第5病棟 手作りのグリーティングカード

こんにちは。今回の作業療法室の活動は、第5病棟(女性閉鎖病棟)で昨年12月に行ったクリスマスカードづくりを紹介します。

第5病棟では季節に合わせたカードづくりを行っています。

今回のテーマはクリスマス。参加者も多く、みなさんとても集中して取り組まれ、個性豊かなカードが出来ました。家族や友人に贈ったり、お部屋に飾ったりしてみなさん様々な楽しみ方をされていたようです。「次は年賀状を作りたい!」との声もあがりました。

今後も季節を感じることが出来る作業療法を大切にしていきます。

心理室 自分の病気を知る

今回は心理士が開放病棟にて行っている心理教育ミーティングというプログラムをご紹介いたします。このプログラムでは疾病理解、薬との付き合い方、ストレスへの対処といったテーマの他、患者さんがスムーズに地域生活に移行できるよう退院後の生活をより具体的にイメージできるような内容をお伝えしています。したがって特に退院前の患者さんには再発予防への意識を高めるため、積極的に参加して頂いています。患者さんの中にはご自身の病気についてあまりご存知なかったり、服薬の意味を十分に理解されていなかったりする方がいます。改めて情報を提供することでそれらの理解を深め、より積極的に治療に取り組むきっかけになることがあります。参加後には「薬の効果についてよくわかった」「ストレスを溜めない工夫をしたい」といった前向きな声が多く聞かれます。

静養病棟 入院中の過ごし方

こんにちは、戸田病院ストレスケア病棟(静養病棟)です。

 当病棟では、うつ病と診断された患者様が治療を受けやすい療養環境を提供しております。うつ病と診断された患者様は、「まずは、ゆっくりと休みましょう」と言われて入院となることがあると思います。

 ゆっくり休むと言っても、具体的にはどのようにすることが、“休む”ことになるのでしょうか。病棟の看護師は、患者様とよく話をしながら、休むという事について、話をしています。入院前の生活では、どのような生活リズムだったのか、その生活では休むことができていたのかということ振り返っていただいています。その中で、患者様自身で辛かったことや、苦しかったこと、不安だったことなども話に出てきます。そのような思いも聞きながら、看護師と話をすることで、患者様なりの休むということが想像でき、入院生活中にゆっくりと休むことが出来ると思い、看護を提供しております。

第1病棟 個別看護の実践

こんにちは、急性期治療病棟(第1病棟)です。

2023年となり心機一転。スタッフ一同看護に力を入れていきたいと思います。

まずは、個別看護です。担当看護師によるアセスメント、一人一人患者様ごとに、どのような介助、援助、指導が必要なのか考え、患者様とも話し合い、共に退院に向け、どう生活していくべきなのか相談し、患者様の同意を得て、より良い方向へ向かうようにお手伝いしていきたいです。毎週カンファレンスを実施しているので、患者様の情報共有をしっかりと行い、医師、薬剤師、作業療法士、心理士などのコメディカルとも連携し患者様の入院生活が有意義な時間になるよう頑張っていきたいと思います。

第2病棟 みんなで楽しむ映画鑑賞

第2病棟では、毎週月曜日に映画鑑賞会を行っています。事前に病棟スタッフへ、どんな映画なのか、どんな内容の映画なのか確認する患者様もおり、待ち遠しいと、ウキウキされている患者様もいます。映画を見ることでストレスの発散が出来るという利点があり、感性を磨くことが出来ると言われています。また、他の患者様とのコミュニケーションの話題にもなり、対人関係を作ることもできると考えます。

12月には、映画「ホームアローン」を鑑賞しました。また、1月は「明日のジョー」を鑑賞しました。患者様全員が、夢中になり、静かに見入っていました。患者様同士で、映画を話題にして、語りあっている場面がとても印象的でした。今度の映画鑑賞会は、「ジム・キャリーはMr.ダマー」を予定しております。限られた療養生活の中でのストレスを、笑いで飛ばし、ストレス発散に繋がればと思っております。今後も定期的に映画鑑賞を計画していきたいと考えております。

第3病棟 健全なる精神は、健全なる肉体に宿る?

