「桜を咲かせましょう」

皆さま、こんにちは。身体合併症病棟です。

身体合併症病棟は、精神疾患の治療を必要としながらも、内科的な身体疾患の治療が必要な状態である患者様が入院している病棟です。

身体合併症によって内科的な治療が必要となる患者様は、高齢である患者様が多く、日常生活自立度や身体機能を低下させないように作業療法士や理学療法士、管理栄養士、歯科衛生士、言語聴覚士などの多職種で連携しています。

今回は、手先の運動にもなり、季節も感じられる“桜”の樹を病棟の患者様と作成し、4月のカレンダーとしました。

KODAK Digital Still Camera

作業療法室の投稿でも作業風景を載せていますので、あわせてご覧いただきたいと思います。

患者様が桜の花を作りながら、「あの頃、お花見をしたときね~」、「お花見と言えばね~」など、昔を思い出しながら作業していたことが印象的でした。

完成した後は、病棟内に掲示しています。治療中で外でのお花見は難しい方もいますので、少しでも懐かしさや季節感を感じていただきたいと思います。

年度の締めくくり~ビンゴ大会~

みなさま、こんにちは。女子慢性期閉鎖病棟です。

3月の病棟レクリエーションでは、年度の締めくくりとして盛大にビンゴ大会を開催しました。数字を読み上げるたびに「あった!」「あぁ~、なかった~」など一喜一憂しながらスタッフ・患者様全員でおおいに盛り上がっていました。患者様に少しでも喜んでいただけるよう景品を用意し、ビンゴになった患者様にはお好きな景品を選んでいただきました。患者様の嬉しそうな笑顔を見ることができ、私たちスタッフもとても嬉しくなりました。年度の締めくくりにふさわしいと思えるような素敵なビンゴ大会を開催できたと思っております。4月からもまた患者様全員に楽しんでいただけるよう、スタッフ一同力を合わせて取り組んでいきたいと思います。

春の陽気に包まれて

皆さん、こんにちは。ストレスケア病棟です。

寒暖差は続いていますがようやく春が訪れたように思います。中庭の桜は今年も綺麗に咲きました。ストレスケア病棟では病棟レクリエーションとして暖かな日差しの中、中庭の桜を観賞してきました。日光を浴びることや爽やかな風を肌で感じることは、人間が持つ自然治癒力を高めてくれます。入院中の患者様が少しでもお気持ち楽に過ごせますよう、個を大切にした関りや季節感あるレクリエーション活動を提供していきたいと考えています。

リワークで特にためになったプログラム

復職準備クラスのプログラムの一環として、リワーク通所中のメンバーさんにホームページ記事作成をしていただきました。前回に引き続き、第二弾として『リワークで特にためになったプログラム』を紹介させていただきます。実際の通所者の声として、実体験に基づいた内容になっております。

是非、最後までご一読いただければと思います。

皆さんこんにちは、復職準備クラスのHです。前回のホームページ記事で戸田病院のリワークの紹介をさせていただきました。今回はリワークへの通所を検討している方に向けて、私がリワークのプログラムを受けて実際に感じた気持ちの変化などをお伝えしたいと思います。私自身リワークのプログラムを受けてみて、気持ちの変化や考え方の変化、復職への自信につながったことを強く実感しています。そんな私の実体験を発信することで、少しでもリワークの通所へのきっかけや参考になればと思い、今回ホームページ記事で発信することとしました。リワークでは様々なプログラムを受けますが、その中でも私が特に効果や復職に向けて役にたったと感じる2つのプログラムについてお伝えしていきたいと思います。

