2019-09-01

2019年9月休診・代診のお知らせについて

外来診療担当の休診・代診についてご案内しています。
緊急の場合は掲載されないこともございます。ご了承ください。

休診

情報発信日 日付/曜日 診療科 午前/午後 診察室 担当医師 代診医師
2019年9月1日(日) 2019年9月6日(金) 精神科 午前 1診 興津 休診
2019年9月7日(土) 精神科 午前 1診 加藤哲 休診
2019年9月10日(火) 精神科 午前 2診 松本 休診
2019年9月27日(金) 精神科 午前 2診 鈴木 休診

 

代診

現在お知らせはありません。

 

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外来担当表

 

2019-09-01

9月16日敬老の日の外来診療について

9月16日(月)敬老の日は通常通り外来診療を行っております。

< 戸田病院の外来休診日>
日曜日、ゴールデンウィーク(5月3日~5月5日)、お盆(8月13日~8月15日)
年末年始(12月30日~1月3日)となっております。

2019-08-29

病棟機能

第3病棟の機能は男子重度濃厚治療病棟です。
第3病棟に入院されている多くの患者様は、急性期治療を終え長期での治療を行っている患者様を受け入れる病棟です。患者様は、日々病棟内で生活する時間が長く、外気に触れる機会がなかなかないのが現状です。そこで私たちスタッフは、季節の行事を取り入れる事によって、患者様の気分転換や精神症状を和らげる目的で活動を行っています。今月は、スイカ割りを病棟で行いました。スイカを割るのは個数に限りがあるので、ビーチボールをスイカに見立て、参加者全員にスイカ割りゲームを実施。ある患者様は他患者様方向に行って「違う違う!左左!」と患者様が大きな声で誘導するなどして大いに盛り上がりました。スイカ割りゲーム後は本物のスイカを切り各患者様に提供し、季節の味を感じて頂きました。

今後も季節に合わせたイベントを開催し、入院治療に少しでも手助けできるきっかけが出来たらと考え、これからも担当医初め、病棟看護師やケアアシスタント、医療スタッフと連携を密に行い一丸となって患者様の病状改善に努めていきます。

2019-08-29

家庭菜園

静養病棟はテラスで植物や花を育てています。
植物たちがみごとに育ってきて、毎日の水やりも楽しみが増してきています。
なかでもトマトはたくさん育ち、一部収穫しました。小さく刻み、皆様に少しずつ召し上がっていただきました。おかわりを希望される方も多く、好評でした。
ほかにもピーマンやナス、枝豆も順調に育っています。
次回のレクではこれらの野菜を収穫し、患者様と一緒に調理をして楽しみながらおいしくいただく予定です。

 

2019-08-29

戸田病院 ストレスケア病棟について

戸田病院 ストレスケア病棟について

戸田病院ストレスケア病棟は、主にうつ病の患者様を対象に入院治療を行っている病棟になります。病棟環境として明るく清潔な環境を心がけ、患者様に快適な入院生活を送って頂くと共に、治療効果の高い治療を受けて頂けるよう取り組んでおります。

ストレスケア病棟では、薬物治療以外の、非薬物療法にも力を入れ取り組んでおります。当院では認知行動療法のプログラムや、作業療法、心理教育等に力を入れ患者様の治療と再発防止も含めた関わりも行っております。患者様のご希望により、個室・2床室・4床室のお部屋のご用意が御座いますので、入院を検討される方はお気軽にお問合せ下さい。

2019-08-29

戸田公園花火大会

8月3日、毎年恒例の戸田花火大会が開催されました。
お昼前から「今日は花火があがりますよ」の合図でドン、ドンと大きな音が聞こえてくるので、患者様も「楽しみね。早く時間にならないかしら」とその時刻が来るのを心待ちにされていました。19時いよいよ本番です。患者様が大勢ホールに集まり鑑賞が始まりましたが、想像以上に近くに見える花火に思わず歓声が上がります。視覚だけでなく、体に打ち上げの音を感じる距離感です。目を輝かせながら花火を鑑賞されている患者様がいることが、日頃看護させて頂いている私たちにとっても刺激になります。楽しい時間や感動する時間、五感で感じることの出来る時間を私たちが提供することができれば、認知症の症状も変化させることができる、進行を抑えるお手伝いができると実感するのです。認知症病棟からは四季折々の季節を眺め楽しむことが出来ます。今後も患者様と共にこの景色を眺めながら、より良い看護を提供していけるよう取り組んで参りたいと思います。

2019-08-29

七夕

季節のイベントとして、第2病棟ではをテーマにレクリエーションを行いました。まず笹の代わりに短冊を貼る台紙の飾り付けをします。七夕関連の飾りや折り紙テープ等を使って、模造紙3枚に飾り付けをしていきます。最初は遠慮がちでシンプルな仕上がりだったものが、徐々に患者さん同士で相談し、協力して、3枚目ともなると、細やかで楽しげなデザインになっていきました。テープで天の川を表現したり、折り紙で立体的な飾りを作ったりと、和やかに談笑しながら、多くの方が台紙作りに協力してくれました。

台紙作りの後、それぞれ短冊に願いごとを書いてもらい、順番に貼っていきます。短冊に書かれた願いごとは、「家族の健康」「世の中の平和」「自立」等、様々でした。短冊の並んだ色鮮やかな台紙を貼り出し、皆の願いが叶うことを祈りました。 

2019-08-26

リワークデイケア「卒業生の声part13」

夏も終わりと申しながらまだまだ暑い日が続いております。皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
7月にご卒業された方からメッセージが届きましたのでご紹介致します。

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リワークには2018年11月末から約8ヶ月お世話になりました。