こんにちは。第3病棟です。

近年、健康が多くの方々の関心事となっていますが、運動不足は精神にも影響を与えると言われています。運動の効果として、「やせた」「高脂血症や高血圧が改善された」といった身体的な効果だけでなく、「気分がすっきりした」など精神的な効果を感じた経験をお持ちの方も増えています。

運動が精神に及ぼす効果ですが、運動後に脳や身体の中では体内ホルモンの「セロトニン」の値が上昇し「コルチゾール」が減少します

セロトニンは、精神の安定や安心感、ストレス耐性などの効果がある神経伝達物質です。不足すると、うつ病、睡眠障害、意欲低下、慢性疲労など様々な症状が見られます。

コルチゾールは、身体の炎症を抑える、糖質、たんぱく質や脂質の代謝に関わるなど、人体に不可欠なホルモンです。

ただ、ストレスを受けると分泌が増え、精神疾患(うつ病や不眠症など)や生活習慣病などの原因になると考えられています。

運動すると、気分を良くするセロトニンが増え、ストレスホルモンであるコルチゾールが減るため精神的にも良い影響があるのです。

おすすめは、ウォーキングやジョギングです。一定のリズムで継続して運動することが大切なので、手軽にできて毎日取り組める運動を日常の中に取り入れてみてください。

日常生活に無理なくリズム運動を取り入れることもおすすめです。

ウォーキングやジョギング、階段の登り降りなど手軽に始められる運動から、ヨガやストレッチ、筋肉トレーニングなどもおすすめです。運動の種類や強度については、運動後に良い気分になるか、気分の改善がみられたかを目安に無理のない範囲で行ってみてください。

第4病棟 可愛くできた!カレンダー

こんにちは、身体合併症病棟(第4病棟)です。

日ごとに寒さがましているこの頃です。時折、暖かい春の日差しのような日もあります。日差しが暖かい窓の射す病棟ホールで作業療法としてクラフトを実施しました。

病棟ホールに掲示する1月のカレンダーを患者様が手作りいたしました。

日付けの部分は色鉛筆で色付けし、可愛いカレンダーが完成しました。

第4病棟はご高齢の患者様が多いので、手先、指先の細かい作業は脳の活性化に繋がります。作品が出来上がると、満足感が伝わってきます。

作業中は患者様同士での会話も広がるため、それもまた刺激になり、患者様からも笑みがこぼれていました。

第6病棟 ひとりひとり、患者様に合わせた支援

こんにちは、女子開放病棟(第6病棟)です。

当病棟では、地域での生活を目指している患者様のため、退院支援として個別性を取り入れた活動を行っています。

その1つに、季節に合わせた病棟レクリエーションを担当月の職員が企画し活動しています。企画の準備から患者様と一緒に取り組み、スタッフ・患者様同士とのコミュニケーションの場となっています。また、日常生活支援として、患者様の身の回りの整理整頓を促しています。整理整頓が得意な患者様、苦手な患者様がおり、個人差はありますが、担当看護師が中心となって個別指導を行っています。一緒に行うことで現状を自覚することができます。

こういった病棟活動を通して社会生活技能の向上を目指しています。

より多くの患者様が地域生活に繋がるよう、今後もより良い看護の提供を行えるよう努めていきたいと思います。

第7病棟 寒さに負けず

こんにちは、精神療養病棟(第7病棟)です。

寒さが厳しい時期ですが、患者様は作業療法のプログラムとして、音楽体操をして身体を温めています。好きな曲を聞きながら張り切って踊っていました。

作業療法士さんが車椅子の患者さんの事も考え振り付けを工夫したことで皆さん参加してくれました。

~音楽体操のねらい~

体操をすることで、生活リズムを整える事や廃用症候群の予防になります。音楽をかけることで患者様が集団で取り組む良いきっかけになっています。また筋力UPすることで転倒の危険性も低くなることから病棟全体で進んで取り組んでいます。

第8病棟 寒さを吹き飛ばす

こんにちは、急性期認知症治療病棟(第8病棟)です。

厳しい寒さが続く今日この頃、第8病棟では、院内にあります大きな会場(コスモスホール)へ移動して、カラオケ大会を行いました。歌が好きで得意な方もいらっしゃり、みなさんで「この歌懐かしいわね。」「なに歌いますか。」等、患者様同士で仲良くお話ししている様子も伺えました。歌うのが苦手な方も「聴くのは好きだから。」とカラオケを楽しんでいました。まだまだ寒い日が続きますが、防寒対策もしっかり行い、グラウンドへの散歩も行っていきたいと思います。