リワークデイケア 卒業生の声

皆様こんにちは。今月もリワークを修了された方から卒業生の声が届いておりますのでご紹介させていただきます。

私は休職後、自分自身を責め自分の殻に閉じこもってしまう癖が強まっていた中で、リワークに通い始めました。リワークで病気について学んだり、自分の思考の傾向や対処法を知ることができたのはとても貴重な経験になりました。

また、一緒に通所している方とグループワークを行って、悩みや不安を抱えているのは自分だけではないのだと分かり、以前よりは自分を受け入れること、周囲に対する恐怖心を和らげることができるようになったと思います。

そして何より、過去の自分を振り返り、今後の自分のことを考えて、自分に向き合った時間はこれまでの人生の中で大変濃密なものでした。焦りや辛さを感じ苦しい時期もありましたが、今は自分にとって全て必要な時間だったのだと実感しています。

スタッフの皆さん、プログラムのみならず面談等で話を聴いていただき、大変お世話になりました。そして、一緒に通所した皆さん、プログラム等での様々なお話や休み時間のゲームでは、とても楽しく有意義な時間を過ごさせていただきありがとうございました。

リワークでの学びや気づきを大切に、自分のペースでこれから頑張っていこうと思います。

(担当スタッフからのコメント)

リワークにおいてご自身の傾向に気づきしっかりと向き合われていたことが印象的でした。苦しい事も沢山ある中で相談しながら視野を広げ、今後の方向性や再発予防策を確立されていました。リワークで学んだ事を活かしつつ、体調管理をしながら仕事に励んでいただければと思います。今後のご活躍をお祈り申し上げます。

栄養課 お楽しみ献立@ハロウィン

戸田病院栄養課です。10月30日に患者様に提供致しました献立をご紹介します。

ハロウィンが近いため、入院中の患者様にも楽しんでいただくために、ハロウィンらしい

カボチャを使ったメニューに致しました。

患者様からの声も聴くことができ、

・カボチャグラタンの味が濃厚。

・チーズの焼目具合と風味が良い。

・サラダが美味しくて、何杯もおかわりができる。

・カボチャ尽くしでハロウィンらしいメニューだった。

以上の声が栄養課に届きました。入院していて季節の行事なども感じにくいと思いますので、食事などから感じて頂きたいと思います。

第4病棟 身体と心に音楽を

第4病棟は身体合併症病棟で、精神疾患を抱えた患者様が内科的治療を要した時に治療する病棟です。精神科医と内科医がカンファレンスしながら精神面において必要な治療と、内科的に必要な治療を行っていきます。臥床患者様は、ホールでのレクリエーションに参加が出来ないため音楽療法が主となります。懐かしい曲がかかると、自然に口ずさむ患者様や、一緒に歌う患者様もいらっしゃいます。歌が得意な人は周りの人から賞賛されて自尊感情の回復にもなる。声を出すことで発散する事で情緒的開放にも繋がる効果聴かれます。

音楽療法の大切さを改めて知る事が出来ました。

第1病棟 緑茶うがいで感染対策

第1病棟です。

11月となり2022年も残り2ヵ月をきりましたね。世間では、コロナ感染第8波となっておりますが、病棟でも感染対策に気を付けて、スタッフは、もちろん、患者様にも手洗い、うがい、マスク着用などを協力いただき生活しております。

お茶でのうがいが、コロナ予防に良いと看護研究の結果で、出ましたので、お茶でのうがいを推奨しております。スタッフ、患者様、一人一人が責任のある行動を心掛けています。

静養病棟 季節の空気を感じる

今回は静養病棟で行っている作業療法のひとつ、テラスを紹介します。

静養病棟ではラウンジホールに隣接されているテラスがあり、週に2回程作業療法プログラムとして開放時間をとっています。テラスには病棟スタッフを中心に育てている野菜やお花が植えてあり、プログラム中にも花の手入れや水やりなどを患者様と共に行っています。季節によって景観を変えるテラスでの時間は、病棟内で過ごすことの多い患者様にとって良い気分転換になっています。

また、最近はすっかり風も冷たくなったため、温かい飲み物を用意しています。ココアやコーヒーを飲みながら、スタッフを含め患者様同士で談笑する姿がみられ、「やっぱり外の空気はいいね」「風が気持ちいいね」という声も多く聞かれます。

