2024-01-27

「2024年も病棟レクリエーションを頑張っていきます🥰」(第4病棟)

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。

寒さが急に増して、体調など崩していませんか?

第4病棟は、部署目標として「レクリエーションにて治療効果をあげる」という目標を掲げ取り組んでいます。昨年は、クリスマス会が特に患者様からの好評価でした。ゲームや、歌を一緒に歌うなど、思い出作りが出来ました。また、毎日の昼食前にホールで10分間体操行っています。

毎日参加されている患者様の表情や言動にも変化が見られてきました。夜間の睡眠がとれて、生活リズムが出来てきています。また、「山登りに行きたい」という前向きな言葉も聞かれるようになりました。レクリエーションの力は心境変化をもたらすことを、スタッフ一同も感じています。今後も患者様の笑顔が1人でも多く見られるように、病棟レクリエーションに力を入れていきと思います。

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2024-01-26

「年末年始の病棟の様子」(第3病棟)

1月を迎え、新春とは名ばかりの厳しさが続いておりますが、お変わりありませんでしょうか。鏡開きも終わり、お仕事や家の行事等を新たな気持ちで精進されていることと存じています。

病棟内でも新年を迎え、患者様と新年の挨拶を行うことから始まりました。季節の移り変わりを感じにくい病棟内ですが、お正月に限っては、テレビ番組や病院もお休みとなることから患者様も、元旦の雰囲気を感じとっておりました。また年始の箱根駅伝等を皆さまで楽しそうに鑑賞されており、スタッフとしましても新春の風物詩を楽しむ様子を微笑ましく見守らせていただきました。

第3病棟では元旦を迎える前の、12月にリラクゼーションという病棟レクリエーションを開催いたしました。病棟ホールにて皆さまに声をかけさせていただき、爪切りや髭剃り、耳かき等を実施しました。心地よい音楽とともに、リラックスされた状態で年末前に身なりを清潔にすることが出来ました。普段は髭剃りや爪切りを拒否される患者様も、リラックスされた空間を作ることで、介助に拒否なく実施させていただけました。身なりを整えた状態で年末を迎えることで患者様もスタッフもすっきりとした気分で年始を迎えることができました。

本年もスタッフ一同、患者様の治療の補助とともに体調管理を行いながら、少しでも病棟生活を穏やかに過ごしていただけるよう、介入していきたいと思います。

皆さまにとって本年が幸多き年でありますよう、祈念申し上げます。寒さも厳しい折柄、体調を崩されないようご留意ください。また地面の凍結や降雪時はお足元にお気を付けくださいね。

2024-01-24

「甘~い香り」第1病棟 

こんにちは。急性期治療病棟(第1病棟)です。

去る12月16日、病棟内でホットケーキ作りを行いました。以前はよく行われていた病棟レクリエーションによるお料理ですが、新型コロナウィルスの到来で、制限の多い日常生活を余儀なくされました。感染症の蔓延にも目処が立ち、ようやく病棟内でも元のようなレクリエーションを楽しむことが出来ました。患者さんの反応はというと、それはそれは大好評でした。

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トッピングにこだわり、フルーツ、チョコスプレー、ココア味の生地など思考を凝らしたかいあって「こんなおいしいもの食べたの初めて‼」と言って下さった方もいました。病棟内のほとんどの方が召し上がられました。

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病棟中にホットケーキの甘〜い匂いが立ち込めてとても楽しい時間となりました。今後も患者さんにとって有意義なレクリエーションを企画していきたいと思います。

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2024-01-22

「入院中の心理プログラム~療養教室について~」(静養病棟)

静養病棟で行っている「療養教室」では、ご自身の病気(主にうつ病)について勉強していきます。

 うつ病は再発することが多く、再発を繰り返すと慢性化しやすくなるため、それを予防することが重要だとされています。そして再発を防ぐには、まずご自身の病気について正しく知っていくことが大切です。この教室は全8回で、順番に参加していただくことで理解が深まる構成となっています。

入院初期では、具体的に「うつ症状とはどのようなものか」を知るところから始まり、薬剤師の方を交えながら薬の効果や薬との付き合い方を学びます。入院中期~退院を考え始める時期には、再発予防に向けた不調のサインの気づき方、自分の特徴の振り返りやストレス対処などを皆さんと一緒に考え、退院に向けた準備をしていきます。

症状や薬、ご自身に合った対処を知ることで、患者様ご自身が積極的に治療に参加することにつながり、よりよい治療や退院後の安定した生活、自己成長に役立てていただけるものと考えています。

2024-01-20

「おおきな大根が育ちました」(作業療法室)

こんにちは。戸田病院 作業療法室です。作業療法室では、各病棟で活動する内容に特徴があります。今回は、男子開放病棟での活動をご紹介いたします。

戸田病院における第二病棟(男性開放病棟)では週に一回グラウンドにて野菜を育てる園芸活動を実施しています。9月に植えた大根が大きく育ってまいりました。写真は12月の大根の写真です。今年の冬は暖冬ということもあり、すくすくと育ち想像以上に大きくなった大根に園芸活動参加メンバーも驚いていました。