通所当初(導入クラス)は過ごし方も良く分からず、昼休みもメンバーと交流をせず寝ていることが多かったです。先輩方に卓球とリフレッシュ活動に誘って頂き、参加する事で徐々に慣れていきました。暫くするとリワークに入所したばかりの人に声がけをしている自分がいました。今振り返ると入所時は他の人と仲良くするつもりはありませんでしたが、自分からコミュニケーションの場に赴き、他のメンバーに声を掛けられるようになったのは回復し始めていた証拠なのかと思います。「挨拶=コミュニケーションのスタート」、「声を掛ける及び誘う=コミュニケーション・交流のスタート」と考えを改められました。

活動クラスの講座では、自分の病気やストレス対処法、認知行動療法について学びました。以前適応障害で休職した時に焦って復職せずリワークに通い、病気等について学べば病変、再発しないで済んだのではないかと大変後悔しています。まだまだ先が長いので一度立ち止まって、自分の病気と向き合う大切さを強く感じました。

復職準備クラスでは、自分の性格及び傾向を知る為の自己分析や実際の職場を想定したオフィストレーニング、コミュニケーショントレーニングなどのプログラムを2回受け、色々なことを学びました。うつ病を患った原因の一つに性格的な問題(真面目過ぎる、常に全力をだす)があることは薄々気がついていましたが、今までの自分の生き方と考え方を否定するようで直す勇気がありませんでした。グループワークでメンバーに仕事を振り分けるより一人でやった方が早いと思ったり、依頼してもイメージと全然違う物を作ってくることで一緒に作業(仕事)をするのがとても辛く、メンバーとの力の入れ具合に温度差を感じ体調を崩した時期もありました。担当のスタッフは面談日以外にも時間をつくって話を聞いてくれた上、様々なアドバイスや考え方等を教えて頂いたことで辛く体調も悪い中、途中で脱落することなく最後まで取り組むことが出来ました。時間はかなり掛かりましたが、スタッフとメンバーの支えにより常に全力投球ではなく、「力を抜く」を意識できるようになりました。
コミュニケーショントレーニングでは、相手を尊重しつつ自分の意見も言うことを学びました。今までは自分の意見のみ言っていましたが、相手の意見と考えの良いところを見つけ、尊重しつつ自分の意見を言えるようになり始めました。

スタッフの皆さんは、ユニークな方々が多く、リワーク生活を楽しく過ごす事が出来ました。また、気持ちが落ちた時や困ったときに相談したいと声を掛けると、忙しい中でも話を聞いて適切なアドバイスをくれます。自分が苛々しながらスタッフに文句を言ってしまったこともありましたが、最後まで話を聞いて頂き優しく対応をしてくれたことはとても感謝をしています。

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ご卒業おめでとうございます!
通所当初は早く復職したいという思いから焦りの気持ちが強く、思い通りにいかない時は体調を崩されることがありましたね。メンバーさんとの交流を通して少しずつ表情が柔らかくなり、自分と向き合うようになっていかれました。何事も全力投球でやってきたので「力を抜く」事に慣れず、逆にモチベーションが下がってしまう時期もありました。スタッフと相談しながらモチベーションが下がらばない程度に力を抜く、自分の容量を把握する、一人で抱えず周りと相談しながら作業を進める、時には任せてみるを意識し、取り組んだことで少しずつ自身にあった「仕事」の進め方が分かるようになりましたね。成功体験を重ねていくことで復職への自信にも繋がりました。
復職されたあとも一人で抱えないよう周りと相談しながら業務をこなしてくださいね。
しばらく暑さが続くようですのでくれぐれもご自愛ください。

 

 

 

 

 

2019-08-26

自立支援

第6病棟では、患者さんへの自立支援として、院外の付き添い外出を行っています。患者さんは、病状により外出ができない方、地理に不安がある方が居ます。また、一人での外出はできない方も居ます。外出をする事に色々な事情がある患者さんへの援助が必要となります。そのため、看護師が付き添い、患者さんが早期に一人で外出が行えるように支援を実施しています。最初は外出ができない患者さんや、外出しても買い物ができない患者さんも、支援することにより一人で出来るようになってきます。できないことを克服すると、患者さんは自信がつき、活気も出てくるようです。これからも、患者さんの援助となるように取り組んでいきたいと思います。

2019-08-19

社会技能訓練

今回は、当院開放病棟で週に1度行っている「SST(社会技能訓練)」の最近の活動をご紹介します。このプログラムでは退院後の生活を視野に入れ、地域でより過ごしやすく生活できるようコミュニケーションの向上を目指した取り組みを行っています。プログラムでは、毎回1つのテーマ、例えば「上手に断る」、「わかりやすく言いたいことを伝える」、「会話を続ける」などに沿って、どのようにすれば上手くコミュニケーションできるのかを学び、練習していくことを中心に行っています。

まず獲得したいスキルについてコツをお伝えし、それを実際にはどのように使うのか、具体的な場面を設定してお見せします。例えば、「上手に頼む」というテーマでは、この時期多くの患者さんが病室のエアコンの温度を上げたり下げたりしたい時に躊躇してしまうということだったので、そういう場面を設定しました。実際のやり取りを目の前で観察した後、患者さん同士がペアになって同じ様にそのスキルを使ったやりとりを実践します(ロールプレイ)。その際、参加者同士でよかったところを見つけ、コメントを出し合います。例えば「伝え方が柔らかい」、「間の取り方が絶妙」、「視線が合っていた」などのコメントなどがあがります。こうしたフィードバックがあると、患者さんは「これでいいんだ」という自信を得ることができます。このようにグループで取り組むことで相互作用が生まれ、お互いの力を高められることが期待できます。また、できたら日常生活の中でもスキルを実践するように促し、次の回ではその成果を報告し合います。

このように患者さんが毎回楽しくSSTに参加できるように心理士や看護師で力を合わせてやっています。