「自己分析」

「自己分析」では、1ヶ月間に渡り、自分の性格や気質、休職要因や今後どんな自分になっていきたいかを考えます。私は、今まで仕事や日常生活に追われていて、自分について深く考えたことがありませんでした。「自己分析」のプログラムでは、一度立ち止まってじっくりと自分について見つめ直すことができます。「自己分析」では、メンバーとグループワークを行い、また、リワーク職員の方が毎回提出するレポートを添削して下さるので、メンバーや職員から見た客観的な視点でフィードバックをもらえます。客観的にフィードバックをもらうことで、自分ではなかなか気づけない自分の一面を知る良い機会になります。私は「自己分析」の講座を通して、自分の強みや苦手なこと、復職後どんな自分になりたいかをはっきりと理解することができました。自分について深く知れたことは、復職に向けての自信に繋がっています。自分のいままでとこれからを見つめる「自己分析」で過ごした時間は、私にとってかけがえのない財産です。

「集団認知行動療法」

集団認知行動療法では、自分のものの見方(認知)や行動パターンについて見つめ直します。その中で、自分を苦しめるものの見方や、気分や意欲に悪い影響を与える行動がないかチェックしていきます。そして、自分にとってより良いものの見方や行動をメンバーや職員と一緒に探していきます。私は完璧主義な傾向があり、「仕事はしっかりこなさなくてはいけない」といつも100点の出来を目指して、仕事に取り組んでいました。また、仕事で小さなミスをすると、ミスしたことをずっと考えてしまい、「こんなミスをするなんて自分はなんてダメなんだ」とくよくよと落ち込んでいました。そんな自分の考え方のクセが、物事を悲観的に捉え、ネガティブな感情を作り上げていることに「集団認知行動療法」を通して気付く事が出来ました。また、メンバーや職員と一緒に別のものの見方や行動を考えることで、視野が広くなり、プログラムを受ける前より、物事を柔軟に捉える力がついたように思います。また、「集団認知行動療法」では、自分が普段何気なく行っている行動の振り返りを行います。普段の自分の行動が様々な感情を引き起こすということを、プログラムを通して学びますが、私は家の中で、一人ボーっと過ごしている時に、不安な気持ちが強く出ていたように思います。そのような自分の行動と感情に気づき、ボーっとしていた時間を、散歩やストレッチなど活動的な行動に置き換えることで、一時的ではありますが、気分が明るく変化しました。私は、「集団認知行動療法」を受講して、物事を柔軟に捉える方法や気分を変える行動について知ることができ、リワークに通う前よりストレスな出来事に対処する力が身についたように感じています。

「リワーク通所を検討されているかたへ」

リワークでは、病気の概要から治療、再発予防策や職場でのコミュニケーションなど多くのことを学びます。その学びの一つ一つが、新たな自分の武器となり、復職への自信を与えてくれたように思います。また、リワークには一緒に通所し、不安や悩みを共有できるメンバーや親身になってサポートしてくれるリワーク職員がいます。復職や再就職といった同じ目標を持った仲間の存在は非常に心強いです。そして自分について深く考える過程で、もっと自分を大切にして日々を過ごしていきたいという思いが芽生えました。私にとってリワークはこれまでの人生を清算し、新たな人生への第一歩を踏み出す勇気を与えてくれる場所です。リワークの環境や雰囲気は見学でも知ることができます。是非一度リワークに足を運んでみてください。同じ目標を持った仲間やリワーク職員があなたを待っています。

【連休中の過ごし方】

皆さま、こんにちは。戸田病院外来です。

ゴールデンウィーク期間中は、普段のお休みよりゆっくりと過ごした、または、普段できないようなアクティビティをやってみたなど人それぞれの過ごし方をしたと思います。

このところ、4月でも夏日と呼ばれる日があるため、室内でも熱中症になることがあります。適度な室温を保つこと、水分補給をしっかりすることが重要となってきます。

外に出かけるときは、水分をきちんと取りながら、日差しの下に出る時間が長い時は、日焼け止めや日傘などを上手く使うこと、適度な休憩をとることで、疲れを残さないように気を付けることも大切です。

