こんにちは、精神科急性期治療病棟です。
職員の付き添いのもと、毎日中庭グラウンドを開放し散策を行っています。入院中の患者さんにとって、とてもご好評をいただいています。「やっぱり外に出ると気分がいい!」、「少しの時間でも全然違う。外に出れてうれしい。」というお言葉をたくさんいただいています。そんな言葉を聞けると、こちらも本当にうれしくなります。春の息吹を肌で感じていただきながらじっくりと回復に向け治療に専念していいただきたいと思います。
こんにちは、精神科急性期治療病棟です。
職員の付き添いのもと、毎日中庭グラウンドを開放し散策を行っています。入院中の患者さんにとって、とてもご好評をいただいています。「やっぱり外に出ると気分がいい!」、「少しの時間でも全然違う。外に出れてうれしい。」というお言葉をたくさんいただいています。そんな言葉を聞けると、こちらも本当にうれしくなります。春の息吹を肌で感じていただきながらじっくりと回復に向け治療に専念していいただきたいと思います。
こんにちは、戸田病院 心理室です。心理室では各病棟の特徴・特性に合わせた
心理プログラムを主治医の指示に従って患者様とともに実施・実践しています。
今回は、第2病棟(慢性期男子開放病棟)で実施している「SST(ソーシャルスキルズトレーニング)」についてご紹介します。
「SST」とは、社会生活を送る上で必要なコミュニケーションスキルを向上させていくためのプログラムです。退院後の生活を見据え、「頼みごとをする」「自分の気持ちを伝える」など人と円滑なコミュニケーションを結ぶことを目標に、ロールプレイをメインとして練習に取り組んでいます。
先日は、「上手に断る」練習を行いました。いつも、同じテーマを2~3週に渡って取り上げ練習するのですが、このテーマでの練習は今回で3回目、皆さん断るポイントがつかめてきたようです。ロールプレイの後には、「“申し訳ないんだけど”って言葉は断る時は大事だよね」「なんでだめなのか理由がわかるといいよね」などの感想が出されました。
また、応用編としてこんな問題を出題しました。
『Aさんが診察の順番を待っていると、Bさんが「早く診察を受けたいから順番代わって」と言いました。Aさんは、診察後に出掛けたいと思っています。どう言って断りますか?』
「順番は順番だからね。ごめんね」、「この後用事があるから代われないよ」、「自分が何もなければ、理由を言ってくれたら交代するかも…」等、皆さんポイントを踏まえながら意見を出し合い、上手に断るにはどうしたらいいかを考えました。相手の意見に「うんうん」と頷くメンバーもおり、SSTで練習しているスキルが少しずつ身についてきている様子も見られました。
プログラムで学んだことをすぐに日常生活に活かしていくことはむずかしいかもしれませんが、繰り返し練習することでコミュニケーションスキルを高めていければと思います。
こんにちは、戸田病院作業療法室です。
作業療法室では、各病棟の特徴に合わせて、個別や集団での作業療法を計画・実施しています。今回は、精神療養病棟(第7病棟)での作業療法のプログラムについて、お話いたします。
第7病棟では、週に2回体操(踊り)を行っています。懐かしい曲やアップテンポな曲に合わせて身体を動かしていただくことで運動機会を獲得し、体力向上や精神活動の賦活を図っています。
ストレッチや数を数えながら行うような体操では積極的に参加しない方も、音楽に合わせながらの体操になると笑顔で参加されています。
また、最近はアップテンポな曲の人気が高く、その曲が流れるとはつらつとした表情でかけ声をかけながら全身を大きく動かして踊る様子もうかがえます。
今後も患者様が楽しく体力向上できるよう、バリエーション豊かに体操(踊り)を行っていけたらと思います。
戸田病院 外来では、月曜日から土曜日の午前中に診療をおこなっています。
もの忘れ外来の診療もおこなっており、同じく月曜日から土曜日の午前中、水曜日の午後も診療をおこなっています。
今回、外来では認知症疾患医療センターと連携をして、オレンジカフェ養心亭の中で、
「受診のとき、どんなことを伝えたらいいの」というテーマで講師を務めました。
地域の方や入院中の患者様、介護しているご家族様などが参加していただきました。
講座の内容は、どんな時に受診が必要となるのか、認知症の治療は、早期診断・早期治療が大切となることを認知症疾患医療センターの職員から説明があり、
その後、外来看護師から受診の時に問診で聞き取りをしている内容について
家族構成や生活歴、受診歴、既往歴などを聞いていること、受診のときのポイントとして、
ご本人の目の前でもの忘れの症状について話しにくい場合もあるので、
「普段の様子や困っていることをメモで看護師や先生に渡すのも手段です」ということをお伝えしました。メモにするときも、徘徊や興奮と用語にまとめずに、「何かを探して歩き回っている」、「家に帰りたいと外に出ていく」、「家族が止めると激しく怒る」など、実際に起きている行動や様子を表現していただくと、
対応についてのアドバイスをすることもできますし、診察のときに、さらに詳細を尋ねることができます。
この講座は認知症の方、介護するご家族向けにおこないましたが、精神疾患の治療中の方、そのご家族様にも当てはまると思いますので、少しでも参考になればと思います。
