皆さんこんにちは。
外は朝から雨が降ったりやんだりジメジメとした日でしたが、デイケアでは年に一度の病棟・家族会とのスポーツ交流イベント「第26回ゲートボール大会」を開催しました。
ゲートボールとは、2チーム10人の選手がそれぞれ自分のボールをT字型のスティックで打ち、決められた順に3つのゲートを通過させ、ゴールポールに当てれば上りとなります。ゲートを通過するごとに1点、ゴールポールに当てると2点になり、その合計点を競います。
ゲートボールというと、公園で地域の方が和やかに行っているイメージがあるかもしれませんが、自分の打ったボールが他のボールに当たった時に行うことができる「スパーク打撃」があり、自分のボールが静止した位置で自分の足の裏で踏み押さえ、当てたボールを自分のボールに接触させてスティックで自分のボールを打ち、そのショックで当てたボールを転がし、自分のチームを有利に進めたり、他チームのボールを妨害したりすることができる奥が深い頭脳スポーツです。
また、チーム制なので1人上手な方がいれば試合に勝てるというわけではなく、連携をとることが大事になってきます。
コスモスホールにて、第2病棟(男子開放病棟)・第6病棟(女子開放病棟)の患者さんとデイケアチームによるトーナメント形式で試合を行い、見事デイケアチームの皆さんが優勝しました。
普段病棟でゲートボールを行う機会の無い患者さん、いつもデイケア内でゲートボールを行っていますが慣れないコスモスホールで緊張しているデイケアメンバー、皆第1ゲートを通過するのにとても苦戦していましたが、終了間際には慣れてきて良い試合になりました。打ち方の分からない病棟の患者さんにデイケアメンバーが対戦相手でありながら助言をしていたり、昔からの知人でありながらこうした機会がないと話す事が出来ない患者さんとデイケアメンバーでプレー以外の時間で談笑していました。
閉会式後には、病棟の患者さんから「楽しかったよ。」との感想を頂き、近年はコロナ禍や天候不良により開催出来ていなかったので、今年は開催出来て本当に良かったです。
「第26回ゲートボール大会」の進行に協力して下さった第2病棟・第6病棟の患者さんと付き添いの看護師さん、デイケアメンバーとスタッフ、皆様本当にありがとうございました。お疲れ様でした。
また来年の開催を楽しみにしていて下さい。