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第1病棟心理教育ミーティングのご紹介
第1病棟では、心理教育ミーティング(全5回1クール)を行っています。疾病理解と再発予防を目的として、精神科の病気について、薬物療法やストレス、再発のサイン、退院後の生活について考え、学び、自身の体験に照らし合わせながら理解を深めています。
今回は「再発のサイン」をテーマに挙げました。自身の病状や治療経過を振り返りながら、再発予防のため、そしてもし再発のサインが出てきたらどのように対処していくか考えていきます。再発するまえの前兆(サイン)として「思考力が硬くなった(柔軟に考えにくくなった)」「薬を飲んでも眠れないので眠前薬を飲むのをやめてしまった」「仕事に行きたくなくなった」などの意見が上がりました。その背景を伺うと、日々変わらない現状に疲弊したリ、悲観的な気持ちを自覚されていた方が多く見られました。その時点で何かしらの対処ができていればよかったのですが、大抵の方はどうすることもできず、病状・感情コントロールがうまくできなくなり、入院に至ってしまったというプロセスをそれぞれに振り返って頂けたようでした。
このような前兆(サイン)に早めに気づくことで対処の幅が広がります。何より再発しないような取り組みを考えるきっかけになるのではないでしょうか。

第3病棟の機能は男子重度濃厚治療病棟です。
急性期治療を終えた患者様が、継続した治療が必要になり入院治療が長期化した患者様の治療を行う病棟です。入院長期化に伴い、精神症状の改善治療はもちろん、自身で出来るはずの生活行為能力が減退し社会生活に向けての能力を発揮できなくなっている患者様へ入院中に生活行為の自立を促し、自身で考え行動できるように看護師、看護補助者ともに個別看護・ケアを行っています。
全国的に入院患者様の地域移行を推進おり、精神疾患を持つ患者様も地域で活動ができるように社会資源の導入や就業などの問題もありますが、まずは自身の生活の能力を整えていく必要があると考えています。
病棟スタッフ、他職種との連携を密に行い一丸となって患者様の病状改善や社会性向上に努めていきます。
ストレスケア病棟では、うつ病や神経症などのストレス系疾患の入院治療を行っております。
治療には安心して静かに療養できる空間が必要であり、明るく開放的な病棟やプライバシーを確保できる病室など治療に望ましい環境づくりに努め、病室は4床室、2床室、個室、特別室のご用意があり、患者様のご希望に沿いながら入院治療を進めております。
治療では「認知行動療法」を実施しており、患者さんの認知(物事の受け取りかたや、考え方)に働きかける治療を行っており、他にも運動療法や音楽療法、作業療法などの治療プログラムを実施し、治療のみならず再発までも予防できるような治療を目指しております。
病棟では毎週レクリエーションを実施し2月には節分のレクリエーションを実施いたしました。
四季折々を感じられる様なレクリエーションを実施し、活動を通して気分の改善につなげていくことや対人関係でのストレスの改善に努めております。
入院を希望される患者様、入院生活についてのご質問などにつきましてはお気軽にお問合せ下さい。


2月の病棟レクリエーション「節分の準備」
節分に豆まきを行うため、患者様とその準備を行いました。
乾燥した豆は喉に詰まりやすいため、残念ながら入院中に口にすることは出来ませんので
カラフルな用紙を準備して、小さく丸めることで豆に見立てることにしました。
作業中に子供の頃どんな節分の日を過ごしたか、自分たちに子供が出来て、子供達とどんな節分の日を過ごしたかなどの思い出話に花を咲かせ
「決して裕福な時代ではなかったけれど、そのような行事の意味を教えたり、教えられたりしながら過ごした時が良かった」と、皆さん振り返っていらっしゃいました。
病棟レクリエーション当日はその豆に見立てた玉を「鬼は外。福は内」と言いながら鬼のお面を付けたスタッフに向かって投げ、患者様たちからは沢山のはしゃぐ笑顔が見受けられました。
認知症の方が昔を懐かしみ会話することは脳への良い刺激になりますので、今後もこのような月の行事を取り入れた病棟レクリエーションを行っていきたいと思います。

【バリデーションについての続き】
前回は言葉を使うテクニックの中から「オープンクエスチョン」について説明させて頂き
ました。今回は言葉を使うテクニック「反対のことを想像する・極端な表現」についてお
話します。これも質問の仕方になりますが、言葉によるコミュニケーションがある程度可
能な認知症の高齢者に対して、欲求や感情の表出を促す刺激になるテクニックです。
例えば「帰りたい」と訴えてくる方に対して「反対のことを想像する」テクニックは「帰
りたくない時はどんな時ですか」と聞きます。「極端な表現」では「一番帰りたいのはどん
な時ですか」と聞きます。その返答によって、オープンクエスチョンの時と同様、認知症
高齢者の行動の理由が見えてくることがあります。このテクニックはなかなかパッと出て
きづらいですが、繰り返し行っているうちに出てくるようになると思います。
今月の作業療法室の活動は、第5病棟(女性閉鎖病棟)で行った季節の料理教室を紹介します。
2月は、バレンタインデーにちなんだ“フォンダンショコラ”と“チョコレートパフェ”の2つのメニューを企画しまし、患者様の希望でどちらかのメニューに参加することが出来る料理教室です。
チョコレートパフェは、咀嚼・嚥下機能(噛む機能や飲み込む機能)が低下している患者様も
参加することが出来るような食材を使いました。ココアゼリーやアイスクリーム、生クリーム等からパフェを作ることで、お粥やミキサー食を食べている患者様でも常食の方々と一緒に料理を行い、同じ食べ物を召し上がることが出来るので、とても良い表情をしていました。
