2023-11-28

「ハロウィーンのお楽しみ献立」(栄養課)

皆様こんにちは。戸田病院栄養課です。

10月に提供させていただいたお楽しみ献立をご紹介いたします。

メニュー

・カニピラフ

・かぼちゃのクリームシチュー

・野菜のレモンマリネ

・コンソメスープ

・ハロウィンデザート

以上の献立で提供しました。患者様からの反響も寄せられている為、ご紹介いたします。

「ハロウィンらしい献立だった。」、「カボチャが甘くて美味しかった。」

「シチューとカボチャが合う。」、「シチューとピラフでボリュームが凄かった。」

「季節を感じられるメニューで良かった。」

ご紹介する時期が遅くなってしまいましたが、季節に合わせたお食事を患者さまへ提供しています。入院生活の小さな励みになっていただければと思って栄養課一同、心をこめて調理しております。

2023-10-31

「症状と薬についてのミーティング」(心理室)

開放病棟での心理教育プログラム「症状と薬についてのミーティング」についてご紹介します。

このプログラムでは症状、薬とストレスとの付き合い方、退院後の生活のポイントなどを少人数で学びます。講義は心理士だけでなく、他の職種のスタッフも行います。薬の回は薬剤師が担当し、薬の効果、副作用などに関する説明の他、患者さん自身が日ごろ感じている薬の疑問点や気になる点について直接質問に答えていきます。また退院後の生活の回では、グループホームの職員が日々の暮らしのポイント、社会資源、当院のグループホームでの生活の様子を説明します。

治療についての知識や退院後の生活への具体的なイメージを持つことで、患者さんが前向きにリハビリを進めていくきっかけになることがあります。退院後も安心して地域生活を送れるよう心理室もサポートしていきます。

2023-10-31

第3病棟 「NVC(非暴力的コミュニケーション)」

1970年代に、米国の臨床心理士マーシャル・B・ローゼンバーグによって体系化されたコミュニケーション手法です。自らの内面に意識を向ける事で、支配や対立、緊張といった関係性から互いを尊重し、つながりを深める関係性のへの変容を目指します。具体的には「観察」「感情」「ニーズ」「リクエスト」という四つのフェーズをもとにコミュニケーションを図ります。

言葉には力があります。しかし、時にその力は対立や衝突をもたらします。誰しも自分が正しいと思いたいもの。理論武装してどのように相手を言い負かすかを考え、その結果消耗してしまうのです。対話が大切だと頭では分かっていても、価値観の異なる人と向き合うことは簡単なことではありません。

「非暴力的コミュニケーション」はその名称の通り、自分の内外に平和をつくるプロセスです。どちらか一方の正しさを証明するのではなく、互いの感情やニーズを大切にしながら、両者ともに願いを叶えることを目指します。

互いを尊重するコミュニケーションをとるために、NVCには「観察」「感情」「ニーズ」「リクエスト」という4ステップがあります。

「観察」のフェーズでは、主観を取り払い、何が起こっているかをありのままに見ます。「相手は怒っている」と思っていても、それは自分の印象に過ぎないかもしれません。一切の評価をせず、状況を事実として把握することが最初のステップです。

次に「感情」。大人になると、多くの人は感情を抑えて話すようになります。怒ったり泣いたりしてネガティブな感情を出すことは良くない、と認識している人も多いでしょう。しかし、自分のニーズを知ることができるため、感情はとても大切です。

「ニーズ」は言い換えると、自分が何を大切にしたいか。ニーズを言葉にして伝えることは、実りあるコミュニケーションにつながります。例えば、「報・連・相」が苦手な部下に「社会人として未熟だ」と叱責するよりも、「相談してほしかった」「一緒に考えたかった」と自分のニーズを伝えたほうが、相手から共感を得やすくなります。

最後の「リクエスト」は、明らかになったニーズを叶えるために相手にしてほしいことを伝えます。ただし、ニーズを押し付けたり、強要したりしてはいけません。このフェーズでは、相手の感情や相手のニーズにも意識を向ける必要があります。

NVCは日本ではまだなじみがありませんが、職場だけでなく、家族や友人関係にも応用することができます。一朝一夕で身につくものではありませんが、こうしたコミュニケーションを意識的に繰り返すことで、自分も相手も大切にした意思疎通ができるようになります。

2023-10-30

「秋といえば」(作業療法室)

こんにちは。戸田病院作業療法室です。

今回の作業療法室の活動は、第5病棟(女性閉鎖病棟)の作品制作について紹介します。第5病棟では季節に合わせて病棟ホールの壁面を飾っています。今回のテーマは秋。「秋と言えば!」とアイデアを募ると、トンボやコスモス、うさぎ、お月見など様々な意見が挙がりました。皆さんで相談して今回は夕焼けの中を飛ぶトンボを作ることになりました。たくさんの患者様が携わって今回も素晴らしい作品が仕上がりました。飾り付けを見て、「素敵ね~」などの声があがり、和やかに交流するひと時となりました。

今後も季節を感じることが出来る作業療法を大切にしていきます。

2023-10-29

「たま入れ」(第7病棟)

