第8病棟 病棟アクティビティ

 入院生活をより充実したものにしていただけるよう、季節の行事や創作活動、レクリエーションなど様々なアクティビティを実施しており、患者さまの一人一人にあった体調や状況に合わせて、心身のリフレッシュや生活リズムを整えることができるよう取り組んでいます。

 現在第8病棟では、巧緻運動訓練(指先の運動)の一環として折鶴を折っています。

 一人が折り始めるとお話しを楽しみながら取り組まれる姿が見受けられます。

 1000羽を目標に引き続き楽しみながら取り組みたいと思います。

地域での暮らしを見据えた精神科看護

 こんにちは。精神科男子開放病棟です。

 当病棟では、入院生活の中から退院後の暮らしを患者さんがイメージできるように支援を行っています。

 患者さん自身が地域生活を具体的にイメージし、自信を持って退院を迎えられるよう、

・外出・外泊訓練

・デイケア通所練習

・グループホームとの連携

・社会資源活用(役所や銀行での手続きの付き添い、退院先施設等へ見学)

等を計画的に実施しています。

 これらを経過的に実施することで、不安や緊張の改善・金銭管理や買い物の実施・公共の場でのコミュニケーション状況、疲労の程度やストレスへの対処・帰棟後の振り返りや自己評価を振り返っていきます。

 こうした外出訓練は、「外に出ること」自体が目的ではなく、退院後に地域で安全に生活できるかを確認し、必要な支援を考えることが目的です 患者さんとご家族が安心して地域生活へ移行できるようサポートします。

患者さんに焦点を当てた関わり

 看護の現場において、患者さん一人一人の背景、病状、生活習慣などに焦点を当て、その人に最も適したケアを提供することが求められます。同じ病名であっても、患者さんによって置かれている状況は異なります。

 個別性のある看護を提供するためには、看護過程に沿ったアプローチが基本となります。

 第5病棟では、受け持ち看護師が立案した看護計画に対して、毎週病棟ミーテイングで話し合い、患者さんの症状を改善するにはどのような関わりが必要か意見交換を行い、全員で統一した関わりを行っています。その結果、患者さんの病状にどのような変化が現れたか評価し、さらにその人に合ったプランに変更し、目標の達成に向け患者さんと共同することで、症状の改善が見られるようになりました。

 個別看護は、患者さんの「その人らしさ」を尊重し、尊厳を守るために欠かせないケアです。今後も、個別看護を充実させ、患者さんの病状安定の手助けとなるよう取り組みたいと思います。

安心できる入院生活への取り組み

 第3病棟は、療養が必要な男性患者様を対象とした慢性期閉鎖病棟です。閉鎖病棟という安全な環境の中で、単に症状の安定を図るだけでなく、患者様お一人お一人の尊厳を守り、その人らしい生き方や退院に向けた一歩を支える為に取り組んでいます。

 今回はその一部をご紹介させていただきます。

 1つ目は治療に対する納得と安心の為の丁寧な説明です。

 患者様には変化する心身の状態を正しく把握するため、必要な検査を適切なタイミングでご提案しております。なぜその検査が必要なのか、結果がどうであったのかについて、受け持ち看護師が患者様に寄り添い、主治医と協力して分かりやすく丁寧にご説明します。「分からない」という不安をなくし、安心して治療を受けていただける環境を整えていけるよう取り組んでおります。

 2つ目は患者様の要望を伺い、入院生活の中で可能な範囲で最大限の希望を叶える為の取り組みです。私たちは、患者様の「こうしたい」「これが好きだ」という声を何より大切にしています。ご本人のご要望をじっくりとお聴きした上で、主治医や多職種チームでしっかりと相談を重ね、安全な入院生活の範囲内で最大限に希望を叶えられるよう工夫し、サポートします。それにより入院生活へのストレスの軽減を図り、精神症状の安定に努めてまいります。

 以上の取り組みを行い、患者様の入院生活や治療へのサポートを最大限行ってまいります。

患者様を支えるチーム医療

 第一病棟では、毎週金曜日に病棟ミーティングを開催し、患者様の状態や治療の経過、今後の支援について多職種で話し合っています。

 ミーティングには医師、看護師、看護補助者、精神保健福祉士、公認心理士、作業療法士が参加し、それぞれの専門的な視点から意見を出し合っています。一人の職員だけでは気づきにくい変化や課題も共有することで、患者さんにとってより良い支援に繋げています。

 また、患者さんが安心して入院生活を送る事ができるよう、病棟全体の環境や安全面、日々のかかわり方についても定期的に検討しています。患者さまやご家族からいただいたご意見を参考にしながら、より安心して過ごせる病棟づくりに努めています。

 患者さまの病状の回復には、症状そのものに対する治療と同様に、患者様一人ひとりの思いに寄り添うことが何より大切です。職員同士で情報を共有し、多角的な視点から患者様にとってより良い治療を考え、同じ目標に向かって支援できるよう連携を深めています。

ストレスケア病棟 認知行動療法

 ストレスケア病棟では非薬物療法の一つとして認知行動療法を行っています。

 認知行動療法は、気分や行動が認知のあり方(ものの考え方や受け取り方)の影響を受けることから認知の偏りを修正し、問題解決を手助けすることによって精神疾患を治療することを目的とした構造化された精神療法です。認知行動療法では、「自動思考」と呼ばれる、様々な状況でその時々に自動的に沸き起こってくる思考やイメージに焦点を当てて治療を進めていきます。1クール8回とし2人~3人の小集団で行っています。プログラムには病棟医も参加していることから患者様から好評です。

