2018年8月29日

デイケア『夏祭り』

段々涼しくなり夏も終わりに近づいてきた本日、夏の終わりを惜しむ夏祭りが開催されました。

射的

魚釣り

輪投げ

今年初の出し物であるスタンプラリーは、スタッフの背中に張り付けた問題を解いてもらいました。

 

また同じく今年初のバクダン焼きは就労準備コースのみなさんも丹精を込めて焼いてくれました。

間には有志の方々による演奏や、音楽部による合唱の発表がありました。

今年はメンバーの皆さんに準備段階から装飾など手伝っていただき、当日には売り子をしていただきました。新しい試みが沢山ある、新鮮な夏祭りでした。皆さんお疲れ様でした。

2018年8月28日

リワークデイケア「リフレッシュ活動の紹介」

リフレッシュ活動の概要

毎日14:30~15:00に1日の気分をリフレッシュする時間が設けられています。

この時間を利用して皆で集まって遊ぶリフレッシュ活動(任意参加)が盛んに行われています。

普段なかなか遊べないような珍しいカードゲームやボードゲームなどが置いてあり、皆で和気藹々と遊ぶのが好きな方には特にお勧めです。

 

リフレッシュ活動の良さ

私自身この活動に参加してみて、その良さを実感している1人ですが、実際に参加している皆さんにリフレッシュ活動の良さについてヒアリングをしてみました。

筆者 (表情豊か     ) : 「最初は敬遠してましたが、参加して一気に交流の幅が広がりました!」

Aさん(ムードメーカー) : 「別クラスの人と仲良くなり、雰囲気に馴染むことが出来ました!」

Sさん(マイペース      ) : 「皆の名前を覚えるキッカケになりますし、ここにしかない遊びがあります!」

Kさん(冷静沈着       ) : 「気分転換になりますし、頭を空っぽにして楽しめます。」

兄貴 (お茶目           ) : 「ひまつぶし」  ※兄貴はあだ名です。

Tさん(知的で物静か) : 「1人で何かをするよりも有意義です」

皆さん、自分なりの楽しみ方で参加していることが分かります。

入所したての頃は、リフレッシュ活動に参加することで打ち解けやすいことは間違いありません。

 

ブームの移り変わり

リワークデイケアではメンバーの入れ替わりがあり、その時々でリフレッシュ活動ブームが変わります。

以前には「neu」(ノイ)というカードゲームのブームが起こっていたようですが、最近では空前の「人狼」ブームが巻き起こっていました。かくいう私もリフレッシュ活動人狼のブームで人狼にハマった一人です。

 

人狼とは

簡単に言うと、正直者(村人)陣営 vs 嘘付き(人狼)陣営の発言推理ゲームです。

参加者全員はどちらかの陣営にランダムに割り振られ、誰がどの陣営か分からないまま、話し合いによって嘘付き(人狼)を推理していくことになります。

 

人狼の勧め

人狼は会話を基本としたゲームなので、リワークデイケアのコミュニケーションの一環としても有用です。

加えて、参加メンバーの意外な一面が垣間見える魅力があります。

この人は嘘がつけない人なんだなーとか、考察が鋭い人だ!とか、突飛なことをする人がいたり、基本的な戦略に忠実な人がいたり・・・などなど。

最近はリワークデイケアを修了し、去っていくメンバーが多くなったことで人狼で遊ぶ機会は減ってしまいましたが、また皆で遊ぶことを目論んでいる今日この頃です。

 

 

 

人狼側の勝利!!

