2024年7月10日

遅い梅雨入り 合間の晴れ間

こんにちは、認知症急性期治療病棟です。

6月となり、じめじめと湿っぽい毎日ですが、気持ちだけはカラッと行きたいですね。患者さん達も暖かくなったのか、心なしか日中の活動量が増えているように思えます。

写真は晴れた日に中庭へ患者様とお散歩に行った時の写真です。

KODAK Digital Still Camera

お日様に当たり気持ちよかったとの感想も頂きました。梅雨の季節に入ってきましたが、また晴れた日には皆さまとお散歩したいと思います。思わぬ梅雨寒に、お風邪などめされませんように、梅雨晴れの青空を期待しつつ、皆様のご健康をお祈りしております。

KODAK Digital Still Camera
2024年7月3日

「ソフト面の治療的環境の質を高める取り組みをしています」

こんにちは、戸田病院デイケア「コスモス」です。

精神科デイケアコスモスの5つのコースは、各コース毎で活動しています。

各コースの利用者様の作品やプログラム関連の展示、手作りのカレンダー、季節に合わせた壁面飾り等が行われています。

担当スタッフ、利用者様のさまざまな工夫によって作品に生命が吹き込まれ、癒しとなり豊かな治療的環境になっています。

これからもデイケア活動において、限られたハード面をソフト面の力で治療的環境の質を高めていきたいです。

2024年7月1日

5月のお楽しみ献立

こんにちは!戸田病院栄養課です。

栄養課では、患者様が入院中でも食事を楽しんでいただけるように、工夫を凝らしたメニューを考案し、患者様に提供しています。

5月のお楽しみ献立

【メニュー】

・ピラフ

・チキンケバブ風

・さっぱりレモンマリネサラダ

・アイス風デザート

・コンソメスープ

今回は、洋風の献立となりました。

召し上がっていただいた患者様からの感想を励みに、来月も患者様に見た目でも、お口でも楽しんでいただけるようなメニューを考えてまいります。

以下患者様からの感想となります。

・チキンが軟らかくて美味しい。

・チキンの味付けが濃い目でピラフと合う。

・チキンの香りが良い。

・チキンに味がしっかりとついていた。

・チキンのヨーグルト、スパイスの調合が素晴らしい。

・チキンのスパイスで食欲が増す。

・素人では中々出せない味つけだ。

・マリネのレモン味が良い。

・豪華なメニューであった。

・デザートが面白い味だった。

・また出して欲しいメニューだった。

2024年6月24日

梅雨の楽しみ方#2

#1のつづき

・環境の工夫…湿度を適切に保つためにエアコンを使用することはもちろん、定期的な換気や空気清浄機の使用で室内の空気を清潔に保つよう心がけましょう。また、室内に観葉植物を取り入れることで自然の癒しが提供され、心地よい空間が生まれます。

・心身のリフレッシュ…ストレッチやヨガなどの軽い体操を行い、身体を動かす機会を作りましょう。また、雨の音にはヒーリングミュージックとして活用されるほどリラックス効果があると言われています。雨の強さを様子みながら、少し窓を開けて過ごしてみるのはいかがでしょうか。

湿気も多く、気持ちの沈みがちな季節ですが、精神科グループホームでは利用者様の心身の健康を保つためのサポートを心がけています。

2024年6月23日

梅雨の楽しみ方 #1

「梅雨(つゆ)」とは、「春から夏に移行する過程で、その前後の時期と比べて雨が多くなり、日照が少なくなる季節現象」とされています。(気象庁より)

梅雨前線の停滞により、長期間に渡り雨や曇りの日が続き、日照時間が少なくなります。屋外で過ごす機会が減り、気持ちも落ち込みやすい時期。利用者様からも「屋内で過ごすにも何をしたら良いか迷ってしまう」との声を頂くことがあります。そこで梅雨の時期を楽しく過ごせるようないくつかの方法をご紹介したいと思います。

・室内活動の充実…読書や映画鑑賞はおうちにいながら様々な価値観に触れられる良い機会になります。また、おうち時間を利用して料理やお菓子作りに挑戦してみるのはいかがでしょうか。何を作るか考えたり、食べたい物を考えたりすることも楽しい時間になります。

#2へつづく

2024年6月21日

「自由画大会」

皆さま、こんにちは、作業療法室です。

今回は男子慢性期閉鎖病棟で患者さんとともに企画した自由画大会の様子をお伝えします。

例年、写生大会を企画していたのですが、今回は写生だけではなく、もっと自由に絵を描いても良いのではという患者さんの案で自由画大会となりました。患者さんと一緒に日程や使う物品など話し合い、賞状も制作して準備してきました。

当日は沢山の患者さんが参加し、色鉛筆やクレヨンなどを使用し、温かみのある色鮮やかな絵を描きました。それぞれ好きな車の絵を描いたり想像で桜の木を描いたりと、思い思いの絵を集中して描いていました。「絵は自信がなかったけどやってみたら楽しかった」「来年はグラウンドで桜の絵を描きたい」等と参加した方は感想を話されていました。