年度初めで忙しかった4月を過ぎ、5月に入ると「なんだかやる気が出ない」、「連休明けから体がだるい」など五月病と言われているような症状が出ることがあります。

連休中だからと言って、普段の生活リズムを崩さないよう、十分な睡眠時間を取り、就寝時間、起床時間は一定とすることが大切です。

桜満開

こんにちは、認知症急性期治療病棟です。

すっかり暖かくなり、春たけなわを実感する毎日です。患者様達も、清々しい気分で春を満喫しているように思えます。

患者様が過ごされる場所からは、荒川河川敷の堤防上に満開の桜を見渡すことできます。春、満開に咲く桜をみて心もリフレッシュし、非薬物療法である作業療法・音楽療法等、また、体操やカラオケを行うことで周辺症状の改善に繋がっていると思います。

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「4月といったらお花見!みんなでお花見会」

こんにちは、認知症濃厚治療病棟です。

春が訪れ温かな季節となり、街行く人々の服装に変化がみられている今日この頃。皆さま、いかがお過ごしでしょうか。季節の変わり目です。体調管理には十分気を付けてお過ごしください。

毎月恒例の病棟レクリエーションを実施いたしました。今月は4月であり「お花見」を開催致しました。病棟のホールの窓から、川沿いに桜の木が並んでいる所を見ることができます。患者さんを誘導し、大人気「フルーチェ」を食していただきながら、皆さまと、のんびりとしたお時間を過ごさせていただきました。桜の花びらが少しずつ散ってしまってきており、皆さま風情を楽しまれている様子でした。

スタッフ一同、今後も楽しい時間を提供していきたいと考えております。

一包化で飲み間違いを防ごう!

こんにちは、戸田病院薬局です。

皆様は「複数の薬が出ていて、飲み間違えてしまった」、「毎回薬を押し出すのが大変」など、お薬の管理で悩むことはありませんか?

そんな時は、薬の一包化がお勧めです。一包化とは、朝食後・昼食後・夕食後など服用タイミングが同じ薬を、服用する時間ごとにまとめて一袋にパッケージすることです。ただし湿気に弱いもの、遮光が必要なものなど、一包化できない薬もあります。

一包化のメリットは以下の通りです。

〇一袋にまとめるので、薬の飲み間違いや紛失を防げる。

〇薬を1錠ずつ取り出す手間がなくなる。

〇薬を管理する負担が減る。

当院では積極的に一包化を取り入れており、複数の薬は勿論、1種類からでもお出ししています。パッケージされた袋はハサミを使わなくても開封できるので、指先が動かしにくい方も取り出しやすく便利です。またご希望に応じて、包装紙に日付や名前を印字することができます。

一包化は患者様やご家族様にとっても、薬の管理がしやすくなります。

まずはお気軽に、医師や薬剤師にご相談下さい。

魚嫌いでも美味しく食べられる調理法

★)魚のムニエルについて

 こんにちは、戸田病院栄養課です。本日はムニエルについてご紹介します。

ムニエルとは小麦粉をまぶした魚にバターをひいて焼き上げる調理法のことです。語源はフランス語で粉屋を意味する「ムニエ」からきています。ムニエルの発祥はフランスの粉専門店の娘が、魚を料理している際にうっかり粉の中に魚を落としてしまい、そのまま焼いてみたところ美味だったためこの調理法が広まったという説があります。

魚を小麦粉でまぶしてからバターで焼くことで、うま味を逃さずしっとりとした食感に仕上がるうえ、バターのコクと風味が加わってリッチな味わいを楽しむことができます。

グランド散策

こんにちは、精神科急性期治療病棟です。

3月も寒い日が続いていましたが、ようやく春の息吹を感じられる今日この頃。

精神科急性期治療病棟から望める中庭グランドには、満開の桜から生命力を感じます。精神科急性期治療病棟の多くの患者さんは毎日グランドへ出ることを楽しみにされています。ストレス社会から隔てられた環境の中、治療に集中し、ほんのひと時の団欒を満喫されている様子がうかがえます。作業療法ではカラオケや体操、映画鑑賞、リラクゼーションとプログラムも盛りだくさん。少しづつ笑顔が増えていく患者さんの表情を見ることが出来うれしく思います。