2024年5月6日

魚嫌いでも美味しく食べられる調理法

★)魚のムニエルについて

 こんにちは、戸田病院栄養課です。本日はムニエルについてご紹介します。

ムニエルとは小麦粉をまぶした魚にバターをひいて焼き上げる調理法のことです。語源はフランス語で粉屋を意味する「ムニエ」からきています。ムニエルの発祥はフランスの粉専門店の娘が、魚を料理している際にうっかり粉の中に魚を落としてしまい、そのまま焼いてみたところ美味だったためこの調理法が広まったという説があります。

魚を小麦粉でまぶしてからバターで焼くことで、うま味を逃さずしっとりとした食感に仕上がるうえ、バターのコクと風味が加わってリッチな味わいを楽しむことができます。

2024年4月30日

グランド散策

こんにちは、精神科急性期治療病棟です。

3月も寒い日が続いていましたが、ようやく春の息吹を感じられる今日この頃。

精神科急性期治療病棟から望める中庭グランドには、満開の桜から生命力を感じます。精神科急性期治療病棟の多くの患者さんは毎日グランドへ出ることを楽しみにされています。ストレス社会から隔てられた環境の中、治療に集中し、ほんのひと時の団欒を満喫されている様子がうかがえます。作業療法ではカラオケや体操、映画鑑賞、リラクゼーションとプログラムも盛りだくさん。少しづつ笑顔が増えていく患者さんの表情を見ることが出来うれしく思います。

2024年4月29日

「満開の桜が咲きました」

こんにちは、戸田病院作業療法室です。作業療法室では、各病棟の特徴、患者様の日常生活自立度(ADL)などに合わせたプログラムを実施しています。

今回は、身体合併症病棟にて行っている活動を紹介します。身体合併症病棟の特徴としては、精神疾患の治療だけでなく、身体合併症の治療も必要な患者様がいらっしゃることです。高齢な患者様も多くいらっしゃり、クラフト作業の時間では、認知機能へアプローチする課題プリントや、季節感を得られる塗り絵など、他の患者様と関わることができるような集団で行う制作活動を行っています。身体的な治療状況、ADLなど患者様の個別性に合わせて、ホールにて参加出来ない方にも、ベッド上で行えるように環境を整え活動に参加してもらっています。

今回は病棟内の壁に掲示する4月のカレンダーを制作していただきました。細かい作業もあるためか「なかなか上手くできないね」などの発言も聞かれましたが、最後には満開の桜を咲かすことが出来ました。

2024年4月28日

「お花見に行ってきました」

こんにちは戸田病院デイケアです。

やっと寒さも和らぎ、ぽかぽかした陽気になりました。

今回は4月のコースイベントで「お花見」が行われ、各コースで近くの桜を見に出かけて行きました。

マナー・生活習慣改善コースでは、4月10日に桜を見に行ってきました。前日に降った大雨で大分散ってしまいましたが、残っている桜の木の下で春を感じてきました。

散歩で気分転換したり、花を見る事でゆったりとした穏やかな気持ちになったのではないでしょうか。

菖蒲川の川沿いは、桜並木になっている為、満開時はとてもきれいです。メンバーさん達も毎年楽しみにしている場所でもあります。

2024年4月26日

季節の変わり目。

3月初旬には積雪し、例年よりも寒暖差が激しいことも影響して今年は春の訪れが遅い様に感じます。寒暖差が激しい時期は特に体調管理が難しく、心身共に体調を崩しがちな時期ではないでしょうか。

『いつもなら桜が咲く頃だと思うけど、桜の蕾しか見ることが出来なくて残念。』という利用者様の声は多く、季節ごとの変化や楽しみは日々の生活で、とても重要なことだと気づかされています。当院グループホームでは利用者様が体調を崩さず四季の変化を楽しめるよう、今の時期は寒暖差対策として、体を暖めれるように定期的な入浴の促し、規則正しい生活が送れるように個別的な支援をしております。

2024年4月24日

急性期病棟・心理教育ミーティング

~再発予防とストレス対処~

先日、急性期病棟の心理教育ミーティングでは、「再発予防とストレス対処」をテーマとして取り上げました。この回では自身の再発のサインに気づいて早めに対処できるようになること、また日頃あるストレスとうまくつきあっていくことを目的としています。

