みなさまこんにちは。紫陽花がとても綺麗ですね。いかがお過ごしでしょうか。
本日は4月に復職された卒業生の声をご紹介させて頂きます。
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リワーク卒業にあたって
はじめに、温かく見守っていただいたスタッフのみなさま、一緒に励まし合った通所者のみなさま、いろいろとお世話になりました! ありがとうございました。
職歴だけ考えると、リワークに通っていた期間は回り道だったのではないかと思う人がいるかもしれませんが、そんなことはありませんでした。「今まで気づけなかった自分と向き合い、あらためて前を向くための時間」だったと自信を持って言えます。
講座では、自分自身の何気ない言動が心身へどんな影響を及ぼすのか、負荷を抱え過ぎると脳はどんな変化を起こすのか、生活リズムを安定させることがいかに大切なのか、といったことをはじめて知りました。さらに、自分の考え方のくせ、過去の経験が今の自分の価値観にどんな影響を与えているか、結果として生じた自分と他人との認識のズレにどう対処していくかを学びました。
これまで、周りの環境によって病気になったと思っていましたが、それ以上に私の物事の考え方や捉え方が大きな要因だったと気づかせてもらえました。たまたまこのタイミングで発症したけれど、「いつ病気になってもおかしくない状況が自分の中にあったんだ」と。
復職準備のプログラムでは、グループ活動を通じて“どんな意識変容が必要か”を実体験させてもらいました。特に、自分の価値観に偏りがちな私は、スタッフの方々から何度も何度も優しく愛のあるご指導をいただきました(笑)。
通所を始めた頃は気持ちや体調に浮き沈みがあり、職場復帰する自分なんてまったく想像できませんでした。それでも少しずつ講座とプログラムの経験を積み重ねていったことで、しんどかった体調が少しずつ回復し、抱えていた不安が徐々に消え、「私も復職できるんだ」と思えるようになっていきました。
どんな悩みでも打ち明けられるスタッフの方々と出会えたこと、過去の辛かった経験を共有し今後も励まし合える仲間と出会えたことは、今後の私にとってかけがえのない財産だと思っています。
これからは、取り戻しつつある健康を大切に、リワークで学んだことを実践しつつ仕事に取り組んでいきたいと思います。長い間支えていただき、本当にありがとうございました。
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日々自分の課題に取り組み自己理解を深めておられ着実にステップを踏んで準備を重ねられました。職場に戻る時には、とても落ち着いておられましたね。今もきっとご自分のペースを維持しながら働かれている事と思います。
症状の回復や復職のタイミングは周囲と比較できるものではなく、復職までの道のりも人それぞれです。復職準備の機会を自分と向き合う時間にしていただければと思います。