2024-04-01

「春を待つお花たち」

こんにちは、戸田病院ストレスケア病棟です。

暖かい日が多くなり、本格的な春の訪れが待ち遠しい季節になりました。早咲きの桜もちらほら咲き始めている所もありますね。

静養病棟では、爽やかな風を感じながら、季節の草花と触れ合い、心身共にリラックスできる空間があります。先日、患者様と共に春のお花や、ポテトバック(袋で育てるジャガイモ)など、ユニークな植物を買いに行き、みなさんで植え付けをしました。

天気の良い日は、お水をあげたり、お花を見ながら会話を楽しんだりと、良い交流の場となっています。まずは、ジャガイモの芽がいつ出るか楽しみです。

2024-03-30

『思春期発達障害外来』開設のお知らせ

2024年4月より『思春期発達障害外来』を開設いたします。

完全予約制になりますので、ご希望の方は、下記にお問い合わせください。

診療日 土曜日

対象年齢 15歳以上

問い合わせ連絡先

     048-442-3824 戸田病院

                 事務部外来担当  細川           

                 地域医療連携室  小原

2024-03-30

「 卓球大会開催! 」

皆様こんにちは。少しずつ春らしい季節となって来ましたね。同時に嫌な花粉も舞う季節ですが体調はいかがでしょうか。

 戸田病院デイケアでは季節ごとにイベントを行っておりますが、2月21日に卓球大会が開催されました。普段のプログラムの中でも卓球の時間が設けられており、参加者も多数で人気のあるプログラムとなっています。卓球大会はトーナメント制で行われ、普段の卓球の時間とは一味違いいつもより少しだけ緊張感のある雰囲気の中で行われました。

大会では初級、中級、上級、ダブルス、団体、チャレンジコースに分かれ希望のコースで試合を行いました。勝者には表彰状も授与されました。

開催日が水曜日という事もあり、フロア内では絵画教室も同時におこなわれ、それぞれの参加者、見学者が楽しまれた一日となりました。

当デイケアでは今後もまだまだ楽しいイベントが開催される予定ですので、紹介していきたいと思います。

2024-03-28

月の便り 

早春の候、ますますお元気で、ご活躍のことと存じます。春という名の季節のもとですが、寒い日が続いておりますが、皆さま風邪を召されずにお過ごしでしょうか。

暖かい日があったと思えば、寒い日が出現し、季節の移り変わりによって体調不良にならないようにスタッフ一同気を引き締めて対応しています。

患者様も「今日は寒かったですか」「今日は暖かそうだね」と季節の移り変わりを病院の中でも感じているようです。

改めまして、こんにちは。戸田病院慢性期男子閉鎖病棟(第3病棟)です。

病棟内では引き続き患者様が少しでも、穏やかに経過できるように、気分転換を目的として、レクリエーションを企画しています。2月は音楽会を開催いたしました。事前に患者様に聴きたい音楽を確認し、ホールにて音楽を流しながら、お茶や紅茶を準備させていただきました。年代や生活歴によって趣向の音楽が変わり、様々なジャンルの音楽を流させていただきました。音楽は精神科療法に効果的だと言われており、音楽療法として当院は依然から取り組んでいます。音楽を聴くとコルチゾール等の抗ストレスホルモンが低下する、脳の神経細胞の修復・再生する働きがあると言われています。

患者様も「これいいんだよね」「これ好きなんだよね」と表情明るく他の患者様の話されており、スタッフも音楽会を開催し患者様の新たな話をきけたことに満足しています。これからも患者様とともに穏やかな病棟生活を送れるよう介入していきたいと思います。

2024-03-26

~グラウンド散策~

こんにちは、精神科急性期治療病棟です。

職員の付き添いのもと、毎日中庭グラウンドを開放し散策を行っています。入院中の患者さんにとって、とてもご好評をいただいています。「やっぱり外に出ると気分がいい!」、「少しの時間でも全然違う。外に出れてうれしい。」というお言葉をたくさんいただいています。そんな言葉を聞けると、こちらも本当にうれしくなります。春の息吹を肌で感じていただきながらじっくりと回復に向け治療に専念していいただきたいと思います。

2024-03-24

SST「上手に断るにはどうしたらいいだろう?」

こんにちは、戸田病院 心理室です。心理室では各病棟の特徴・特性に合わせた

心理プログラムを主治医の指示に従って患者様とともに実施・実践しています。

今回は、第2病棟(慢性期男子開放病棟)で実施している「SST(ソーシャルスキルズトレーニング)」についてご紹介します。

 「SST」とは、社会生活を送る上で必要なコミュニケーションスキルを向上させていくためのプログラムです。退院後の生活を見据え、「頼みごとをする」「自分の気持ちを伝える」など人と円滑なコミュニケーションを結ぶことを目標に、ロールプレイをメインとして練習に取り組んでいます。