 

通所を考えている皆様へ

これから当リワークデイケアへの通所を検討・予定されている方は、リフレッシュ活動に参加されては如何でしょうか。

私自身、当初は1人での読書の時間に充てていましたが、リフレッシュ活動に参加するようになり、色んな人と会話する機会が増え、リワークデイケア活動がより楽しいものになりました。

 

皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。

 

【このページはリワークメンバーが作成しました。】

2018年8月24日

作業療法活動

今回は、静養病棟で行っている作業療法の一つである、料理プログラムを紹介します。
連日続く猛暑の中、“少しでも涼を感じて頂きたい”とメニューはフルーツポンチにしました。

工程が簡単なこともあり、桃の型抜きや寒天にいちごを入れるなど
目で見ても楽しめるよう工夫をしてみました。今が旬のスイカも種を丁寧にとって具材に加えました。

「甘すぎなくて美味しい」「カラフルで綺麗」と参加した患者様にも好評で
大成功の出来に仕上がりました。

今後も患者様とともに、穏やかにも季節を感じられる日々の提供に努めていきたいです。

2018年8月20日

リワークデイケア「みんなが大好きなお昼の献立」

みなさん、こんにちは。

今日は、お昼に食べている食事を紹介したいと思います!楽しみですね。さっそく、ご紹介!

リワークデイケアの食事は、戸田病院内で作られており、

きちんと栄養のバランスが取れた食事を提供して下さっています。

みなさんが、気になると思われる、味なのですが・・・

病院食で、味が薄いのでは・・・と思われがちですが、工夫されており美味しく頂いています!

ここで、どんな食事が出ているのか見てみたいと思います。

6月18日月曜日の昼食です。

みんな完食していました!

リワークメンバーも大満足!

今日は、鶏肉と野菜のレモン醤油がけでした。きのことブロッコリーが入り、きのこは味がしみていて味付けもちょうど食べやすく、私も作ってみたいと思いました!また、副菜には、青菜ともやしのお浸しもあり、ご飯、みそ汁とバランスのとれた食事を頂きました。

この食事は、6月19日火曜日に出たものです。

みなさん、今話題のサッカーの話やお昼後の卓球のことを話したりしていました。

今日は、待ちに待ったカレーの日でした。田舎カレーなので、じゃがいも・にんじん・たまねぎが、ゴロゴロ入っていました。病院食なので、みなさんのことを考え辛さを抑え、優しい味で美味しく完食しました。また、サラダは、さっぱりとしていて、暑い日にちょうど良いさわやかな感じでした。

ここで、リワークメンバーの大好きな食事メニューを紹介したいと思います。

※4日間のアンケート調査を実施しました。

☆第一位  田舎カレー スローサラダ 福神漬け

☆第二位  肉味噌うどん 今川焼 牛乳

☆第三位  豚肉のオイスターソース炒め 涼ばん 中華スープ

木曜日のメニューでは、麺類が出ます。また、みなさん楽しみにしているたい焼きもあります。(今回は、今川焼でした!)牛乳と一緒に食べれば最高です!今日も、美味しく頂きました。

また、こんな声もありました!

・魚料理が多いのでは・・・。

そんなお声も聞こえてますが、魚料理も味付けに

工夫されており、色々バリエーションがあります。

これから、もし通われる方がいらっしゃいましたら、ぜひ戸田病院のリワークへ!

美味しい食事が食べられますよ!

【このページはリワークメンバーが作成しました。】

 