外来は、戸田病院の治療の入り口となりますので、診断や治療を希望される方が相談しやすく、治療に前向きになれるように努めていきたいと思います。
こんにちは、精神療養病棟(第7病棟)です。
第7病棟では、季節に合わせたレクリエーションを企画・実施しています。2月といえば、節分ということで、ボールを豆に見立て、「鬼は外、福は内」と言いながら、鬼のイラストにボールをぶつけるゲームを実施しました。ホールで参加できる患者様はホールで参加して頂き、ベッド上の患者様には鬼のお面を付けたスタッフが病室を回り病室でゲームに参加して頂き節分気分を味わって頂きました。
おやつは以前好評だったコーヒーゼリーに生クリームをトッピングし提供しました。普段食事の量が少なめな患者様も「美味しい」と話され喜んで頂くことが出来ました。
こんにちは、戸田病院グループホームです。
寒暖差が激しい季節である春は、体調管理が難しい時期でもあります。昼夜の温度差も大きく、衣類を適切に調整することが大切になりますが、グループホームの利用者様によっては服装の調整がうまく行えない方も見受けられます。支援時にアドバイスをしたり、近所のお店に一緒に服を買いに行ったり、利用者様が快適に過ごせるようサポートしています。
私が戸田病院で薬剤師として働き始めたころ、ベテランの医師がお薬についてこんな話をしているのを耳にしました。
『お薬は洋服のようなもので、Aさんに合っても、Bさんには合わないこともあるから、それぞれに合わせて選んで処方することが大切なんだよ。』
その話を聞いてから、私が患者さんに
「○○という薬が良かったと聞いたので、それを出してほしい。」
「よく眠れているみたいだから、□□さんが飲んでいる薬が欲しい」
などと相談されたときは、前述の例え話を引用し、患者さんごとに合う薬は同じとは限らないことを説明しています。
「ちょっと飲んだけど、△△という薬は合わない気がする」
こんな風に考える人もいらっしゃるかもしれません。しかし、洋服も似合わないと思っても、組み合わせによっては意外と合うこともありますね。アレルギーが出てしまった場合は例外ですが、お薬も組み合わせによっては効果が得られることもあるかもしれません。
人それぞれ症状や悩み、体質も違います。ご自分に、より合う処方にしていただくために診察時に先生とよくお話しすることをおすすめします。
皆さんこんにちは。デイケアリワークコースです。今回はリワークの茶話会についてご紹介させていただきます。
リワークでは昨年の6月より毎月第2・4土曜日に茶話会を実施しております。茶話会はリワークを卒業し復職されたフォローアップの方や現在リワークへ通所中の方を対象とし、日々のリフレッシュ目的のもと開催しています。皆さんでゲームやスポーツを行ったり、ピアサポートにてご自身の事について話すなどして交流を深めていきます。
フォローアップの方は近況等を話すことで、復職してからの自身の状態や調子を整理、再確認することができるほか、現在通所中の方は実際に復職された方の話を伺うことで、これからのイメージをつける事につながります。
参加された方からは「家庭や職場以外にこういう場所があると息抜きになる」、「一緒に復職に向けて頑張ってきた仲間と久しぶりに会えて良かった。また参加したい」等のお声をいただいております。
今後も引き続き毎月第2・4土曜日に開催させていただく予定ですので、通所中の方、フォローアップの方はぜひご参加いただければと思います。 写真は昨年行われた茶話会の様子です。
こんにちは、戸田病院栄養課です。
栄養課では、月の行事に合わせた特別な献立を考えて、入院中の患者様に季節感を味わって頂こうとお食事を提供しています。
「2月のお楽しみ献立」
・とろっとオムライス
・ハヤシライス
・おろし醤油の野菜マリネ
・苺のハートカップデザート
2月はバレンタインデーがありますので、デザートにはハート型のカップをお付けして、温かい気持ちとなっていただけるように、とろっとした卵のオムハヤシをご用意いたしました。
患者様からの感想もいただくことができ、栄養課の職員一同も温かい気持ちでいっぱいとなりました。
入院中の食事は患者様の栄養状態を支える重要なものですが、季節感や、特別感のあるお食事で、お口だけでなく、目でも楽しんでいただけるように、これからもメニューを考えていきたいと思います。
患者様からの感想(一部)
・牛肉が使用されたハヤシライスで美味しかった。
・ハヤシルーに半熟卵がトッピングされ、嬉しすぎる。
・卵がトロトロでハヤシルーに合う。
・ハヤシルーと卵のマッチングが良い。
・サラダの彩りが良い。
・生野菜が出のるのが嬉しい。
・プリンの形が可愛い。
・プリンが甘くて美味しい。
こんにちは、身体合併症病棟(第4病棟)です。
2月に入り雪も降りましが、時には春のような暖かい日もあり、気温差が激しい日々が続いています。
第4病棟は、身体合併症を治療する病棟であるため、体のケアをしながらも、心のケアも行っています。患者様の入院生活が少しでも良くなるように、レクリエーションを企画して提供しています。2月のレクリエーションは「ジェンガ」で楽しみました。
ジェンガで遊ぶことを通して「押す」「つまむ」「引き抜く」などの動作を繰り返す事で「力の加減」を遊びながら、距離感や空間の位置関係や空間認知力を高める目的があります。
また、患者様同士のコミュニケーションの交流の場として好評価でした。
今後も患者様が楽しめる企画を考えていきたいと思っております。