ある患者さまは、軽快にお話されていましたが、「疲れやすい」「調子悪くなってくると何もしたくなるんだよね」とお話されました。<現在も続いている?>と聞くと「そうなのかもしれない。これが症状なのかな?」「もう少し休んだ方がいいのかな」と話されました。また「うまくいかないことがあるとだんだんそうなる」と、背景にある原因についてもお話されていました。

調子が悪くなっても気づかないまま頑張ってしまう方が多く、気づいたら症状が再燃していた・・というお話をよく聞きます。またそのようなことを繰り返さぬよう、再発のサインに気づけるためにも、この回では、『規則正しい生活リズムを意識する』ことを再発予防の中でも重要な1つとしてお話しています。規則正しい生活を送っていくことで、ふとしたとき、それができない・・・そのこと自体が再発のサインになりえます。そのようなサインが現れた時に早めに受診したり、周囲に相談するよう、伝えています。

このような日々の心がけをお話すると、多くの患者様が納得されます。それまでは何となく気を付けて日常生活を送っていても、「どうすればよいのか(具体的には)わからなかった」「でも話を聞いてすっきりした」というご意見を頂くこともしばしばです。そのような身近な意見に関心を寄せながら、患者様視点を大切にプログラムを進めるよう心掛けています。

2024年4月22日

「朝礼のあり方」

こんにちは。男子慢性期閉鎖病棟病棟です。

毎朝、病棟では、朝礼が行われますが、朝礼には様々な目的があります。

第一に、ウォーミングアップ、仕事に向かう心身の準備が挙げられます。

心身共に仕事モードに、しっかりと切り替えることを目指します。

第二に、情報の伝達・共有です。一堂に会する場での連絡と報告によって、共に働く人たちの情報共有を徹底できます。

第三に、基本動作を習得する場であるということです。挨拶や返事の仕方のトレーニングによって、社会人としての立ち振る舞いに磨きがかかります。

最後は、チームワークの強化です。例えば毎月の「マナー・接遇月間標語」、当法人の経営哲学ともなる「髙仁会フィロソフィー」を読み上げ、よりよいモラルを学び、価値観を共有することでチームワークを高めることになります。病棟をよりよくするため、職員一同、患者様がよりよい医療を受けることができるように今年度も団結して取り組んでまいります。

2024年4月20日

【戸田病院 外来部門のご紹介】#2

外来診察介助、検査、処置、身の回りの介助、退院後の継続看護を中心におこない、当院のデイケアやグループホームと情報を共有しながら、社会生活に復帰できるようサポートしています。外来看護師には、患者様への丁寧な対応と患者様の状態を瞬時に観察し察知すること、患者様のニーズに応じるための早急な判断が求められます。

当院の方針として、適正な通院間隔“2週間以内”での診察を推奨しています。

通院間隔が長く、不規則な場合、症状の回復にも時間がかかってしまう場合がありますが、こまめに診療を行うことで、病状の変化にいち早く察知し、適切な治療を行うことで症状悪化を防ぐことができる他、場合によって入院が必要になった際にも早めに対応することができます。

外来診療をスムーズに行い患者様、ご家族様から選ばれる病院を目指し、心の健康のサポートをしていきたいと思います。

2024年4月19日

【戸田病院 外来部門のご紹介】#1

戸田病院 外来では、月曜日から土曜日の午前中に診療をおこなっています。

各曜日の担当医制となっており、初診のご予約はなく診察を受けることができます。

今回は、4月より新年度となりますので、改めて、戸田病院の外来部門をご紹介いたします。

外来は、“病院の顔”と言われています。最初に患者様を受け入れる場所であり、病院の医療や看護の質を印象付ける部門です。。心に不安を抱えた患者様が、安心して診療を受けられるよう、医師、看護師、心理士、薬剤師等と連携し、患者様の心のケアに取り組んでいます。

2024年4月17日

「桜の花に願いを込めて」

こんにちは。戸田病院精神療養病棟です。

今年は桜の開花が例年より遅れているそうですね。病棟のホールからは川沿いの桜並木がみることができるため、患者様も職員もまだか、まだかと桜の開花を楽しみにしています。

病棟では、毎月季節にあわせたレクリエーションを企画しています。今回は、お花見をしようということになり、桜の形に切った色紙に願いを書いて病棟のホールに貼りました。

その後、卓上でサッカーとボーリングを合わせたようなゲームで盛り上がり、最後に患者様にアイスクリームを配りました。普段なかなか食べられないため、きれいに残さず食べており、患者様の笑顔が印象的でした。

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