2018年8月17日

デイケア『スイカ割り』

先日、マナー・生活習慣改善コースで夏の風物詩であるスイカ割りを行いました。

本物のスイカは割らず、スイカ柄のビニールボールを目隠ししてたたきました。

目隠しされた状態でも上手くスイカをたたいていました。

最後はみなさんで美味しくいただきました☆

2018年8月10日

心理室の活動について

今回は、当院静養病棟で週に1度行っている集団精神療法の活動について

ここでは、入院集団精神療法『心理のつどい』を行っています。
静養病棟の入院患者様に多い軽度の認知症状のある方向けに、認知機能の回復をめざしたプログラムを提供しています。
この日は広島平和記念日のお話をしました。
原爆ドームの名前で知られている広島平和記念碑を実際にご覧になったことはあるか尋ねますと、何人かの患者様の手が挙がりました。お話を伺うと「昔の事だから…」と言葉を濁される方もいらっしゃいましたが、中には「今みたくきれいになってなくて昔はもっと悲惨でした」と当時ご覧になった印象をお話してくださる方もいらっしゃいました。他の患者様は静かに耳を傾ける方もいらっしゃれば、頷きながらお話を聞く方もいらっしゃいますし、これをきっかけにして思い出したのか隣の方とお話される方もいらっしゃいました。いずれにしても、提供した話題をきっかけにして患者様同士のコミュニケーションが増えるのは、この会の目的の一つです。

プログラムの後半では毎回ゲームやクイズを行ってから、最後に季節の歌を皆さんで歌います。今回は、8月と聞いて思い浮かぶものを何でも自由にお話してもらいました。初めはなかなか出て来なくても、司会者や看護師さんたちのヒントから思い浮かべてお話してくださったり、それを聞いて思い出したりなど患者様によってさまざまな反応をされていました。最後に、今月の歌の「浜辺の歌」を皆さんで歌いました。音もリズムもとりにくい歌ですがとても情景が浮かびやすい歌詞で、皆さん思い思いに歌ってくださっていました。

 

静養病棟での『心理のつどい』では、このように言葉のゲームや季節にちなんだ内容や歌、日付にちなんだ出来事等のご紹介などを通して、頭を働かせたり四季を感じたり過去を振り返ったりすることで認知機能の維持や改善、意欲の向上をめざしています。

2018年8月10日

リワークデイケア「交流会プログラム~自己表現会~」

先日交流会内プログラムの一つである自己表現会に発表者として参加させていただきました。

・自己表現会とは

リワークデイケアのプログラムの一つである交流会にて開催されるイベントの一つです。

発表内容は原則自由、趣味や普段のプログラムで取り組んでいる内容を紹介するといった方が多いです。

発表者は基本自薦ですが、中にはスタッフさんの熱心な勧誘を受けていつの間にか発表者になることもあるとかないとか。

※自己表現会の雰囲気を知りたい方は、2017年12月21日の記事を参照ください。

「プログラムのご紹介~自己表現会~」

・発表者としての体験談

人前に出るととても緊張する筆者ですが、そんな自分を変えたくてお二方のスタッフさんに誘われたのを切っ掛けに「人前で話す練習だ!」と一念発起。一杯一杯になりながらも事前に資料を作り、精一杯真面目に不真面目な発表をさせて頂きました。

それでは自画自賛の意味も込めて、発表内容の一部をご紹介させていただきます。

本日のお品書き

1.自己紹介(省略)

2.プログラミング超入門~その1~

3.プログラミング超入門~その2~

4.最近よく聞くホワイトハッカーって何?

5.最後に

職業:旅人、趣味:仕事、の筆者が趣味について発表しました。

「ホームページ作るのって難しそう」

実は基本の”き”のページはたった7行で作れます!

<html>

<head>

</head>

<body>

Hello, World!!

</body>

</html>

※表示が崩れるため全角で記載しています。

お試しになりたい方はすべて半角にしてください。

ブラウザによってはたった1行でも表示されます。

 

ひとり発表時間10分+質問タイム3分ですが、本当にあっという間に過ぎていきます。

事前に話す内容をまとめて時間内にちゃんと終わらせるのも大事な練習です。

筆者は話し終わって、ふとスタッフさんの方を見たら「Time Up」のボードが激しく振られていました・・・。

 

・感想

某3分間で怪獣をやっつけて颯爽と去っていく特撮の話でスタッフさんとリワークメンバーが意気投合して嬉々として話していたり、もう十分ペットショップとしてやっていけるんではないかな?と思うほどの家族に嫌がられてもめげずに近所の小学生と仲良くなるパパの養殖(?)奮闘記に泣き笑いしたりと、最後には筆者の話が忘れられてるんじゃないかと思うくらい自由で楽しい時間となっていました。筆者のようにうまく出来ないことにチャレンジするのを寛容に受け入れてくれる方々ばかりですので、是非一度発表する側になって自分のことを話してみてください。楽しいですよ!