こんにちは。戸田病院療養病棟(第7病棟)です。

今回、第7病棟では作業療法士の方たちの協力のもと、玉入れを実施しました。黄色のカゴを設置し、周囲を患者様で囲んで行いました。BGMをプロレスなどで流れる曲を流し、みなさん必死になって玉入れを行っていました。また、最後にデザートでゼリーとジュースを提供し美味しそうに召し上がっていました。昔運動会で行った競技だったせいか、「楽しかった」「懐かしかった」などの声も頂きました。今後も昔に行ったもの、興味のあったことを通して患者様に楽しんでいただきたいと思います。

2023-10-28

「みんなで晩夏のアイスクリーム」(第10病棟)

こんにちは。戸田病院認知症濃厚治療病棟(第10病棟)です。

9月に入り、夕方になれば、涼しさを感じ始めました。病院職員一同季節の移り変わりを感じ始めています。しかし日中はまだまだ暑い日が続くこともあり、こまめな水分摂取や熱中症対策がかかせません。病棟内は空調が効いていますが、患者様の体調管理には毎日注意しています。

7月、8月になればご自宅ではかき氷やアイスクリーム、そうめんを食べ、夏を感じることができると思います。しかし病院に入院中ですと、病院食として提供することが管理上の都合上難しいことがあります。そのため9月20日に第10病棟では、病棟から皆様にアイスクリームを提供させていただきました。トッピングもスタッフの方で準備し、チョコレートソースを準備しました。普段アイスクリームを提供することができないので、患者様からは「とっても美味しいです」と素敵な笑顔をみせていただきました。闘病生活で患者様にはストレスがかかることが多いです。少しでも入院生活の気分転換が図れるよう引き続きスタッフ一同介入していきたいと思います。

2023-10-28

「入院中も活動をしましょう」(女子開放病棟)

こんにちは。戸田病院女子開放病棟(第6病棟)です。当病棟では、毎週木曜日に病棟レクリエーションを行っています。季節の行事や、映画鑑賞やカラオケ等、患者様が楽しく参加できるプログラムを心掛け行うようにしています。また、作業療法を毎日実施しており、入院してから運動や他者との交流する機会が減ってしまうため、作業療法を通して、運動や他者との交流を進めております。病状が安定し、日常生活が自立して行え、退院へと繋がるように、今後も支援の一つとして行って行きたいと思います。

2023-10-27

「インフルエンザ時期が近いですね」(薬局)

毎年インフルエンザ予防接種時期になると患者さまからのよくあるお問い合わせを紹介したいと思います。

「~って薬を飲んでるんだけどインフルエンザ予防接種しても大丈夫?」

また最近ではこんな問い合わせもありました。

「~って薬を飲んでるんだけどコロナワクチンうけても大丈夫?」

ほとんどの処方薬、市販薬はインフルエンザやコロナの予防接種を受けても問題ありません

服用中に予防接種を受けられない薬もまれにありますが、免疫系など一部の処方薬のみです。

ただし、薬とワクチンの相性に問題がなくても、「体力が落ちている健康状態ではない時」に予防接種を受けるかどうかは、慎重に判断する必要があります。

発熱などして体力が落ちている時や、うつ症状などで食事がとれてない時には予防接種前に医師にご相談ください。

2023-10-27

「お楽しみ献立 テーマ:夏」(栄養課)

戸田病院栄養課です。今回は、8月17日にお楽しみ献立として提供した献立メニューと、提供した後の患者様からの感想をご紹介させて頂きます。

(献立内容)

・冷やしおろしうどん

・やわらか豚角煮

・牛乳

・スイカゼリー

(患者様からの感想になります)

・うどんがさっぱりして良い味つけだった。
・ちくわ天とおろし、レモンの見た目が良い。
・おろしにオクラ、大葉のアクセント凄く合う。
・暑くて、食欲がなくても食べられるメニューであった。
・ちくわにボリュームがあって良かった。
・角煮が軟らかくて美味しかった。
・角煮がホロホロに煮込まれていて、味も美味しかった。
・角煮を白ご飯で、食べたいくらい美味しかった。
・今日の角煮を楽しみにしていた。
・こってりした角煮に、さっぱりしたうどんが良い。
・スイカゼリーの容器が可愛い。
・夏らしいメニューであった。
・天ぷらに角煮と豪華なメニューであった。
2023-10-27

「世界メンタルヘルスデー」(第1病棟)

こんにちは、急性期治療病棟(第1病棟)です。

毎年10月10日は「世界メンタルヘルスデー」という国際記念日となっていることをご存じでしょうか。世界精神保健連盟が、1992年より、メンタルヘルス問題に関する世間の意識を高め、偏見をなくし、正しい知識を普及することを目的として、10月10日が「世界メンタルヘルスデー」と定められています。

日本では、この日に合わせてシルバーリボン運動が行われています。シルバーリボンは、脳や心に起因する疾患(障害)およびメンタルヘルスへの理解促進を目的とした運動のシンボルです。

シルバーリボン運動は、統合失調症への理解を求める取り組みとして、1993年に米国カリフォルニア州からはじまりました。どんよりとした雲の隙間からこぼれる太陽の光が、銀色に輝き、それが希望の光のようだったことから、シンボルカラーがシルバーとなったようです。

精神科に努める看護師として、このような啓発運動への興味関心を向けていきたいと考えております。