しみながら取り組まれる姿が見受けられます。

 1000羽を目標に引き続き楽しみながら取り組みたいと思います。