【このページはリワークメンバーが作成しました。】

2018年8月10日

アフターファイブ報告会

日時:平成 30年 7月24日(火)PM5:15~6:00
場所:戸田病院 別館 大会議室
テーマ:「 精神保健福祉法における行動制限のあり方について 」
講師:鈴木 一彦 師長
報告者:戸田病院 看護部 静養病棟 三ツ木 玲子

今回のアフターで、「精神保健福祉法における行動制限のあり方」について学びました。

行動制限の基本理念では、「入院患者の処遇は、患者個人としての尊厳を尊重し、その人権に配慮しつつ適切な精神医療の確保及び社会復帰の促進に資するものでなければならないもの。処遇に当たって、患者の自由の制限が必要とされる場合においても、その旨を患者にできる限り説明して制限を行うように努めるとともに、その制限は患者の症状に応じて最も制限の少ない方法により行わなければならない。」となっています。

精神科治療において行動制限は必要なものでありますが、不当なものであってはいけません。
精神保健法に基づいた行動制限を十分理解して携わることが大切です。
精神科看護師として行動制限を実施する時には、行動制限の種類、対象となる患者を見極めることも重要だと感じました。行動制限が漠然とならないよう、3ヶ月ごとの見直しと検討を確実に行い、行動制限が長期化にならないように努めることの必要性を学びました。

2018年8月10日

花火大会

8月4日、戸田市花火大会が開催されました。
戸田市花火大会の日は季節柄天候が悪く、開催が懸念されることも多いのですが
今年は朝からからっと晴れ、開催を知らせる音や、病棟から見える土手に大勢の人が集まる様子を見て
「早く暗くならないかな」と患者様もその時間を待ちわびていました。

19時10分、大きな音と共にきれいな花火が上がり始め…
病棟からは間近に、花火が降り注いでくるように見えるので
患者様も「わぁー、すごいすごい」「これを観ないのはもったいない」など声を上げながら
手をはたいて鑑賞されていました。
患者様の喜んでいる姿を見ると、私たち職員も「ここに勤めてよかったな」と思う瞬間です。

認知症病棟は建物の4階に位置しているので、戸田市側と板橋側の両側から花火を打ち上げていることも見えますし、ボートコースの河面に移る花火も見えます。

入院中であっても美しいものを観て、他の患者様やスタッフと感動を分かち合える。
このような時間を持つことが出来る環境に病院があることを改めて嬉しく思いました。

【バリデーションについての続き】
7月のホームページでバリデーションについて少しお話させて頂きましたが
今回はバリデーションの技術について触れたいと思います。
バリデーションは言葉を使う技術と言葉を使わない技術を合わせながら
認知症高齢者とコミュニケーションを図ります。認知症高齢者は症状が進行すると
言葉をうまく発することも困難になるので、私たちが技術を活用することで
患者様の感情を引き出し、その感情を受け止めることが必要なのです。
次回からその技術について一つずつまたお伝えしていきたいと思います。

2018年8月8日

デイケア『就労準備コース作のシャッフル川柳』

今回は、就労準備コースのSSTのウォーミングアップとして作成したシャッフル川柳について紹介します。

シャッフル川柳とはそれぞれ色分けした紙に皆さんの考えた上五、中七、下五を書いててもらい、それをシャッフルしてランダムに選び川柳にするというものです。

ちなみに就労準備コース一押しは次の三句です。
『今度いつ? せっきんしてる あぶないよ』
『デイケアの 昼食いつも おもしろい』
『いついつも 楽しくてとても いいところ』

ここで一句『いついつも 恋をしている 若き人』 とあるメンバーより