今後も患者様とともに、穏やかにも季節を感じられる日々の提供に努めていきたいです。

第8病棟 音楽は癒し

秋が深まり、夜の寒さも強まってきた11月。私たち第8病棟では病棟レクリエーションの一環で音楽療法を行いました。作業療法の先生が実際に弾く音に合わせて手をたたき、歌を歌います。リクエストを募り、弾いてほしい曲を患者様自身で選んでいます。「演奏が上手だね」「体を動かすのは苦手だけど、音楽は楽しみだわ」等、楽しそうにレクリエーションに参加する方も多くいらっしゃいます。今後も音楽療法で心も身体も癒せる空間を心がけていきたいと思います。

第10病棟 病棟再編と改革

11月になり、冬の寒さが訪れ始めておりますが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。

第10病棟では、11月に行われた、第48回髙仁会学会において「行動制限の最小化」「業務改善への取り組み」というテーマに対して、銅賞にて表彰されました。患者さん・スタッフが一体となり、テーマの解決に向けて、取り組むことが出来た結果だと考えております。

今後も、スタッフ一同、患者さんが楽しく入院生活を過ごせるよう努めていきたいと思います。

第10病棟 病棟ミーティング

第10病棟は認知症濃厚治療病棟です。
新館4階に位置し、広い空間の中でゆっくり過ごしていただいています。第10病棟では患者様との対話を大切にし患者職員双方で毎週1回ミーティングを行っています。ミーティングでは毎回患者様より活発な意見が出されます。私たちは患者様の意見に真摯に耳を傾け可能な範囲で患者様のご希望が叶えられるよう病棟ミーティングにて議論を交わし様々な改善案を検討しています。そのようにして出来た新たな改善案を患者様にフィードバックし試行錯誤を重ねながら患者様の療養環境の改善を図り患者様―職員の関係性の向上に努めています。穏やかな環境で認知症の方によりよい治療が提供できるよう今日も奮闘しています。

第3病棟 姿勢を正す

こんにちは!第3病棟です。今回は姿勢についてお話ししたいと思います。

さて、皆さんは気分が乗らなかったり、ぐだぐだしてしまい、いつまでも気持ちを持ち上げられないということはありませんか?
今回は、このような時におすすめのテクニックをお教えします。

・姿勢とメンタルの心理学実験

アメリカ、コロラド大学のトミー・ロバート氏は、大学生に対して、姿勢に関する実験を行いました。
彼は学生を2つのグループに分け、一方には「背筋を伸ばして胸を張り、首をまっすぐ上に持ち上げる」という指示をしました。
そしてもう一方のグループには何も指示をしませんでした。

すると、指示のように「ピンと張った姿勢」を取らせたグループの方が、何も指示しなかったグループに比べて「心理学的に強く自信を持ち」、そして「発言が前向きになった」というのです。

ここで、マイナス思考の方や、精神疾患を持っている方というのは全体的に姿勢が丸まっていることが多く見られます。
姿勢がピンと張っていて「うつです」という方は、やはりあまりいないんです。
他人に与える印象は、姿勢によって変わるとよく言われます。
そして実は、自分の内側である自信やメンタル的な部分も、姿勢と非常に合致しているのです。そのため、姿勢を良くするということはとても重要です。
多くても5~10分に一度、または1時間に1回といった時報程度で試していただくのが良いでしょう。

姿勢を正す機会を増やすことで、是非一日の多くを前向きに、活力的に過ごしていただけたらと思い日々の看護にも取り組んでいきます

第2病棟 作業療法(園芸)

第2病棟では作業療法として病院の中庭で園芸を行っています。個々の役割を持ち植えたブロッコリーが立派に育ち収穫できるよう畑の周りの草取りを行ったり外の空気に触れ珈琲を飲みながら季節感を楽しんで頂いています。ご本人様の達成感に繋がります。収穫できたらどんな料理が作れるのか「シチューかなあ、ゆでたサラダがいいかなあ~」みんなそれぞれに思いを話し、沢山の笑顔も見られ、和やかな時間となりました。

このような時間は夜の睡眠も質を整え、ストレスの解消にも繋がります。

自分たちで土を整え、種を撒き、水をやり、実が大きくなるのを実感できる喜びを

また次のステップに繋げられるよう取り組んで参りたいと思っています。