 看護師もプログラムに積極的に参加して、個別看護に繋げていきます。

~七夕に願いを込めて、患者様とともに切り絵作品を作成訓練しました~

 認知症急性期病棟では、患者様お一人おひとりの状態や生活歴、趣味・嗜好を大切にし、その方らしさを尊重した精神科看護の実践に努めています。認知症の症状だけでなく、入院による環境の変化から不安や緊張が高まることもあるため、安心して療養生活を送っていただけるよう、個々の能力や興味関心に応じたリハビリテーション活動や精神的支援を取り入れています。

 今回は七夕の季節に合わせ、患者様と職員が一緒に切り絵を用いた笹竹飾りの制作に取り組みました。この活動は、季節感を味わっていただくとともに、手指機能の活用や集中力の維持、回想を促すことを目的とした作業療法的な要素を含む取り組みとして実施しました。制作では、色鮮やかな折り紙を選びながら「どの色がいいかな」「ここに飾るときれいだね」と相談し、一つひとつ丁寧に作品を作り上げていきました。活動を通して、普段は言葉で思いを表現される機会の少ない患者様からも、「昔、子どもと一緒に七夕飾りを作ったことがあるよ」「家では毎年笹を飾っていたな」といった思い出が語られ、これまでの人生経験や大切にされてきた生活背景に触れることができました。

 また、折り紙を切ったり貼ったりする作業に真剣に取り組まれる姿からは、患者様が持つ能力や強みが発揮されている様子がうかがえました。活動の過程では職員とのコミュニケーションだけでなく、患者様同士が自然に声を掛け合う場面も見られ、社会的交流の促進にもつながりました。

 完成した笹竹飾りを前に、多くの患者様が笑顔を見せてくださり、「楽しかった」「またやりたいね」といった声も聞かれました。作品を完成させる達成感や、人と関わる喜びを感じていただける機会となり、精神的な安定や意欲の向上につながる様子が見られました。

 認知症看護においては、症状への対応だけでなく、その方がこれまで歩んでこられた人生や価値観を理解し、残存機能や強みを活かした支援を行うことが重要です。当病棟では、患者様お一人おひとりに合わせた精神科看護サービスとリハビリテーション活動を通じて、心身機能の維持・向上と生活の質の向上を目指しています。

 今後も患者様それぞれの個性や思いに寄り添いながら、安心して過ごせる療養環境づくりに努めてまいります。そして、入院生活が治療の場であるだけでなく、その方らしさを発揮し、人とのつながりや生きがいを感じられる時間となるよう支援してまいります。

患者さんとの関わり(BPSDの対応)

 こんにちは。第10病棟です。

 第10病棟は亜急性期から慢性期の認知症の患者様をお引き受けする病棟です。

 認知症の患者様には徘徊や興奮、妄想などのBPSD(行動・心理症状)という症状があります。言葉でうまく伝えられない不安や孤独、苦痛から生まれる「心のSOS」です。

 第10病棟ではこのBPSDへの関わりにおいて、対応や声かけの工夫を行っています。
 ​正面から目線を合わせて見つめること、​優しく前向きな言葉をかけ続けること、​タッチングを行うこと。こうした丁寧な関わりを重ねることで、患者様は「ここは安心できる場所」「自分は尊重されている」と感じ、頑なだった心が自然と解きほぐされていきます。
 BPSDを単なる症状として抑え込むのではなく、その背景にある不安の根本にアプローチし患者様により良い看護を提供出来る様今後も取り組んでいきたいと思います。

第4病棟 折り紙の折鶴遊びについて

 こんにちは第4病棟です。第4病棟は身体合併症病棟です。

 第4病棟は、患者さんの気分転換や楽しみづくりの一環として、様々なレクリエーション活動を行っています。

 今回は、折り紙で鶴作りに取り組みました。患者さん同士で教え合ったり、スタッフと一緒に折り方を確認したりしながら、真剣な表情で1つ1つ丁寧に折り進めていました。

 完成した色とりどりの鶴を見て「綺麗にできた」「楽しかった」といった声も聞かれ、笑顔あふれる時間となりました。

 患者さんの中にはレクリエーション後も自分で折鶴を作られている方もいます。

 患者さんそれぞれのペースで行えるためとても人気なレクリエーションです。

 また、折り紙は指先を使うため、楽しみながら手指の運動にも繋がりと共に脳への刺激と活性化にも繋がります。

 今後も患者さんが安心して楽しめるレクリエーションを取り入れて行きたいと考えています。

療養型病棟のご紹介

 6月に入って湿度が上がりじっとり汗をかくことが増えましたが、病院周辺のあじさいは形も色もとりどりに見事に咲き、心を癒してくれています。

 今回は第7病棟が療養型病棟として力を入れ取り組んでいることについてご紹介させて頂きたいと思います。

 第7病棟入院中の患者様はご高齢の方が多く、誤嚥性肺炎、骨折、褥瘡発生リスクが高いです。その為にも予防が大切だと思っています。

 誤嚥性肺炎を予防するための取り組みとしては、正しい姿勢をとる事や、また必要があれば言語聴覚士に嚥下機能を評価して頂き、正しい食事形態が選択できるよう努めています。口腔ケアも重要な予防に繋がるため、徹底すべく取り組んでいます。

 転倒予防するための取り組みとしては、靴のサイズや形に問題がないか確認し、必要があればすぐにご家族にお願いしています。筋力低下にならないようにリハビリが必要な患者様には理学療法士が関わり、リハビリも行なっています。

 褥瘡予防に関しては、皮膚の異常を早期発見し、褥瘡に至ってしまうことのないよう努めています。栄養面の管理も大切なので栄養課と連携して栄養サポ-トに努めています。

 精神科の治療、看護はもちろんですが、身体合併症を起こすことなく入院生活を送っていただけるよう、これからも職員一丸となり取り組んで参ります。