先日は、「上手に断る」練習を行いました。いつも、同じテーマを2~3週に渡って取り上げ練習するのですが、このテーマでの練習は今回で3回目、皆さん断るポイントがつかめてきたようです。ロールプレイの後には、「“申し訳ないんだけど”って言葉は断る時は大事だよね」「なんでだめなのか理由がわかるといいよね」などの感想が出されました。

また、応用編としてこんな問題を出題しました。

『Aさんが診察の順番を待っていると、Bさんが「早く診察を受けたいから順番代わって」と言いました。Aさんは、診察後に出掛けたいと思っています。どう言って断りますか?』

「順番は順番だからね。ごめんね」、「この後用事があるから代われないよ」、「自分が何もなければ、理由を言ってくれたら交代するかも…」等、皆さんポイントを踏まえながら意見を出し合い、上手に断るにはどうしたらいいかを考えました。相手の意見に「うんうん」と頷くメンバーもおり、SSTで練習しているスキルが少しずつ身についてきている様子も見られました。

プログラムで学んだことをすぐに日常生活に活かしていくことはむずかしいかもしれませんが、繰り返し練習することでコミュニケーションスキルを高めていければと思います。

2024-03-22

「レッツ!ダンス!!」

こんにちは、戸田病院作業療法室です。

作業療法室では、各病棟の特徴に合わせて、個別や集団での作業療法を計画・実施しています。今回は、精神療養病棟(第7病棟)での作業療法のプログラムについて、お話いたします。

第7病棟では、週に2回体操(踊り)を行っています。懐かしい曲やアップテンポな曲に合わせて身体を動かしていただくことで運動機会を獲得し、体力向上や精神活動の賦活を図っています。

ストレッチや数を数えながら行うような体操では積極的に参加しない方も、音楽に合わせながらの体操になると笑顔で参加されています。

また、最近はアップテンポな曲の人気が高く、その曲が流れるとはつらつとした表情でかけ声をかけながら全身を大きく動かして踊る様子もうかがえます。

今後も患者様が楽しく体力向上できるよう、バリエーション豊かに体操(踊り)を行っていけたらと思います。

2024-03-16

 【受診のときに、教えてほしいこと】(外来)

戸田病院 外来では、月曜日から土曜日の午前中に診療をおこなっています。

もの忘れ外来の診療もおこなっており、同じく月曜日から土曜日の午前中、水曜日の午後も診療をおこなっています。

今回、外来では認知症疾患医療センターと連携をして、オレンジカフェ養心亭の中で、

「受診のとき、どんなことを伝えたらいいの」というテーマで講師を務めました。

地域の方や入院中の患者様、介護しているご家族様などが参加していただきました。

講座の内容は、どんな時に受診が必要となるのか、認知症の治療は、早期診断・早期治療が大切となることを認知症疾患医療センターの職員から説明があり、

その後、外来看護師から受診の時に問診で聞き取りをしている内容について

家族構成や生活歴、受診歴、既往歴などを聞いていること、受診のときのポイントとして、

ご本人の目の前でもの忘れの症状について話しにくい場合もあるので、

「普段の様子や困っていることをメモで看護師や先生に渡すのも手段です」ということをお伝えしました。メモにするときも、徘徊や興奮と用語にまとめずに、「何かを探して歩き回っている」、「家に帰りたいと外に出ていく」、「家族が止めると激しく怒る」など、実際に起きている行動や様子を表現していただくと、

対応についてのアドバイスをすることもできますし、診察のときに、さらに詳細を尋ねることができます。

この講座は認知症の方、介護するご家族向けにおこないましたが、精神疾患の治療中の方、そのご家族様にも当てはまると思いますので、少しでも参考になればと思います。

外来は、戸田病院の治療の入り口となりますので、診断や治療を希望される方が相談しやすく、治療に前向きになれるように努めていきたいと思います。

2024-03-14

「鬼は外、福は内」(第7病棟)

こんにちは、精神療養病棟(第7病棟)です。

第7病棟では、季節に合わせたレクリエーションを企画・実施しています。2月といえば、節分ということで、ボールを豆に見立て、「鬼は外、福は内」と言いながら、鬼のイラストにボールをぶつけるゲームを実施しました。ホールで参加できる患者様はホールで参加して頂き、ベッド上の患者様には鬼のお面を付けたスタッフが病室を回り病室でゲームに参加して頂き節分気分を味わって頂きました。

おやつは以前好評だったコーヒーゼリーに生クリームをトッピングし提供しました。普段食事の量が少なめな患者様も「美味しい」と話され喜んで頂くことが出来ました。

2024-03-12

春の寒暖差(グループホーム)

こんにちは、戸田病院グループホームです。

寒暖差が激しい季節である春は、体調管理が難しい時期でもあります。昼夜の温度差も大きく、衣類を適切に調整することが大切になりますが、グループホームの利用者様によっては服装の調整がうまく行えない方も見受けられます。支援時にアドバイスをしたり、近所のお店に一緒に服を買いに行ったり、利用者様が快適に過ごせるようサポートしています。