今後、展覧会を行いお互いの作品を見る時間を設け、優秀者には表彰も行う予定です。他の患者さんの作品を見て、皆がどのような反応をするのか今から楽しみです。

2024年6月19日

-心理室より- 『急性期病棟・心理教育ミーティング ~薬のはたらき~』

先日、急性期病棟の心理教育ミーティングでは、「薬のはたらき」をテーマとして取り上げました。

この回では、薬剤師を講師として招き、症状を緩和していくために必要な薬のはたらきについて正しい知識を身に着けてもらうとともに、薬への関心を高めてもらいたく、薬剤師が参加された皆さんの薬に関する質問に直接回答していただくという機会を設けています。

今回は、副作用に関する質問があがりました。

まず、副作用は出る人・出ない人がいること、また、服用し始めてしばらくすると副作用がなくなり、薬の効果が上回ってくる場合があるとのことでした。ただ、副作用自体辛いものもあるので、出現時には十分に主治医に相談することが好ましい(自分では調整しない)とのお話がありました。

また、副作用の中でも「ふるえ」に関して、日常生活にも影響を及ぼしかねないものであるがゆえに、関心が高いようでした。これも十分に主治医と相談の上、本来の精神症状の緩和と副作用とのバランスを見極めて、対応策を検討していくことが望ましいとのことでした。

直接薬剤師の話を聞けるとあって、自分が考えていなかった疑問や質問にも真剣に耳を傾ける姿が見られました。普段、服薬している患者様だからこそ感じることも多々あることかと思われます。その一つ一つの声に対応し、患者様が症状緩和、またその先にある日常生活への流れを鑑みて、納得した形で服薬治療を受けられることが必要と感じます。

その中で、どうしても「治療を受ける」という、受け身的な表現と印象を持たれてしまい、主治医の前では思うように話せないことがあるようです。ただ、患者様が自らのために関心を持って治療に臨めるよう、診察時にどのようなポイントで主治医と話していけばよいのか、本プログラムでは個々のテーマに沿ってお伝えしております。

2024年6月17日

「みんなは分かるかな? なぞなぞ大会」

こんにちは!戸田病院女子開放病棟です。

2024年5月23日に患者様へ向けておこなった病棟レクリエーションについて紹介致します。

病棟ホールにて、なぞなぞ大会を行いました。

参加人数は32名と病棟の三分の二以上の患者様が参加しました。

★これからの季節から、海に関するなぞなぞ

例えば、潜水艦(せんすいかん)にいつも乗せている果物は何? 答え、西瓜

★スポーツに関する、なぞなぞ

例えば、7と10の間にあるスポーツは、何? 答え、野球

★皆さんが好きな食べ物、なぞなぞ

例えば、「ハムハムハム食べたい」何が食べたい?  答え、ハムサンド

生活に関する話題、動物に関する話題等、みんなで考え、ヒントを出し合い盛り上がりました。ご自身が答えられなくても、正解した他の患者様へ拍手を送り嬉しそうな笑顔印象的でした。

これからも患者様が楽しい、みんなで参加し行えるレクリエーションを行って行きたいと考えています。

2024年6月15日

5月病棟レク~誕生日会とカラオケ大会~

みなさま、こんにちは。女子慢性期閉鎖病棟です。

5月のレクリエーションとして、月末にお誕生日会とカラオケ大会を実施しました。5月が誕生月の方にプレゼントを渡し、皆様でハッピーバースデーの歌を歌い、盛大な拍手でお祝いをしました。祝ってもらった患者様からは笑顔が見られ、照れたように喜んでいる方もいらっしゃいました。

 春から夏にかけて暑くなる中、外に向かうエネルギーを元気よく発散しようと今回カラオケ大会を企画しました。時間の関係上全員の方に歌って頂くことはできませんでしたが、手拍子をしたり、一緒に口ずさんだりしている方もいて、大変盛り上がったように思います。手拍子をされている方も多数いましたが、せっかくのカラオケ大会ですから、タンバリンやマラカスなどの楽器もあればより楽しめたのではないかと思ったため、次回に活かそうと思います。

 皆様にお出ししたデザートとして、2種類のアイスとコーヒーゼリーの上にホイップクリームとキャラメルソースをトッピングした、病棟オリジナルパフェを用意いたしました。この日はじんわりと暑かったため、ひんやりとしたアイスやツルンとしたのど越しのゼリーをより堪能して頂けたのではないかと思います。「おいしかった」「おかわりがほしい」という声を多数いただき、嬉しく思いました。

 当病棟は慢性期のため、患者様個々の入院生活も長くなっている中で、ささやかながらも毎月のレクリエーションが入院生活の楽しみと気晴らしになるよう、今後も患者様の意見を取り入れながら思考を凝らして実施していけたらと思います。

2024年6月13日

【外来からのお知らせ】

皆さま、こんにちは。戸田病院外来です。

戸田病院の外来診療は、月曜日から土曜日の午前中におこなっています。

各曜日の担当医制となっており、初診のご予約はなく診察を受けることができます。

当院の方針として、適正な通院間隔“2週間以内”での診察を推奨しています。

通院間隔が長く、不規則な場合、症状の回復にも時間がかかってしまう場合がありますが、こまめに診療を行うことで、病状の変化にいち早く察知し、適切な治療を行うことで症状悪化を防ぐことができる他、場合によって入院が必要になった際にも早めに対応することができます。