第3病棟 6月期レクリエーション 「俳句大会」
第3病棟(男性閉鎖病棟)では毎週1回、看護師主催のもと、作業療法士や病棟スタッフが連携して運営する病棟レクリエーションを行っています。
6月のレクリエーションは毎年恒例、俳句大会。
患者様、病棟職員より病棟での出来事や時事ネタを交えた句が多く集まり病棟ホールで発表会を行いました。
自分の考えた句を「ちょっと面白くないけど・・・」と遠慮がちに発表する方もいれば、1人で10句以上発表する猛者も。
発表された俳句の中には、季語や難しい単語を使った句もあり、「表現が凄いと思う」と注目を浴びていました。
発表後、発表者に俳句への感想を伝えたり、お気に入りの俳句を筆ペンで和紙に清書したりと各々が楽しんだ俳句大会となりました。
第2病棟 6月期レクリエーション 「焼きそば調理試食会」
6月は年間レクとして焼きそばの調理、試食会を行いました。
参加者は32人と、病棟の半分以上の患者様が参加しました。
中には退院予定の患者様もおり、調理を手伝ってもらい、作る過程を体験してもらいました。
楽しみにしていた患者様も多く、我先にと焼きそばをもらおうとする患者様もいましたが、整列するよう声掛けするこにより、トラブル無くスムーズに進行することができました。
ホットプレートの不良があったため焼きそばの仕上がりに時間がかかってしまい、待たせてしまう場面もありましたが、その際も皆さん騒ぐことなく待っていました。
また、食形態により食べられないという方をなくすため、焼きそばを細かく刻み詰まったりしないよう工夫することにより、より多くの患者様に食べてもらう事が出来たと思います。
感想を患者様に聞くと「美味しかった」や「またしてほしい」といった声が多数あり、調理レクをまた行えたらと思います。
その際は患者様がより調理に参加出来るレクにし、作って楽しい、食べて美味しいレクにしたいと考えています。
デイケア『卓球大会が行われました!』
6月も終わりに近づいていますが、まだまだジメジメした天気が続いています。
なんとなく調子も落ちてしまう気がしますが、デイケアではそんなモヤモヤした空気を吹き飛ばすべく、
先日、卓球大会が行われました!
その日は午前午後通してのトーナメント戦。朝から夕方まで卓球三昧です!
観戦、応援の方々もやる気十分!
トーナメントということで、勝ち負けは出てしまいますが、
参加したメンバーさんのどなたも、精いっぱいの力を出しつつ、
いい笑顔で楽しんで頂きました!
勝ち負け以上の時間を過ごしてもらえたかと思います。
今年の卓球大会も無事に終了。
メンバーさんの卓球愛が続く限り、この大会は不滅です!
次回のプログラムもお楽しみに!
閉鎖病棟SSTのご紹介 その3
閉鎖病棟SSTの活動についてお知らせします。
SSTとは社会生活を送る上で必要なコミュニケーションスキルを向上させていくプログラムです。
具体的には、開放病棟へ行くことを目標に、病棟内で上手くコミュニケーションが取れず困った場面や、どう言ったらいいのか迷った場面を振り返り、どう言ったらいいかを考え、練習していきます。
今回は、診察場面でのコミュニケーションの練習を行ないました。参加メンバーAさんより、「診察の時、先生に『どうしたら退院できますか?』と聞きたいけど、あがってしまって聞けない」との困り場面が出されました。
それに対して皆さんから「自分は事前にメモに書き、それを渡すようにしている」、「私も緊張する」等の意見が出されました。
その後、これらの意見を踏まえ、Aさんは実際の診察時に実践、翌週その結果を聞くことが出来ました。
「緊張はしたけれど、事前に言いたい事を紙に書き、それを覚えて、診察の最初に言えた。ハッキリとした口調で伝えるように気をつけた」とのことでした。
実際にどのような感じで伝えたのかを再現して頂き(写真の場面です)、皆さんでAさんのコミュニケーションのどんなところが良かったかを確認し合いました。
このようにSSTの場で考えたり練習したことを実際の病棟生活の中で実践しながら、開放病棟へ、退院へ向けて頑張っています!