 育った大根は簡単ではありますが野菜スティックにして参加メンバーと共に食べることができました。新鮮な大根は辛味も無くフルーツのようだといった感想も聞かれ参加者一同喜んでいる様子でした。

2024-01-18

「ダンス・ダンス・ダンス!」(作業療法室)

こんにちは。戸田病院作業療法室です。

第6病棟(女性開放病棟)では、2週に1回の頻度で踊りを行っています。患者様同士で円を作り、“きよしのズンドコ節”や“炭坑節”などの音楽に合わせて踊っています。音楽に合わせて体を動かすことで脳の活性化を図ることを目的としています。鳴子を使って踊る、“北海盆唄”も人気曲です。

盆踊りは年に一度行われる納涼祭で披露する機会があり、それを目標として皆で励んでおります。今後も作業活動を通して、楽しめる機会を作っていきます。

2024-01-15

「飲酒の影響」(薬局)

こんにちは。戸田病院薬局です。

この時期、コロナ感染症も5類へ移行となり、会食の機会も多いかと思います。そんな時にお酒を勧められることもあるかもしれません。でも、ちょっと待ってください。

精神科のお薬を服用されている方は、お酒を飲むのを我慢した方が良いのです。精神科のお薬とお酒を一緒に飲むと、お互いの作用が強くなってしまい、ふらつきや朦朧(もうろう)状態、場合によっては呼吸の麻痺などの危険な状態に陥ることもあります。また、お酒は睡眠にも悪影響を及ぼします。お酒を飲むと寝つきは良くなるかもしれませんが、かえって深睡眠が減ってしまうことが知られています。また、お酒の利尿作用による尿意や口喝のために睡眠が中断されがちです。ちょっと位いいだろうと思わずに、ぜひお酒は控えてください。

2024-01-11

第2病棟(慢性期男子開放病棟)  SST

第2病棟では、対人スキルやコミュニケーション能力の向上および社会適応力を身につけていく事を目的としたSST(Social Skills Training)を行っています。このプログラムは、半年1クールのプログラムとなっており、6月からスタートしたクールも最終回を迎えようとしています。

プログラムが開始当初、スキルの実践となるロールプレイでは、緊張や恥ずかしさがあったり、役割の台詞に集中するあまりスキルを実践する余裕がなかったりと難しさを感じることが多かったメンバーの皆さんでした。しかし、徐々にグループの雰囲気や講義の場に慣れてくることで、皆さん自信を持ってロールプレイに挑まれるだけでなく、積極的に気づきや感想を発表してくれる姿がみられるようになりました。

ある講義では、参加メンバーより「講義で学ぶような台詞が日常すぐに出てこないんだよな。もっと練習が必要なのかな?」と発言がありました。他のメンバーもこの発言に「そうそう、そういうことあるよね」と共感する声が聞かれる事がありました。その点についてディスカッションを行う中で、自分に馴染みのある表現方法や言い回しを探してみるのも大事であると気づきを得たメンバーの皆さん。この気づきを機会に、毎回のホームワークでは新しく獲得したスキルを実践しつつ、日常生活でも使える自分に合った表現の仕方を見つけることも忘れずにホームワークに取り組んでくれています。

2024-01-08

「かわいいウサギができました」(静養病棟)

こんにちは。戸田病院ストレスケア病棟(静養病棟)です。当病棟で開催しました病棟レクリエーションで、タオルハンカチを使ってウサギのぬいぐるみを作りました。ピンクと、ベージュ、それぞれ好みの色で作りました。

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最初に、タオルハンカチで体を作り、目玉としっぽを貼り付け、リボンを結んで、でき上りです。スタッフや患者さん同士、教え合い、和やかな雰囲気の中、可愛いウサギたちができました。「次は、違う動物も作ってみたい」、「同じように作っているのに、それぞれ表情が違うわね」と、それぞれ個性的なウサギを見て笑顔がこぼれました。最後は、みんな並べて記念撮影をしました。自分で作ったウサギは、お部屋に飾ったり、ご家族にプレゼントする方もいらっしゃいました。

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かわいらしいウサギたち、皆さまにもお披露目です!

2024-01-05

「シネマセラピー」(第3病棟)

こんにちは。戸田病院男子慢性期閉鎖病棟(第3病棟)です。
新年を迎え、日増しに寒くなってきており、スタッフ一同患者様の体調管理に気を付けていきたいと思っています。
病棟内では季節を感じられるような催し物をスタッフ一同検討しており、今月は病棟内で季節を感じられる映画鑑賞会を開催しました。精神療法的に映画を鑑賞することはシネマセラピーと言われています。映画の中には人間のあらゆる感情や行動パターンが描かれており、恋愛・仕事・病気・夢、登場人物が直面するさまざまな状況に自分を重ねることは、自身の深層心理を知り、受け入れることで自身の過去を癒すことができると言われています。また人間関係を円滑にするコツなど、集団生活にも役立つ気づきが得られることもあるそうです。
映画鑑賞後は「楽しかった」「面白かった」「続きをみたい」と患者様より発言があり、スタッフとしても患者様の満足を得られるレクレーションを提供できたことをうれしく思います。引き続き、患者様の楽しめるレクレーションを提供し、少しでも病棟内の療養生活が楽しくできるように対応していきたいです。