2019-10-28

リワークデイケア「オフィストレーニング発表会」

いよいよ秋も深まって参りました。皆様いかがお過ごしでしょうか?
本日は2ヶ月に一度復職準備クラスにより行われるオフィストレーニングの発表会がありました。
今回のテーマは「共同制作」です。
茶話会会場の雰囲気を飾り付けでより華やかに!という目的で飾り付けを作成、補修されました。
傷みにくく年間を通して長く利用できる新たな飾りとしてオリジナルフラッグが製作されました。春夏秋冬のフラッグはデザインが素敵なのはもちろんの事、季節ごとに簡単に変えるられるのも魅力の一つですね!

今まで使用していたペーパーフラワーはテープで固定していたためフラワーが傷みやすい状態でした。そこでメンバーさんが考えたのはフラワーガーランド。フラワーを紐に結びつけることで痛むことを防ぐとともに見た目も鮮やかになりました!
わっかの飾りも同じように紐を結びつけ、破損して短くなったものをつなぎ合わせ、再利用できるように修繕されました。まだ使用できる物は再利用して使うという経費削減の精神もいいですね!
プログラム参加にあたってのグループ目標は「異なる意見発生時もアサーティブな内容にする」「無理をしない、報連相を心掛ける」「集中し過ぎない、適度な休憩をとるようお互いへの声掛け」「体調を最優先にしてメンバー全員でプログラムを完了」です。

タイトなスケジュールの中、皆さん体調を一番に考え、アサーティブコミュニケーションを意識しながら一丸となって進めることができましたね!
作品も発表も素晴らしかったです!一ヶ月間お疲れさまでした!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2019-10-08

リワークデイケア「講座~集団認知行動療法~」

皆さん、こんにちは。少しずつ秋の気配を感じられる今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。

本日は、当リワークの活動クラスで行っている講座の一つである「集団認知行動療法」についてご紹介します。
その前にクラス割りについて少し触れたいと思います。
当リワークには「導入クラス」「活動クラス」「復職準備クラス」の3クラスがあります。さらには復職や再就職をしリワークを卒業された方が体調維持のために「フォローアップ」として通うことができます。

導入クラスでは「生活リズムを整える」、活動クラスでは「復職基本能力の回復」、復職準備クラスでは「復職に向けた準備」を目的にプログラムに取り組んでいただきます。

では「集団認知行動療法」のお話に戻りましょう。
認知行動療法とは、うつ病に非常に効果的と言われている心理療法の一つです。講座では4つの技法(金曜講座:行動活性化・認知再構成法・問題解決技法、水曜講座:アサーション)を学んでいただきます。
行動活性化は行動を通じ心を活性化し、認知再構成法で凝り固まった考え方を柔軟に切り替え、問題解決技法は問題を具体的に解決するのに使います。
講座は90分の座学で発表やグループワークも行います。認知行動療法を同じような状況の皆さんと集団で行うことで、今まで気が付かなかった客観的な視点に触れたり、自身の問題を他者と分かち合うことで安心感にも繋がります。
講座で学んでいただいた技法は、精神的に辛い時にも過剰な不安や心配にとらわれず、現実的なバランスの良い考え方に戻すことができるなどセルフコントロールに役立ちます。それは再発予防につながりますご自身の強みとなるでしょう。

当リワークのプログラムがどうぞ皆さんの回復の一助となりますように。

 

2019-10-07

『9月のお楽しみ献立』

9月29日は、栄養課よりお楽しみ献立を提供しました。
献立の内容は
・ご飯
・エビチリ
・ツナと野菜のさっぱり中華和え
・ヨーグルトマンゴー添え
・ワカメと葱の中華スープエビチリは、本格的な味に近づけるようタレを試作し、大きめのエビに衣をつけて揚げました。
タレがよく絡んで美味しかったと、患者様にも好評でした!

日中はまだ暑いですが、朝・夕はだいぶ涼しい日が増えてきました。皆さま、体調を崩さないよう、お気をつけてお過ごし下さい。

 

2019-10-04

リワークデイケア「自主活動」

こんにちは。
今回は自主活動についてご紹介します!

当院のリワークでは昼食後に自主活動の時間が設けられています。
この時間は休息や適度な活動をする事により、午後への活動へと繋げていきます。
皆さんそれぞれの目標によって過ごし方は様々。

よく見られるリワークでの過ごし方は…
①休息

職場でも午後に向けて小休憩を取る事は大事ですね。

②卓球

 

 

 

 

 

 

息抜きと同時に体力アップにも!
卓球は動体視力を高めると同時に、集中力も養われます。

③交流&カードゲーム

気軽な相談からお互いの気持ちの共有まで。
リワークのグループの場を活用し、交流を深められています。

④課題や自主勉強

職場での休息時間が長くとれない方や資格取得を目指されている方が時間を調整しながら課題や勉強をされています。

 

各々自由に過ごされている自主活動。
この時間はリワークでも活気のある時間帯になります。
「他メンバーから卓球に誘われたことで場になじみやすくなった」との意見を頂いた事もあります。
是非自主活動を通じ、上手な休息と交流、コミュニケーションを楽しんでください♪

2019-10-01

10月22日即位礼正殿の儀の日外来診療について

10月22日(火)即位礼正殿の儀の日の外来診療は休診となります。

< 戸田病院の外来休診日>
日曜日、ゴールデンウィーク(5月3日~5月5日)、お盆(8月13日~8月15日)
年末年始(12月30日~1月3日)となっております。

2019-10-01

2019年10月休診・代診のお知らせについて

外来診療担当の休診・代診についてご案内しています。
緊急の場合は掲載されないこともございます。ご了承ください。

休診

現在お知らせはありません。

 

代診

現在お知らせはありません。

 

関連リンク

外来担当表

2019-10-01

2019年10月1日より外来担当表が変更になります

2019-10-01

10月14日体育の日の外来診療について

10月14日(月)体育の日は通常通り外来診療を行っております。

< 戸田病院の外来休診日>
日曜日、ゴールデンウィーク(5月3日~5月5日)、お盆(8月13日~8月15日)
年末年始(12月30日~1月3日)となっております。

2019-09-30

心理室の活動

今回も閉鎖病棟SSTについてご紹介します。

SSTとは社会生活を送る上で必要なコミュニケーションスキルを向上させていくプログラム。各々にそのコミュニケーションスキルを磨きなおし、開放病棟へ行くことを当面の目標として、閉鎖病棟SSTのメンバーは日々コミュニケーションの練習に励んでいます。

プログラムは「挨拶」や「会話を始める」ことから始まりますが、初めは話をすることさえたどたどしく緊張していたメンバーも、半年のプログラム期間を経て、次第に病棟での生活でうまくコミュニケーションを取れずに困ってきた場面や診察場面などを振り返り、どういったら相手に自分の気持ちが伝わりやすくなるかを自分たちに考え、練習を重ねてきました。

先日行った茶話会ではそんな半年を振り返りながら会食をしました。「もう少し大きい声で話した方がもっと良かったんじゃないの?」とアドバイスしたり、卒業するメンバーは「今度ウォーミングアップのゲームを決めたりする役目を○○くんに託すよ」と残るメンバーにその役割を託していく姿が見られたり。お互いを尊重しつつアドバイスもできるいい関係が築かれ、話に花が咲いていました。

10月~また新しいメンバーでスタートします。まずは新しいメンバーが練習しやすい雰囲気や環境設定をしていければと思います。

2019-09-30

閉鎖病棟合同SST

今回は閉鎖病棟合同SSTの活動についてご紹介します。

SSTとは、社会生活を送る上で必要なコミュニケーションスキルを向上させていくプログラムです。閉鎖病棟合同SSTでは、開放病棟へ行くことを目指し、自分の気持ちや意見を伝える練習、上手く断る練習など、日常生活で必要な様々なコミュニケーションについて練習しています。

この日は「上手に頼みごとをする」というテーマで練習を行いました。まずは普段の様子について各自で振り返ります。「上手く頼みごとができる」方もいれば、「出来ていないかも」と自信のない方もいました。相手に頼みごとをする時のポイントを確認し、それに基づいてどんな風に頼んだらいいかリーダー(スタッフ)がロールプレイを行ないます。今回の頼みごとの内容は「シーツ交換をしたいけど、一人では大変だから手伝ってほしい」という、病棟生活の中ではよくある場面です。メンバーはロールプレイを見て、「ポイントを守れていた」「相手の方を見て伝えられていた」など意見を出し合います。中には、リーダーのあまりの演技力の高さに(?)、その役者ぶりをほめてくれる意見も出されました。

イメージを掴んだところで、今度はメンバー同士で練習を行います。最初は決められたフレーズをもとにロールプレイをし、頼む側、頼まれる側両方の体験をし、やってみてどうだったかを共有します。その後は、同じ場面で、自分だったらどんなふうに伝えるかを考えて再度ロールプレイをしてみますが、ポイントはわかっていても、自分の言葉で伝えるとなると悩んでしまうメンバーの方もいました。

練習後には、「こういう時にもっと丁寧な頼み方をしたいんだけど、どうしたらいいだろう?」との疑問や、「相手にお願いしたいことはあっても、こんな事情があってなかなか頼みづらい」など、“頼む”ということに関して、普段の生活の中でメンバーの皆さんが感じている様々な意見が出されました。次回は出されたこれらの意見をもとに、どうしたらその気持ちが伝わるか、こんな時はどうしたらいいかをプログラムの場で考え、一緒に練習していきながら、“頼む”というコミュニケーションスキルをさらに磨いていきたいと考えています。